オロのクラウドソリューション事業部では、「ホワイトカラーの生産性向上」を実現するソリューションとして、クラウドERP「ZAC」を開発・提供するSaaSビジネスを手掛けています。
■ERPとは?
企業の基幹業務を統合して「ヒト・モノ・カネ・時間」といった経営資源を可視化し、計画的に活用できるようにする「羅針盤」のようなシステムです。(ERP・・・Enterprise Resources Planning)
もとは大企業向けに開発されたソリューションでしたが、日本企業の99.7%を占めている中小ベンチャー企業にこそ「羅針盤」は必要であり、オロは「ホワイトカラー×中小ベンチャー企業」向けのERPパッケージとして「ZAC」を開発しました。
■ホワイトカラーとは?
「ZAC」が対象としているホワイトカラーとは、成長性の高い「プロジェクト型ビジネス」を手掛けている企業です。案件・契約・プロジェクト単位で業務を遂行しているのが特徴で、プロジェクト単位での予実管理、人員管理、コスト計算、収支管理を「細かく・正しく・リアルタイム」で行わなければ正しい経営判断が行なえません。
■プロジェクト型ビジネスに該当する業種
●システム業(SIer / SaaS・ASPサービス開発 / システム受託開発 / アプリケーション・ソフトウェア開発など)
●広告業(リサーチ / 広告制作 / 広告代理店 / PR / プロモーションなど)
●クリエイティブ業(Web制作 / コンテンツ制作 / ゲーム制作 / 映像制作 / デザインなど)
●士業(弁護士法人 / 税理士法人 / 行政書士法人 / 社会封建労務士法人など)
●コンサルティング業(IT/システムコンサルティング / 戦略コンサルティング / シンクタンク / 監査法人 / 建設コンサルティングなど)
●イベント業(イベント企画 / 空間プロデュース / ディスプレイ制作など)
■課題
このようなビジネスではコストの大半を労務費が占めており、また、労務費は工数による変動が大きい傾向にあります。そのため正確な把握や計算に時間が掛かってしまって、経営判断に遅れをもたらしてしまいます。その結果、『ふたをあけてみたら「赤字」だった』『業務量がアンバランスになっていた』などといった経営 / 働き方の悪化を招いてしまう恐れがあります。
■ソリューション
この課題を「ZAC」が解決していきます
--- すべきことに時間を使えるようになる
「販売管理・購買管理・勤怠管理・経費管理」といった基幹業務を効率的に管理する機能が「ZAC」に統合されているので、現場や業務の情報がスピーディに集約されるだけでなく、入力された情報の活用により業務の短縮化や効率化を実現し、これまでの煩雑な業務フローや無駄な作業から解放します。
--- 可視化によって赤字を未然に防げる
入力された時間やコストの情報をプロジェクトごとに個別原価計算するので、プロジェクト単位での予実管理、人員管理、原価管理をリアルタイムで行う事ができます。発生しうるリスクに事前行動出来るようになるのはもちろんは、現場主導の生産性向上の動きにつながっていきます。
--- 高度な経営モニタリングで経営の足並みを揃える
「ZAC」内に集約された経営データをモニタリングすることで、高度な管理会計に基づく経営判断や売上/利益の未来予測をスピーディに行う事が出来ます。企業経営の安定的な成長を確かなものにしていく、マネジメントシステムが社内に構築されていきます。
<導入事例>
「経営改善・働き方改革の秘訣は『リソース・プランニング』ERP導入で50名規模のイベント会社はどう変わったか」
https://www.oro.com/zac/casestudy/case70.html
■特定領域No,1のERPを目指しています!
対象となるプロジェクト型ビジネスは成長性の高い中小ベンチャー企業に多く、ターゲットとなる会社の数はどんどん増えています。技術的参入障壁の高さも合ってこのマーケットに対して統合管理システムを提供している企業は数少なく、また問題解決力の高いソリューション提案・導入支援コンサルティングによって順調に事業成長を継続しています。
今後も「モノ・ヒト」の力を最大化していくことで、特定領域におけるNo,1クラウドERPのポジションを確立していきます。