【プロサッカー選手を諦め営業へ】 9歳から始めたサッカー。 高校はスポーツ推薦で地元兵庫県の強豪、神戸弘陵学園へ進学。 キャプテンを務め、最後の県大会は準優勝を飾り、 個人としては、県の優秀選手に選出されました。 大学もスポーツ推薦で駒澤大学へ。 卒業後も社会人チームに所属し、プロを目指してプレーを続けました。 社会人チームに所属したときに自分の中で決めていたのは、 「2年で上(プロ)の道へ進む。それがダメなら、別の道でプロを目指す」 というルール。 2年間、必死にやりましたが、 プロへ進むことはできませんでした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 幼少期からのプロサッカー選手という夢が絶たれ、 人生どこに向かっていいのかすら分からない。 そんなところから僕の就活はスタートしました。 ただ、 ・40歳になったときに輝いている自分でいたい ・サッカーでプロに行ったやつに負けたくない という気持ちだけは強く持っていました。 振り返ると、本当にサッカー一色の人生でした。 当然、社会に出て即戦力になるようなスキルも経験も持っていません。 まずは採用してくれる企業で、一生懸命がむしゃらにやるだけだと腹を括り、 業界や職種は問わずに就活を進めていく中で、出会ったのがインオーダーです。

【夢がないなら探せばいい】 インオーダーでの面接では、 自分はサッカーでは負けたこと、夢がないこと。 そんなことを赤裸々に伝えました。 すると、面接官が一言 「夢がないなら探せばいい。ウチで力をつけて一緒に夢を見つけへんか？」 そう仰ってくれました。 「世の中で働いている人が全員、夢や目標があるわけではない。 ただ、夢や目標があると人生は輝く。 それが今ないのなら、まずは会社という道具を使って力をつければいい。 力がつけば、本当にやりたいことが見つかったときに、 次のステップへ進むこともできるから」 インオーダーへ入社する意志は、この言葉で固まりました。 サッカーではない別の道で輝く自分を創る第一歩にしようと。

【入社後の壁】 2017年4月。 晴れて社会人のスタートを切りました。 気持ちは最高潮で入社しましたが、すぐには結果は出ません。 同タイミングで入社した1つ年下の新卒より成果を出せず、 新人同士で特定期間の業績を競う社内のキャンペーンでも最下位。 情けなくて、悔しくて、恥ずかしくて。 サッカーでも上手くやってこれたので、営業も何となく上手くできるんだろうな という根拠のない自信がありましたが、全く歯が立ちませんでした。 ようやく結果を出せたのは、入社から1年半後の冬のこと。 自分は誰からも必要とされていないのではないかと考えてしまうほど、 この1年半は本当に人生で一番辛い日々でした。 それでも歯を食いしばって頑張れたのは、 「ここでやる」と決めた自分との約束と「もう負けたくない」という意地でした。

【変わるきっかけ】 当時の僕の仕事のスタンスは、 ただお客様の要望通りに仕事を"受ける"だけでした。 成長を感じられない日々。 まだできることがあるんじゃないか。 そう思っていた2019年冬、とあるお客様と出会います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 初めて担当させていただくことになった企業の社長様。 「で、いくらなん？」 商談の場で席につくなり、開口一番に広告の掲載料金のお話をされました。 今までの僕であれば、「これくらいです」とすぐに料金を伝えていましたが、 今回は「ちょっと待ってください。貴社のことを聞かせていただかないと、 ベストなプランがご提示できません」と言い切ることができました。 このままではダメだ。という強い気持ちを言葉にして 相手に伝えることができたと、自分の中で明確に変化が分かった瞬間です。 すると社長様は 「この採用が、会社の次の成長の第一歩目になる。それくらい大事な採用なんや」 と会社の事業課題や採用課題、 将来の展望について熱く話してくれました。 その想いに呼応するように、僕からも正直な意見や提案をぶつけました。 そうしてベストだとお互いに思える作戦を練りました。 結果、無事に狙った通りの方を採用することに成功しました。 社長様は「これから一歩、二歩と進めそうやわ」と喜んでくださり、 その後も、事あるごとに相談をいただける関係性を築くことができました。 自分の意見を言うということは、真剣に考えているよという意思表示。 浅い関係のままでいいなら、何も言わなくても良い。 ただ、本当に信頼関係を築きたいなら、伝えないといけない。 そんなことを体感できた仕事でした。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 僕がインオーダーにいるのは、やりたいことを見つけ、叶えるためです。 入社して5年。とにかくがむしゃらに取り組んできました。 そして、将来自分は何がしたいんだろう。40歳になったときにどう輝いてたいんだろう。 サッカーでプロになったやつに負けないってどういうことだろう。と 就活を始めたときの気持ちに、毎日自問自答を続けてきました。 分かったことは、夢はいつか見つかる、どこかに落ちている思っていても、見つからないということ。 自分で意味をつけて創り出すしかないんだということです。 仕事を通じて、お客様や社内のメンバーとのやりとりを通じて、 大事だと思うこと、人としてカッコいいと思うこと、どうあるべきかということを 考える機会が格段に増えました。 そして、5年前には何にも描けなかった、"やりたいことのカタチ"が、少しずつ見えてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 今「やりたいことがない」と焦っている方。 インオーダーで一緒に探しませんか？ 見つかったときに、そこへ向かえるだけの力をつけませんか？ 僕がそうだったように、本気で夢を見つけたいと想うのであれば、 インオーダーほど良い環境はないと思いますよ。 一緒に夢を探そう！