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自分の市場価値を高める
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10年前、当時18歳。
高校を卒業し、周りの友人が大学へと進学するなか
役者の道を選択しました。
決めていたことは1つ。
大学生が卒業して社会人になる22歳までに
役者として生計を立てられなければ
役者の道を諦めて正社員として働く。
そう決めてスタートした役者人生。
最初の1年は役者としての収入はゼロ。
アルバイトで生計を立てつつ、
稽古に励むこと3年。
やっと役者として生計が立てられるようになりました。
しかし、区切りとして決めていた
22歳が近づくにつれ
このまま役者の道で生きていくのか、
それとも別の道で生きていくのか、
考えるようになりました。
本番前日の夕方に現地入りし、
深夜4時頃まで稽古。
翌朝7時から準備や最終稽古を行い、
本番が終わるのは夜。
この不規則な生活を40歳、50歳になっても
続けていけるのだろうか。
自分の先を考えたときに
1度、違うことに挑戦してみようと決意し
就職活動を始めました。
100社以上に書類を送り、
面接まで辿りつけたのは
たったの3社。
『学歴なし』『職歴なし』
予想はしていましたが、
自分がいかに市場に求められていないのかを
突きつけられました。
だからこそ、20代は
“自分の市場価値を高める“ことに
注力しよう。
まずは3~5年、経験を積んで
次、転職するときには
どこでも選択できる自分になろう。
そう決めて、
インオーダーへ入社しました。