"今、本当に必要な「まちづくり」とは何か。"
今、地域にはたくさんのまちづくり会社が入り、ワークショップやブランディングを行っています。
でも、本当に地域でも求められるのは、そんな上部だけの手法ではなく、持続性を高めるために、稼げる「魅力的な事業」をつくることなのではないか。FoundingBaseは、地域に稼げる「魅力的な事業」をつくることこそ、地域の未来を創る一手だと信じ、2012年から全国各地で事業作りに取り組んできました。
今回のFoundingBase meetupは、新潟県三条市という町で"「働く」をUpdateする"という切り口から事業づくりに挑む、大脇 政人がゲスト。大脇の人生と、彼が取り組む新潟県三条市の事例も交えながら、地域×事業づくり×キャリアを考えます。
▽ものづくりの町から、「働く」をUpdateする
ものづくりの町として有名な、三条市。たくさんの企業が存在する一方で、他の地域と例外なく人口減少と高齢化が進んでいる。これから日本は、一人当たりの「価値」というのが相対的に高まっていく時代に入ります。そんな時代だからこそ、人を大事に、人が「働きたい!」と思える地域を、この三条からつくること。それが広がっていき、日本の地域に存在する企業が、さらに元気になる。そんな夢を描いています。
▽未来の町長とともに
「僕は30歳でこの町の町長になる。そのために、大学で学び、またここに帰ってくる。」そう言って、大脇が地元の島から飛び出したのが18歳の時。新卒で入社し、3年半勤めた大手ベンチャーを退職し、現在はFoundingBaseのメンバーとして大分県の豊後高田市で活動しています。
人口2,400人の日本海に浮かぶ小さな島。コンビニも、駅もない。夕張の次に財政破綻をするんじゃないか、と言われ続けてきた場所で育った大脇。
彼は、なぜ大手ベンチャーを離れ、FoundingBaseを選んだのか、「地域で事業をつくる」ということのリアル、そして彼が見据える未来とは。