「全ての子どもがその子らしく生きることができる会社を創る」
このことを目標に、私たちは小児在宅医療を提供しております。
成人の場合とは大きく異なる小児在宅医療ですが、在宅輸血や人工呼吸器など、初めての症例でも様々な課題を一つ一つクリアしてきたことで、医療依存度の高い子どもたちを迎えることが出来ています。
また、医療に限らない、以下のような課題・役割も担っていると考えています。
・必要な支援に繋げる「ハブ」
教育機関や療育・福祉機関、保健・行政機関などとも積極的に関わり、あらゆる面から在宅生活の全てをサポートしていくことで、医療に限らない、価値ある時間を提供しています。
・「在宅医療」という選択肢の創出
様々な機関と積極的に関わり、丁寧な診療を続けることで、病院にとっても患者にとっても安心できる医療を提供しています。そして、多くの病院にとって安心できる紹介先となった結果、以前よりも退院のハードルが下がり、在宅が想定外だった子どもたちにも「在宅医療」という選択肢を生み出すことが出来ました。
・小児在宅ネットワークの拡大
他の小児在宅医療機関と繋がり、症例を共有することで、医療ネットワークを広げることが出来ています。また、医療法人社団ときわで学んだ医師が一人でも多く輩出されることで、小児在宅医療の地域格差を減らし、より多くの子どもたちが自宅で過ごす時間を増やすことができると考えています。