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Tamaki Teppei
横浜国立大学博士課程前期(修士)卒。大学では有機物を対象に分子構造解析(量子力学、分子動力学)を用いて物性情報をコンピュータシミュレーションから予測する研究を行い、米国コーネル大学にて研究活動も行った。 卒業後には、CAE業界のHPCプログラマーとして半導体製造シミュレーションソフトの開発業務を経験。その後、画像検査装置ベンチャーのナビタスビジョンソリューション(株)に移り印刷業界向けの画像検査ソフトウェアの開発を担当し、設計製造から販売広報までのマネジメント業務を経験する。 2018年にタクトピクセル(株)を創業すると同時に大学院博士課程後期へと進学し、印刷業界向けの人工知能・機械学習ソリューションの事業立ち上げと応用研究を行っている。 小中学時代に初めてWindows 95のVisual C++プログラミングに触れ挫折。それでも当時話題になっていたActive Basicにも取り組んだが挫折。高校時代は化学(有機物、高分子)系の素材研究に憧れてその道を志す。 大学の専攻は化学であったが、在学と同時にWebシステム開発企業でアルバイトを始めその後7年間、Visual Basic 6.0を入り口に、Perl, PHP, C/C++等のプログラミングを再開した。当時黎明期であったCMSを一通り扱い、Xoops, Joomla!, Movable Type, WordPressを使用した企業Webサイトを制作した。中でもWordPressの出来の良さに惚れ込みDreamweaverと連携した独自の更新システムを開発した。 それでも化学を志す気持ちは変わらず、大学院にて Computer Chemistry(コンピュータ化学)の領域に進み、FortranやPythonを主に使用し低レイヤーの開発や数値計算のアルゴリズム開発を経験した。その際にタンパク質や糖鎖の構造解析の研究テーマで米国に留学する。大学卒業後はCAE業界のソフトウェア開発に従事するも、多くのユーザーに直接価値を届ける開発に魅力を感じて化学分野を諦め画像検査装置メーカーに移る。そこでは低レイヤーの数値処理は優秀な画像処理ライブラリに任せられたため、主にUIやアプリケーションレイヤーの開発を行う。C#.NETをベースに素晴らしいIDEに発展したVisual Studioを使って製造業務用には珍しいGUIにこだわったWPFアプリケーションを開発した。 機械学習分野は、分子動力学シミュレーションから導かれた膨大な数値結果を解析するために大学研究時に利用し、深層学習はタクトピクセルの創業時期から取り組んでいる。分子動力学計算では量子力学モデルを取り入れているか否かの計算の前提がよく議論になる一方で、量子力学計算においては数学モデルを基盤にする余り物理を無視しすぎている、という議論があった。深層学習は、還元主義的な思想からシミュレーション技術者を開放し、それでいて数学的にエレガントな誤差逆伝播の仕組みに惚れ込み、この技術は世界を変えていくのではないかと考えるようになる。 現在はタクトピクセルを創立し事業の立ち上げに取り組んでいる。
【代表インタビュー】印刷業界に、深層学習で変革を起こす ―― まじめにコツコツ、タクトピクセルの戦い方
Tamaki Teppei's story
タオ グエン
クラウドサービス型オンライン校正検版ツール proofrog (プルーフロッグ)
印刷工場のための画像認識クラウドプラットフォーム POODL (プードル)
デザイン入稿時の課題
印刷製造現場には私達のやるべきことが沢山あります
2019年3月に桜木町駅前に移転しました。広くて明るい!
印刷現場の深層学習技術の活用はまだまだこれから
Company info
Founded on 01/2018
6 members
神奈川県横浜市中区桜木町2丁目2-9 港陽ビル4F