inaho株式会社 members View more
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キヤノン株式会社にて14年間LBPのメカ設計に携わる。
コンセプト設計から量産立ち上げまでの多岐に渡るフェーズに携わる。 -
University of British Columbia 大学院博士課程にて、実験素粒子物理学の研究に従事し、博士号(Ph.D. in Physics)を取得。
帰国後、株式会社Nextremerに入社、画像解析や深層強化学習、深層学習を用いたロボットの制御など、機械学習・深層学習に関連した研究開発を行う。
その後、inaho株式会社にjoin。開発責任者として自動野菜収穫ロボットのハードウェア・ソフトウェアの開発・設計全般に携わる。
What we do
inahoは、自動野菜収穫ロボットの開発に取り組むスタートアップです。
【動画】
https://youtu.be/xSjU_SrSBp0
【解決したい社会課題】
農業に従事されている方の負担となる、人の判断が必要な野菜の収穫作業を”AI”と”ロボティクス”でサポートし、安定的で効率的な生産の実現や人手不足といった農業経営の課題を解決することを目指しています。
【事業内容】
テスト導入中のアスパラガスの収穫ロボットを皮切りにトマト、イチゴ、ピーマンなどの「選択収穫野菜」の収穫ロボットを開発し、収穫をサービス※として提供していきます。
※初期投資ゼロでロボット導入が可能なサービス型『RaaS(ロボット・アズ・ア・サービス)』
【参考記事】
・ICCピッチコンテストでのプレゼンテーション動画
https://youtu.be/Qj5QmRk3j2Q?t=3083
・農業の高齢化に救いの手を!自動野菜収穫ロボットを"RaaSモデル"で提供する「inaho」(ICC FUKUOKA 2020)【文字起こし版】
https://industry-co-creation.com/catapult/56223?fbclid=IwAR2V4XmA2Qq5D__IFIiCvhJDvmBCaDBBDY_XckScC6wwy9e2ejNNpcjN8cY
・ここまで進化した自動野菜収穫ロボット
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/18857
・ワールドビジネスサテライト
https://www.tv-tokyo.co.jp/plus/business/entry/2019/020162.html
・STARTUP DB MEDIA 弊社事業掲載記事
https://media.startup-db.com/interview/inaho-hisiki
・NATURE & SCIENCE
AIとロボットが農業を担う日 ~ロボットは販売しない/RaaSモデルとは~
https://nature-and-science.jp/inaho/#page-1
【メンバー取材記事】
Senior Technical Architect
BBC News(UK):inaho自動野菜収穫ロボット紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=pnEH9byRiG8&feature=youtu.be&t=404
メカ設計エンジニア
日経新聞一面:社会人半ば40代 スキル磨き新舞台(働き方進化論)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51594870Q9A031C1MM8000/
アグリコミュニケーター
ノウカノタネ:クリエイティブとは楽しむ時間である【inaho株式会社】
https://mintane.com/pod/2019/09/22/206/
ヒューマンキャピタルOnline:ロボットが生んだ新しい仕事 inaho新職種の姿 ~アグリコミュニケーターとは~
https://project.nikkeibp.co.jp/atclhco/050900045/060500003/?P=1
エンジニア3名インタビュー
fabcross:野菜の収穫をロボットで自動化——inahoが目指す農家とロボットの共存社会
https://fabcross.jp/interview/20190701_inaho.html
Why we do
# MISSION
- 時間を作り選択肢と可能性を届ける
# VISION
- 人がやらなくて良いことはテクノロジーで
- やりたいことができる時間を作る
- 農業の未来を変える
inaho株式会社は 「時間を作り選択肢と可能性を届ける」 というミッションのもと、人がやらなくて良いことはテクノロジーで代替し、本来人がやるべきこと、やりたいことに時間を使える社会を創ることを目指しています。
現在取り組む農業の現場では、選択収穫野菜の収穫判断を人が行っていますが、ロボットで代替できれば人間はその生まれた時間でより美味しい野菜を作ること、家族との団らん・身体を休めるなど本来人が「やるべきこと」 や 「やりたいこと」に時間を使うことができます。
農業にテクノロジーが入ることで在り方を変え、農業の辛いイメージを払拭していき、農業がもっと身近になるように。先人方の知恵と現代のテクノロジーを融合し、農業のより良い未来を目指します。
AIが人の仕事を奪うと危惧する声もありますが、本当にそうでしょうか。AIやロボットによる自動化によって生まれた時間で、人はより創造力を発揮することができると私たちは考えています。
農業分野に留まらず「時間を作り選択肢と可能性を届ける」ために挑戦し続けます。
# Value
- NOSA (Not Only Speed but Acceleration)
速度でなく加速度を大事に。
- ABW (Aim Bug way)
バグ技を繰り出せ。
- TWYH (think with your head)
安易な言葉に飛びつかずまず自分で考えること。それを伝えることを怠らないこと。
- Onsite PDCRA (onsite plan do check reflect action)
現場で観察する。仮説を立てて検証する。結果を受け入れて省みよう。
農水省の調査によると、日本の農業従事者は2018年に175万人まで減少しており、今後10年でさらに半減することが予測されています。その中で、キュウリ、トマト、ナス、アスパラといった人が収穫の判断を行う必要のある野菜は、人手がボトルネックになり効率化が進まず、過去20年で生産性が上がってきませんでした。弊社はそこに大きなビジネスチャンスを感じています。
収穫判断をAIで行い、ロボットにより収穫を自動化し、複数種類の選択収穫野菜を最小カスタマイズの1台で収穫するというコンセプトです。
また、ロボットは販売せずに無償で提供、収穫量に応じて課金するRaaS (Robot as a Service) というサービス型で提供する予定です。1台のロボットが年間で稼働し、収穫期のズレた野菜を取り続けることで早期に回収でき、収穫作業時に取得したデータに基づいて生育改善や収穫量の予測をたてることで、適切な流通や金融を提供し生産コストを下げていくという企みです。
AIによる自動化、食料の価格が下がることで生きるための仕事が減り、人に時間を生み出し『選択肢』と『可能性』を届けていきたいと考えています。
How we do
【会社について】
2017年1月17日に創業。鎌倉本社、2019年1月、佐賀県鹿島市に支店をオープンしました。
【現場主義】
農地で動くロボットのため、積極的に現場へ足を運び、観察や農家さんの声を聞くようにしています。そこでの洞察や試験を通して、屋外で自然物を扱うという難しいタスクをロバストにこなせるロボット開発を進めています。
【メンバー】
創業から約1年半、共同代表2名で活動していましたが、2018年夏より採用活動を開始し、大手メーカー、AIスタートアップ出身者が続々と参画し始めてくれています。
【ピッチコンテスト】
・NTT東日本アクセラレータープログラムDemoDay 最優秀賞
・Plug and Play Japan(IOT部門) 優勝
・Mizuho Innovation Award 受賞
・富士通アクセラレータプログラム 第7期ピッチコンテスト最優秀賞
・ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」優勝
・MURCアクセラレータ LEAP OVER 第2期 最優秀賞
・X-Tech Innovation 2018 で最優秀賞
・TechCrunch Tokyo 2018スタートアップバトルでIBM BlueHub賞 PwC賞
・TECH PLANTER 2018 アグリテックグランプリ 三井化学賞
・StarBurst 4thDemoDayにてクックパッド賞
As a new team member
ロボティクスエンジニアは、移動体やロボットアーム、システム全体の制御ソフトウェアの設計、実装を行ってもらいます。また必要に応じて、機械、電気、CV/AIエンジニアと一緒に課題を解決するための方法を模索します。そのため、ソフトウェアだけではなく技術分野横断的な知識やスキルを必要とします。
自動野菜収穫ロボットは次のような技術からなります。
・自律走行する移動体
・対象物を収穫するロボットアーム
・収穫対象かどうかを判断する画像処理技術
・環境や状況に応じて柔軟に処理を行う制御ソフトウェア
農場では製造業のように常に環境が一定といった状況は少なく、作業対象の形状や位置がすべて異なり、また多種多様な障害物などが存在します。このような場合において、どのような環境データが必要であり、それをどのように活用すれば安定した野菜の自動収穫を実現できるか、その方法を開発することが業務の目標になります。
【業務内容】
- ROSを使った自律制御システムの構築
- 画像データなどを活用した移動体のコントローラー設計・実装
- 高速、ロバストなロボットアームの軌道生成
- 野菜収穫におけるロボット技術のリサーチと分析
- 保守性・拡張性の高いソフトウェアの設計
- 農場での実証実験
【必須要件】
- PythonまたはC++によるソフトウェア開発経験(両方使えれば尚良)
- ROSの使用経験
- 数学・物理の基礎知識(幾何学、線形代数、微分・積分、統計学、力学)
- Linuxの使用経験
- ロボットアームの運動学、動力学、制御に関する知識と経験
- ロボットアームの動作計画、軌道生成に関する知識と経験
- 英語文献の読解力(論文、ROSなどの技術資料)
- 英語によるコミュニケーション能力(日常会話レベル)
【歓迎要件】
- ROSを使った自律制御ソフトウエアの開発経験
- モーションプランニングのアルゴリズム開発経験
- オブジェクト指向プログラミングの知識と経験
- テスト駆動開発によるソフトウェア開発経験
- Linuxの上級スキル
- 並列プログラミングに関する知識と経験
- 制御工学やリアルタイム制御の知識と経験
- 屋外環境で作業するロボットシステムの開発経験
- Visual feedbackによるロボットアームの制御経験
- 車輪移動ロボットの自律制御の経験
- 深層学習や強化学習をロボティクスに応用した経験
- Solidworksなどの3DCADの使用経験
- 画像処理に関する知識と経験
【こんな人と働きたい】
・誠実で、素直にアドバイスを聞くことができる
・自ら工夫して課題解決に取り組める
・要点をまとめて結論から説明できる
・発生している現象を正しく把握し、正しい課題設定ができる
・必要最小限の情報から仮説を立て、立てた仮説に対して検証方法を提案できる
・原因がわかった課題に対して、リスクを理解しつつ対策を立てられる
・既存の設計にとらわれず豊かな発想で設計・検討ができる
・苦しい場面でも粘り強く課題に取り組むことができる
・人を育てられる
・多面的・多角的に思考できる
・周りのリソースを活用しながら課題解決に取り組める
・大局的に物事をとらえ、日程・方針・戦略を立てられる
深層学習やロボットなどの技術を用いて社会における様々な単純労働を自動化・効率化し、労働人口が減少しても成り立つ社会、さらには、ヒトが「労働」から解放され真にクリエイティブなことのみをやっていられる社会を目指すことに共感いただける方を求めています。
・JOBでなくWORK。
inahoの目指す世界を自分のプロジェクト/作品だと思えて、できるまでなんとかやろうと没頭できる方
・自分の範囲以外の全てを自分の事だと考えて取り組める方
(自分の仕事はここまで、この仕事は他の人・チーム・部署の仕事だろうと言い訳をしない方)
・ラーニングアニマル/自分を更新する力のある方
(unlearn学んだ経験したことを忘れる力、前職でワークしたことが必ずしもうまくいくとは限らない、今にアレンジできる力)
【採用条件備考】
※ 詳しい内容については別途面談でお伝えします。
※ 有期契約スタートとなります。
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