AIプラットフォーム事業、AIソリューション事業の2つを大きな柱として、AIビジネスに取り組んでおります。また自社の研究開発にて培った独自技術をコア技術の研究開発にも力を入れています。 (1) AIプラットフォーム事業 AI, 機械学習/深層学習(Deep Learning)の性能を向上するためには何万もの学習データが肝要になりますが、このデータを作成するために膨大な時間が必要です。そしてデータの品質を維持することは非常に難しい課題です。AIの会社なんだからAIでデータを作れば良いのでは？、そう思う方もいらっしゃると思います。 ただ、AIも完成形に近づけばそのAIが判断したデータが使えるのですが、当初AIに於いても人間が利用する以上、人間が期待する回答というものを学習させる必要があります。 グローバルウォーカーズでは、海外にオフショア拠点を設け、約60名体制にてAIデータを専門とする専門部隊(AIデータ工場)を持っています。これらの拠点と連携しつつ、AIデータの精度向上にコミットメントする、こういったビジネスを展開しております。 また、何事にもAIにて精度を高めつつも100%完璧にすることは用意ではありません。そのため海外の安価な人件費との連携により、AI-OCR (文書のデジタル化)に於いては、自社の開発した文字認識エンジンを利用しつつ、人が文書の間違いをチェック/修正するといった、文書のデジタル化業務をシステム提供のみならず、サービスとして提供しています。 (2) AIソリューション事業　 グローバルウォーカーズはもともとはAI技術のスタートアップです。ただそのビジネスの過程にて、プラットフォームサービスを生み出しました。AI技術に於いてはCTOのリードのもと、動画像処理、自然言語処理といったテーマに対して新しい技術を創出しています。それらの技術は自動車会社、セキュリティ会社等、様々な製造業の法人顧客を中心として引き合いを頂いています。 グローバルウォーカーズは技術的にも先進的なことに積極的な取り組みをしておりますが、自社のプラットフォームサービスとの相乗効果により、AIの精度をコミットして仕事を請ける、そういったスタイルでの提案も進めています。