吉本興業は2019年で創業107年の老舗企業です。日本人なら誰もが知る「お笑い」の会社……のように思えますが、その実態は「Laugh&Peace」を掲げる、総合エンターテイメント企業です。 所属タレントは約6,000人。毎日のようにテレビにスターが登場し、全国に15の劇場を運営し、年間、5,000本以上の番組を制作、500回の記者会見を実施し、25,000回以上のイベントを行っています。 その吉本興業のグループ会社で、デジタル改革プロジェクトであるYOSHIMOTO 2.0 PROJECTを運営しているのが弊社PIFシステムズ株式会社です。

吉本興業は、「Laugh&Peace」（ラフアンドピース）を目指しています。 この言葉は「Love &Peace」（ラブアンドピース）を文字ったものですが、「愛」は「排他性」を生み出します。「自分の愛する奥さんを他の人が深く愛したらどうなるか」を考えればすぐに分かるのですが、物事には多様性があるからこそ、「愛情」は「執着」を生み、「排他」に繋がります。 愛国心と愛国心がぶつかると何が生まれるか。「国益」を追求し、「自国民を守る」となり、戦争が生じる原因となります。なので、もう一度言いますが、「Love and War」（愛することは戦いを生み出す）のです。 しかし、「Laugh（笑うこと）」は、平和を生みます。腹を抱えて笑う状況では、戦いは生まれません。 みんなが笑顔になる瞬間は、平和です。「面白さ」って本当に素晴らしいことだなと。どんなことがあっても、嫌なことがあっても、「笑いあえる」と良い人生だなと思うのです。 いや、むしろ、誰かに笑わせられなくても、どんなことでも、怒らずに笑える状態になれた方が良いですよね。 吉本興業の名物会長であり、ダウンタウンの育ての親とも言われ、天才松本人志さんが尊敬する人物としてあげる大﨑洋社長は、今後の会社の進むべく３つのキーワードとして、「地方」「アジア」「デジタル」を挙げました。 また人生100年時代に突入していく中で、AIやロボットが発達していくことで人生における「余暇」の時間が異常に増えていきます。 また教育の現場などでもエンターテイメントが重視されていくという流れの中で、より、一人一人の人生における「楽しみ」「笑い」を最適化していくかを考えなければならないのは時代の必然です。 そこで、レガシー企業である吉本興業のデジタル化を一気に進めていき、それによってより安価で効率的に、しかし本質的に「笑顔」を多くの人に届けたいと考えています。

吉本のマネジメント部門やプロモーション部門、チケット営業部門、出版部門、NSC部門などから人員が集まり、また電通などの協力会社の皆さんと一緒に会議をしながら、プロジェクトを進めています。

芸能界やエンタメの世界では、「デジタル化」がキーワードになっています。より多くの人たちがモバイルやデジタルでエンタメを楽しんでいる今、それに対応して芸能界も変わっていく必要があると考えられています。そこで、様々なデジタルサービスを打ち出したり、ビッグデータなどを使って、より多くの人にエンタメを届けたいと考えています。 すでにある様々なデジタルサービスの運用スタッフを募集しています。