FRDジャパンでは、高度濾過技術を駆使し、海に依存しない完全循環型の陸上養殖事業を商業化させることを目指しています。
これまでノルウェー/チリ等の寒冷地でしか養殖できなかったサーモンを、アジアでも内陸でも砂漠でも、場所を選ばずに養殖できるようにすることが目標です。
世界でも大型の陸上養殖にチャレンジするプロジェクトは複数ありますが、まだ収益化された事例は知られていません。こうした他の陸上養殖プロジェクトとFRDジャパンの大きな違いは「海水、地下水を使わないこと」です。特許技術である高度濾過技術を駆使し、人工海水の完全循環によりサーモン等の陸上養殖が可能になりました。天然海水や地下水を使わないことで、以下の大きなメリットがあります。これこそが陸上養殖の収益化実現のために必要なことだと考えています。
■海水/地下水を使わないことのメリット
①場所を選ばない
→消費地近郊に立地にすることで、輸送コストを最小限に
②海水からの魚病侵入リスクが無い
→抗生物質やワクチンを使わずに安定生産が可能になる
③海水冷却コストが不要になる
→陸上養殖のネックであった電気代を大幅に削減できる