【和倉温泉 ホテル海望】 http://www.kaibo.co.jp/ 能登半島のふところに抱かれ、日本海にありながら穏やかな内海の七尾湾。その波打ちぎわにホテル海望は佇んでいます。 創業は明治23年。 和倉温泉でもとくに風光明媚な景色からついた海を望むという宿の名のとおり、目の前にひろがる海の眺め、香り、さざめきは、いつの時代も訪れる人をやさしく迎え、能登の旅を深く心に刻んできました。

【従業員年齢が60歳overの旅館】 100名以上の従業員がいますが、その平均年齢は60歳を超えています。 なんとか北陸新幹線による繁忙年は無事乗り越えましたが、高齢化が著しい今の組織体系のままでは、将来は不透明です。 ここを変革せねばと考えています。 【次の環境変化は、先手を打つ】 きっかけとなりそうな、次に起こる環境変化は、インバウンド旅行客が能登までやってくることでしょう。 どこの観光地へ行っても「インバウンド」という言葉が聴こえてくる今、年間100万人程度もの宿泊者を抱える和倉温泉でも...。 と思いきや、実は、和倉温泉へ宿泊する外国人観光客数は全体のわずか「2%」程度しかいないという数字が出ています。また、その20,000人のうち台湾人（台湾に系列店を持つ大型旅館があるため）を除くと、わずか数千人しかインバウンド対象者がいないのです。 東京・京都・広島などの大観光地から、金沢・松本・東北などの中規模都市へインバウンドの流れが来ています。 次は、能登半島のような僻地にも必ず関心が向くはず。 そのときに和倉温泉はどうするのか？ ホテル海望はどうするのか？ 2022年のリブランドを目指しています。 ホテル海望から、昔ながらの「海望館」という名が似合う旅館へと変わっていきたいという想いがあります。

B6f66ca9 9bdd 4316 932f e2f565aae0ad?1510133180年配の方々も参加して旅館の未来を考える会 3e716bd9 80d2 46f9 8d98 a3c7b6f65d51?1510133182（写真中央）海望の未来を背負う宮田さん 110名の従業員がいますが、基本的には「家業」と呼べる経営陣体制です。 従業員の平均年齢が60歳を超えてしまう組織です。 若手社員は少ないですが、海望館へのリブランディングプロジェクトは、29歳の営業／総務部長が中心に動いています。また、この3月には、大手企業で人事経験のある人物を中途採用しました。彼もこの改革チームの一員です。 【年配社員の方々は早くやめるさせるべきなのか？】 決してそうでは無いと考えています。 確かに変化を嫌う傾向があり取っ付きにくいですが、丁寧にコミュニケーションを重ねることでつながりを持つことができます。過去のインターン生の日課に”おばちゃんたちと朝ドラを観る”というものがありましたくらいです。 言語化されていない、彼女たちが持つ「海望らしいおもてなし」を上手く引き継いでいくためには、あえて向き合うことが必要なのかもしれません。 【新しい旅館での働き方】 1つの業務専門で作業的に行うのではなく、複数業務を任せて、経営全体を意識した仕事を若者には任せていきます。 その改革に合わせて、新入社員も複数名募集します。

＜得られる経験＞ ✓インターナル（社内向け）マーケティングに触れる ✓取材力（インタビュー、ライティング、撮影、編集） ✓旅館業および家業の課題、面白さなどの実態 ✓インバウンド観光の現場、プラン設計に関われる ✓課題を見つけ出し改善策を提案するというプロセスを体験できる ＜活動条件＞　 ・2018年9月から4ヶ月程度（10月スタートも可） ・活動支援金支給 ・滞在用の寮あり ・兼業型インターンOK 　https://www.wantedly.com/projects/219489 ＜本インターンの目標＞ ①社内マーケティング 　→ インバウンド本格導入に向けて、社内の人を巻き込みながらハード面とソフト面で体制整備 ②各部署ごとにインバウンド受け入れに向けた改善策出し ③社内報告会 ④インバウンド向け滞在プランの作成、営業 ＜対象者＞ ✓取材力（インタビュー、撮影、編集等）を伸ばしたい方 ✓旅行業、観光業の現場に関心のある方 ✓地域企業の経営革新に携わりたい方 ✓地方の企業へ飛び込み、違った挑戦をしてみたい方