ElecONEは、AIで電力需給管理をスムーズにする自社プロダクト“ElecONE”を開発しています!
社名そしてプロダクトの由来は、「Electricity(電力) × No.1」から。プロダクトを通じて、社会に貢献する。プロダクトに一切妥協せず、無駄なく細部までこだわり抜く。エンジニアひとりひとりがこのミッションを胸に、電力業界No.1を目指しています。
◆電力需給管理とは
小売電気事業者や発電事業者が日々おこなう業務です。電力の安定供給を確保するために需要と供給のバランスを管理します。なぜなら、電力の供給・需要量が同時に同じでないと、最悪の場合に、停電が発生してしまうためです。
管理業務には、需要予測をもとにした電力広域的運営推進機関への調達・販売計画の提出、日本卸電力取引所での取引などが含まれます。
◆電力需給管理ソリューション「ElecONE」
AI×電力需要予測・各種計画作成〜提出、電力市場への自動入札など、必要な業務を全自動化。24時間稼働する電力需給管理の現場を支えます。リリース以後も常にアップデートを続けていて、その機能は大手競合に挑めるほどのクオリティとなりました。
AI機能は需給管理業務のうち、「供給量予測」と「需要予測」、「市場取引支援」の3つに使われています。「供給量予測」は気象庁の地域ごと気象データ等から太陽光発電による電力供給量の予測をおこなうことでより精度の高い調達計画の策定を可能にし、「需要予測」は小売電気事業者が自社の顧客需要精度を高めるためにAIを利用しています。
「市場取引支援」については小売電気事業者が、例えば翌日の、“ある時間”に需給ギャップがある場合、事前に市場で調達をすべきか、あるいは市場調達ではなく事後的な精算をおこなった方が有利になるのかを予測し、判断する支援をおこないます。
また、現在は需給調整市場という新市場への入札と、蓄電池を管理するシステムであるEMSへ充放電を指示するシステムの開発を並行しています。
◆大手競合にも挑める背景
・最新技術を使用
Javaのレガシィフレームワークといった古い技術を用いることが、業界では一般的。一方で私たちは、SPAをはじめとしたWeb技術や、アジャイル開発を導入しています。最新技術をエンジニア自ら取りにいく文化も根付いています。
・高クオリティ&低コスト
自動化やお客様に合わせたカスタマイズ、イレギュラーなど、さまざまな機能を低コストで実現しています。
2016年に「電力の小売全面的自由化」が認められると、発電事業に参入する事業者が増加しました。小さな地域新電力事業者から、需要家件数50万件にのぼる大規模事業者まで、幅広いお客様にご利用いただいています。
現在、「ElecONE需給管理システム」「ElecONE AC(アグリゲーション・コーディネート)システム」「ElecONE CIS(販売管理)システム」3つのElecONEシリーズ開発プロジェクトがあり、2026年にはそれぞれのシステムにおける、大型案件オンボーディングプロジェクトも予定しています。