私たちは、130年以上の歴史を持つ株式会社イシダが培った食品産業の知見と最先端のIT技術を融合させ、食の安全・安心、生産性向上といった社会課題の解決に挑む企業です。2025年3月に創業したばかりの新しい会社ですが、株主である株式会社イシダの安定した基盤と同社がもつ売上高1,774億円(連結:2024年度実績)という実績を背景に、食品業界のDX実現に向けた大きなチャレンジをしています。
▪️日本の食を支える現場の課題に挑む
日本の食品業界は、深刻な人手不足、物価高騰、そして旧態依然としたアナログな労働環境という根深い課題に直面しています。特に、他の製造業と比較しても人員欠損率は約2倍高く、有効求人倍率も高水準で推移しており、人手不足は喫緊の課題です。低温・高温環境での作業や重労働が避けられない現場も多く、労働生産性の低さが賃金水準の向上を妨げ、若年層の就業を遠ざける悪循環を生んでいます。私たちはこれらの課題に対し、ITの力で抜本的な解決を目指しています。
▪️お客様の「わからない」を「できる」に変える伴走支援
食品業界のお客様は、DXの必要性を感じつつも「何から手をつければ良いか分からない」「データがバラバラで活用できない」「DX推進のための専門人材がいない」といった悩みを抱えています。私たちは、これらの課題に対し、単なるシステム導入に留まらず、お客様と共に伴走し、DX推進を阻む様々な障壁を取り除きます。
1. 実行可能なロードマップ策定
曖昧な課題を具体的に要件整理し、お客様の状況に合わせた実行可能なDXロードマップを策定します。
2. データ基盤の構築
イシダグループの知見を活かし、ハードウェアと各種システムを連携させたデータ連携基盤(データハブ)を構築。データ統合・クレンジング技術・セキュリティ/ガバナンス設計を行い、これまでバラバラだったデータを「使えるデータ」に変革します。
3. ユースケース開発と現場への浸透
お客様の現場に深く入り込み、お客様の課題にあわせたソリューションを提供(ユースケース開発)。お客様内で暗黙知となっているノウハウを形式知へと転換し、その効果を定量的に可視化することで、DXの成果を最大化します。
▪️現場を知り尽くした「ハード×ソフト」の一貫対応
当社の最大の強みは、130年以上にわたり食品製造現場を支えてきたイシダグループのハードウェア技術と、私たちの最先端IT技術を融合させた「ハード×ソフトの一貫対応」です。特に、製造の最終プロセスを担うイシダの機械が持つデータは、工場の「成果」を示す信頼性の高い情報源です。私たちはこの最終データを起点に、工場内のあらゆるデータを連携させ、トレーサビリティを確保し、生産性向上に貢献します。設備からのデータ収集のノウハウを持つため、他社製品でも対応可能。包括的なDX支援を実現しています。
▪️食品工場DXに特化する意味
多くのIT企業が網羅的に様々な業界を対象とする中、私たちは「食品業界」に特化しています。これは、食品工場独自の厳格な衛生管理、生産プロセス、そして「食」という人々の生活に欠かせない社会貢献性への深い理解があるからこそです。特定のドメインに深くコミットすることで、真に現場に寄り添った、実践的なDXソリューションを提供できる点が私たちの独自性です。
私たちは、データとITの力で日本の「食」の未来を創造し、社会に貢献できる企業として確固たる地位の確立を目指しています。