Folka株式会社は、一人でも多くの方に最新の心理療法を届けることを目指して、2020年に設立された会社です。 ■企業概要■ 代表である吉田は精神科医/産業医であり、依存症、マインドフルネス、産業保健を専門に活動しています。立ち上げ以来、マインドフルネスの講座提供、および産業医業務の二柱で事業を展開してまいりました。 2023年から「依存症治療用アプリ」プロジェクトを進めており、現在はAWS・Laravel・Flutterで開発中です。グループ療法を再現すべく、近年発展の著しいLLMも体験の中に組み込み、安全性、信頼性を検証中です。 ■依存症治療アプリについて■ 甘いもの・アルコール・タバコ・買い物・ネットなど「何となく手が伸びてしまう」「やめられない」モノから抜け出し、「自ら依存先を選べるようになる力」を身につけるお手伝いをします。 ▍成長性 アメリカ・ドイツを筆頭に、医師が薬を処方するのと同様にアプリケーションを処方できる国が増えています。日本でもすでに3つのアプリが薬事承認されていますが、10年後には数十のアプリが市場に投入されていると考えられます。 ▍今後の展望 臨床研究と治験を経て今後5年以内の薬事承認を目指します。 また、当アプリから派生させる形で、産業保健領域や依存状態にある一般の方向けのサービスもつくり、先行して展開する予定です。

■ミッション■ 『やめられない』から抜け出し依存先を自ら選ぶ力を身につけるお手伝いをする ▍「何となく」から抜け出す第一歩 何となく過ごすことで、無意識にお菓子に手が伸びて食べ過ぎたり、タバコを何本も吸ったり……。 私たちは、その「何となく」無意識に過ごしている部分に意識を向けて、自分の中に何が起きているのかを観察できるように促します。 例えば、ストレスに対するイライラを和らげようとしてお菓子やタバコに手を伸ばすのではなく、イライラしていることに気づき、別の選択肢を長期的な目線で自分で選択し、行動できるようになるノウハウを提供していきます。 ■起業から今につながるストーリー■ 認知行動療法が保険適用になってから14年が経ちますが、心理療法が多くの人に行き渡っているとは言えない状況が続いています。生きづらさを抱えた人が精神科を受診しても、薬が処方されるだけというケースが少なくありません。 まず、特定の疾患に対して心理療法が保険適用になっていますが、診療報酬は安価に設定されており、今もカウンセリングは自費診療で行われていることが多く、またカウンセリングは10回以上受ける必要があることが多く、合計で6万円〜10万円ほどかかります。 そして、心理師が認知行動療法を提供には、長期の研鑽が必要です。心理士個人にかかる負担は大きく、同療法を実施できる人は少ないまま。実施できる人がいてもコストがかかるため、なかなか広まらないという背景があります。 こうした一連の状況に対して、デジタルの力で心理療法を広めらる方法を模索し続け、会社を立ち上げました。

■事業の特徴■ 強迫性障害や不安障害、うつ病など、諸症状に対するアプリケーションを開発する会社はありますが、完全に同じものは存在しないと考えています。 ・その道を極めているからこそ、できること 代表は依存症を専門としており、一般的な精神科医では扱いが難しいケースの治療にもあたっています。 治療用アプリの開発においても、アルコールの「減量」ではなく「断酒」に導くサービス設計を組んでおり、中等症から重症患者の治療で効果を期待できます。 ・時代の先を行く治療方法を模索 「第三世代認知行動療法」の別名を持ち、効果があるとされる「マインドフルネス」をサービスに取り入れています。 実践には研鑽が必要な領域ではありますが、海外でマインドフルネスの講師養成講座を修了した代表の存在を強みに現場で導入。最先端の心理療法をアプリ化中です。 ■Folkaの日常■ 開発を2名の業務委託メンバーと代表の計3名で担当し、デザインはフリーランスのデザイナーに依頼しています。 勤務は完全フルリモートで、普段からエンジニアやデザイナーとディスカッションを重ねながら進めています。今回入社する方も、柔軟に動いていただければと思います。

■募集内容■ 治療用アプリの開発を加速させる、CTO候補を募集します。 メインの業務は、サーバーサイドに立脚した全体的なシステム構築です。 アクセス集中によるサーバーダウンの防止・万全のセキュリティ対策など、サーバーサイドをきっちり設計しながら、Flutterを扱うクライアント側のディレクションも担っていただきます。 ▍勤務形態 フルリモート、週3日〜 ▍技術要素 ・サーバー：AWS（App Runner、S3、RDS） ・フロントエンド：Flutter (iOS, Android) ■仕事の醍醐味■ ・時代の先を行く技術、学びに触れる喜び 治療用アプリはまだまだ希少な存在であり、新しい治療のあり方を生み出し、プロダクトをつくり上げていける点が醍醐味です。ヘルスケア領域の開発経験を積みながら、最先端の心理療法も学ぶことができます。 ・将来のスタンダードをつくる醍醐味 日本でも、さまざまな診療科の医師がアプリを処方して、複数個のアプリが稼働する日もそう遠くはありません。時代のスタンダードを先取りできる点も、この業界で働くからこそ得られるやりがいです。 ■求める人物像■ ・周囲とコミュニケーションを取りながら業務を進められる方 ・自身の意見に固執せず、柔軟性高く開発に臨める方 ▍必要条件 ・AWSの全体的なシステム構築、およびセキュリティの構築経験 信頼性が必要とされる業務レベルのプロダクトを、メインで開発したことがある方を求めています。 私たちの事業に興味を持っていただけたなら、まずはお話してみませんか？ 「話を聞きに行きたい」ボタンからのエントリーをお待ちしています！