私たちKBEは、仕事環境を改善することでヒューマンリソースの最大化を目指すベンチャー起業です。自社プロダクトである、マネジメント支援のAIアシスタント「researcHR」を開発しています。
researcHR(リサーチャー)とは、多くの企業でコミュニケーションのプラットフォームとして活用されているTeamsやSlackに組み込むことで、組織内で「誰が・何を知っているか」を把握することができる人事管理システムです。ありがたいことに、Microsoft認定ソリューションにも選定いただきました。
【会社紹介】
・人事管理システム「researcHR」、Microsoft Teams版をリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000068498.html
・researcHR紹介動画
https://youtu.be/nH17rjDzuhs
■事業内容■
・コンサルティング事業
・researcHRの開発・運営
経営学に「トランザクティブ・メモリー」という用語があります。これは、組織内で「誰が・何を知っているか」を把握すること。トランザクティブ・メモリーを最大化することによって、メンバー同士が互いの強みを活かしあって働くことができます。私たちのresearcHRは、情報の共有や把握によって、組織力を向上するマネジメントDXツールです。情報の散財や共有不足によって発生する無駄やストレスをなくし、強い組織をつくります。
■researcHRでできること■
・新しいツールの導入の必要なし!
researcHRはTeams/Slackにプラスするアプリケーションです。いつも使うTeams/SlacKにresearcHRが出てくる仕様なので、UIも変更されません。「新しいツールを使ってもらえない」問題が発生しません。
■researcHRの主な機能■
◯01 AIが自動でメンバーの状況を定期収集
メンバーにDMでAIが回答を依頼します。今日はどんな業務をしたか、進捗はどうか、などの情報が自動で収集されます。
◯02 メンバーからの回答はチームのチャンネルにまとめられます
情報を部署別に自動で整理してレポート化します。このチームはどんな状況なのか、社内の誰もが把握できるほか、会話の起点にもなります。
◯03 データはすべて蓄積され、検索もTeams/Slackで完結
researcHRによって、社内の情報が蓄積され、いつでも検索できます。フリーテキストの「あいまい検索」が可能なので、「あれなんだっけ」がすぐに見つかります。
◯04 データでメンバーの活動量を把握
ダッシュボードでユーザー別の利用状況・活動量を把握できます。
◯05 AIが投稿内容から課題を検出 最適な担当者をマッチング
AIが投稿内容を分析して、スキルや課題をタグ付け、最適な担当者が提案されます。
■既存のツールにプラスするから「使ってもらえる」■
researcHRのような情報共有のためのツールは、世の中にたくさんあります。どのツールも本当に使いこなせれば素晴らしい機能を備えています。しかし、多くの企業さまからお話を聞くと、「社内DXのためにツールを導入しても、使われるのは最初だけ。結局アナログな方法に戻ってしまう、活用されない」というご意見がとても多いです。
researcHRはTeams/Slackにプラスするため、ユーザーはわざわざログインする必要はなし。いつも通り仕事をしていれば、その人の情報が蓄積され、共有・可視化されるのです。
■今後の展望■
researcHRには優れた検索機能があります。今後はこの機能に自然言語処理の理論を加え、AIによる分析機能を強化していきます。たとえば、「人材」「採用」「研修」などの単語を普段からよく使う社員は人事部の所属で、最近は採用活動をしている、といったように、テキストからスキルや経験を導き出します。分析機能は、社員数が多い大会社における組織のスキルマップの可視化に役立つでしょう。