私たち東北大学は、大学の研究成果や技術シーズの社会実装のために東北大学発スタートアップ創出に取り組んでいます。2020年に「スタートアップ・ユニバーシティ宣言」を行い、スタートアップ創出やアントレプレナーシップ育成の取り組みを加速させています。
■事業内容■
現在、以下のスタートアップ創出やアントレプレナーシップ育成の取り組みを推進しています。
1.ビジネス・インキュベーション・プログラム(BIP)
本学の研究者や大学院生の研究成果や技術シーズの社会実装により起業を支援するGAPファンドプログラム(BIP)を運営しています。また、BIP申請手前の案件を支援するPreBIPや、今後新たに学部生向けのプログラムも展開予定です。
2.みちのくアカデミア発スタートアップ共創プラットフォーム(MASP)
東北・新潟の大学・高専によりプラットフォーム(MASP)を形成し、東北大学が構築してきたシームレスなスタートアップ支援の経験・仕組みを東北・新潟の大学・高専に共有・展開しています。みちのくGAPファンドを運営し、東北・新潟の研究者等の起業支援に取り組んでいます。また、みちのく起業家教育や起業環境の整備、地域のスタートアップ・エコシステム形成にも取り組んでいます。
3.東北大学ベンチャーパートナーズ(THVP)との連携
東北大学100%子会社である東北大学ベンチャーパートナーズ(THVP)の投資パイプライン形成や投資先の支援を行い、東北大学発スタートアップ(含む東北地域の大学発スタートアップ)の育成・成長を加速させています。
4.アントレプレナーシップ育成(TUSG活動)
起業家育成プロジェクト「東北大学スタートアップガレージ(TUSG)」の活動を推進し、セミナーやマッチングイベント、ビジネスアイデアコンテストなどを企画・開催しています。
5.産学連携・エコシステムの活動
地域の産官学金のスタートアップ・エコシステムとの連携(仙台スタートアップ・エコシステム推進協議会、テック系スタートアップ・サポートコンソーシアム宮城など)や、東京圏・グローバルの提携先・協力先とも連携を図っています。
6.起業家育成拠点(青葉山ガレージ等)の展開
東北大学の起業家育成拠点である青葉山ガレージ・青葉山ユニバースA202(シェアオフィス)、川内ガレージ・星陵ガレージ(情報発信ハブ)の拠点運営を行っています。
7.東北大学独自の支援パッケージの取組みの推進
スタートアップ・ユニバーシティ宣言中の東北大学独自の支援パッケージである学生アクセラファンド、EIR(住み込み起業家)、スタートアップ・アルムナイの活動を推進しています。東北大学スタートアップ事業化支援基金を活用したプログラムを展開しています。