私たちTECHMAGIC株式会社は、ハードウェアとソフトウェアの技術を高度に融合した調理ロボット、業務ロボットの開発を行っています。 調理ロボット、業務ロボットを普及させることで、少子高齢化社会の労働力を創出し、食産業の生産性を高めることを目指しています。
【事業内容とプロダクト事例】
・調理ロボット事業
主に大手飲食チェーン店の厨房内における一連の調理工程を、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合して自動化します。料理の味やおもてなし品質はそのままに、調理工程に付随する人件費を抑制し店舗生産性を高めます
▼炒め調理ロボット「I-Robo」
調味料の供給・炒め調理を自動化し、味付けを自由に調整しながら1時間に約30食の速さで熟練のシェフの調理技術を再現します。
▼パスタ調理ロボット「P-Robo」
パスタの茹でから、具材/ソース供給、混ぜ合わせ、加熱、さらに調理後に鍋の洗浄までを自動化するロボット
・業務ロボット事業
運搬、盛り付け、積み付けなど、調理とは直接関係ない付随作業をロボットが担うことで、作業工程の最適化に貢献します。
▼食器自動仕分けロボット「finibo」
2台のアームロボットが連携しながら洗浄後の食器をピックアップし、格納までを
行うロボット。6次元の画像認識技術を用いることで、マークを食器に付けることなく丸・四角形食器、陶器に加え、白色・黒色食器の識別が可能。
▼ドリンクロボット「D-Robo」
1杯あたり約30秒でドリンク(※)を作成するロボット。
限界があると言われていた移動速度の高速化をあえてグラスを傾けながら運ぶことで実現。
※メニュー複数選択可能:生ビール、レモンサワー、ハイボール 等
【実績と今後の展望】
シリーズCラウンドで25.4億円の資金調達を実施。創業6年で累積調達額が約44億円を達成しました。
また日清食品株式会社様と盛り付け作業や栄養バランス調整を自動で担う調理ロボットの開発・実装を目指し共同開発契約を締結するなど、大手企業様と連携した取り組みも積極的に行っています。
食産業でロボット事業を進めている企業はいくつかありますが、PoCで止まることなく社会実装まで進められている点は、私たちの大きなアドバンテージです。今後は自社ロボットを活用したサービス展開など、様々な手法で新たな食体験を創出していきます。