私たち日本プロ農業総合支援機構(J-PAO)は、農業経営者の経営に関する様々なニーズに対するサポートを行い、農業の構造改革の推進や食料の安定供給の確保への貢献を目指すNPO法人です。
■事業内容■
日本の農業は、農家の高齢化や構造改革の遅れなど、国内における課題が山積しているだけでなく、ロシアのウクライナ侵攻など国際情勢の変化にも影響を受けています。農業の持続的な発展のためには、日本農業の変革が急務です。
このような農業を取り巻く厳しい情勢がある中、創意工夫と努力による経営の自立を実践し、国際的にも通用する経営感覚を有する農業の真の担い手を、J-PAO(ジェイパオ)は、「プロ農業者」と呼びます。
J-PAOは、プロ農業者から経営・事業化・販売・人材育成などに関する相談を受け、コンサルタントおよびマッチングプラットフォームとして課題解決をサポートする組織です。そして、農業における幅広いネットワークを有し、プロ農業家に最適なソリューションを提供するとともに、実現まで伴走し続けます。
さらに、J-PAOでは、農業経営アドバイザーという資格制度の運営も手掛けています。農業経営アドバイザーは、農業経営者から寄せられる幅広い要望に専門的かつ柔軟に対応して、
経営発展を支援します。
■実績■
J-PAOは11社の組織により共同設立され、現在は活動理念に賛同する会員が230名ほどおります。そのため、課題解決のために、幅広い人脈や知恵を借りることが可能です。NPO法人ということもあり、気軽に相談していただきやすい点も特徴です。
■今後の展望■
日本農業における課題は多く、とても複雑です。国内の問題だけでなく、国際情勢による影響を受け、家畜の餌が高騰するなど様々な課題に直面しています。
今後は、サステナブルな日本農業を目指して、会員を増加させ、農家の課題解決の幅を広げ、組織としての規模を拡大し、個別での対応だけでなく、地域や自治体などを支援していければと考えています。さらに、農業経営アドバイザーの地位向上も目指しています。