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ABOUT
【概要】
MBS×博報堂×博報堂DYメディアパートナーズ 運営メディア「REACH REACH」に弊社代表・田岡のマーケティング戦略研修が掲載されました。
記事タイトル:suswork株式会社によるマーケティング戦略策定ワークショップを実施しました!
記事はこちら ⇒ https://reachreach.net/topics/75/
【記事内容】
2024年6月7日(金)に、 suswork株式会社 の代表取締役田岡凌氏をお招きし、マーケティング戦略策定ワークショップを実施しました。
田岡凌氏は、ネスレ日本株式会社をはじめとした外資系企業のブランドマーケティングを担当。
現在はsuswork株式会社を創業し、スタートアップから大企業まで数十社のマーケティング戦略支援を行っています。
今回は自社のマーケティング戦略を練る実践形式のワークショップで、約20の会員社が参加しました。
ワークショップ開始前に、田岡氏によるマーケティング戦略の基本「who-顧客」とは誰なのか、「what-カテゴリ・価値提供」は何かについて、ヒット商品を例に挙げてわかりやすく解説いただきました。
定義が曖昧になりがちな「who」「what」の明確化について理解したところで、いよいよ実践に入ります。
田岡氏が用意したワークシートに自社の「who」「what」を当てはめていき、言語化していく作業。多くの項目を真剣な表情で記入していく皆さんの様子を田岡氏が見て回り、時折アドバイスする姿も。
1時間半ほどかけて埋め終わったところで、チームを組みお互いにワークシートに記載したことを共有し合いました。
最後は田岡氏によるワークシート公開添削が行われました。
今回、公開添削に手が挙がった3社のうち、mappin株式会社の吉元台氏の事業を例に、田岡氏はどのようなアドバイスをしていただいたのかご紹介します。
mappin株式会社の事業
「医院専用の在庫管理・自動発注システム」の開発・販売
コア顧客(who)
「医院やクリニックの院長」
コア顧客の課題は「在庫管理や発注業務の属人化による人力コストの増加」
カテゴリ(what)
「医院専用の在庫管理自動発注システム」
このワークショップでみつかった吉元氏の悩みは実際に困っている人(ターゲット)と意思決定者が別なのでコア顧客が決めにくいという点です。
田岡氏「BtoBでは現場の人と意思決定者は別になることが多いです。結果的に事業の成長を実現しようと考えたときに、ターゲット企業内でも誰にフォーカスするのか、誰の課題を優先的に解決すべきなのか、コア顧客、戦略顧客を今一度言語化することが大切です。またコア顧客が本当に想起できるカテゴリになっているか、シンプルに言語化しきれているか検討しましょう」
3時間という長時間でしたが会員社の皆様、集中して取り組まれていました。今回のワークショップで自社の事業の「who」「what」を振り返る良いきっかけになったのではないでしょうか。