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サステナビリティと自動化を追求した次世代植物工場「メガファーム」

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ABOUT

Oishii Farmの、最新技術が詰まった世界最大級の次世代植物工場「メガファーム」をご紹介します。

メガファームは、サッカーコート3面分以上に相当する2.2万㎡もの敷地面積を有し、中にはいちごの農場ユニットが複数並んでいて、温度・湿度・二酸化炭素・光・風速などのあらゆるパラメーターを自動制御することにより、いちごの成長に最適な環境をつくり出しています。また、AIを用いた独自の技術により、室内でのハチによる受粉を可能にし、年間を通して高品質な日本のいちごを生産しています。

農業は、異常気象、農地不足、水不足、農薬の過剰投与と残留農薬問題、労働力不足と多くの深刻な課題を抱えています。この課題に挑むべく、サステナブルな農業の実現に向けた技術開発を重ね、メガファームの稼働に至りました。

メガファーム内の農場は、完全閉鎖型の植物工場であり、外の気候に左右されることなく、無農薬で一年中安定していちごを生産することができます。
農業用地も使用せず、旧プラスチック工場を再利用して建設されました。
また、新たな水の循環システムを導入することにより、使用した水の大半を再利用することに成功しました。
さらに、東京ドーム約5個分に相当する20万㎡の太陽光発電所に隣接しており、そこで作られたグリーンエネルギーを利用しています。

農場内では、ロボットが24時間いちごの成長を見守りながら、完熟したタイミングで自動収穫し、オペレーションの効率化を図っています。また画像認識技術とAI(機械学習)によって、年間600億ものデータを取得しながら、各農場ユニット内の環境を日々把握・調整することで、受粉成功率や収穫量の予測精度の向上に繋げています。さらに、250ものいちごの栽培棚を可動式にすることで、農業管理者やロボットが効率的にオペレーションできる環境を構築しました。
各プロセスにおける生産性向上により、前農場と比較して20倍もの収獲量を目指し、米国東海岸における販売地域を拡大していきます。

植物工場は「未来」の夢物語ではありません。すでに「今」現実のものとなっています。