自動車に内蔵された複雑な技術を身近な生活シーンに置き換えわかりやすく訴求する日産「TECH for LIFE」シリーズの第５弾。

OBJECTIVE

「e-4ORCE」は、前後に搭載された合計２基の電気モーターそれぞれのトルクを個別にコントロールすることで、優れた加速性能を実現するとともに、減速時においても前後のモーターそれぞれで回生ブレーキを制御し、クルマの沈み込みや車体の揺れを低減させる４輪制御技術。今回発表した「e-4ORCE ラーメンカウンター」は、素早く加速し、減速時の揺れを抑えるe-4ORCEの特徴をお客さまに分かりやすく伝える必要がある。

IDEA / STRATEGY

前後のモーターを制御することで快適な乗り心地を実現する 「e-4ORCE」の技術を分かりやすく伝えるために、素早くラーメンを運ぶトレイを開発。「ラーメンを素早く運んでもこぼれない」というアイデアで、乗り心地と安心感という目に見えにくい部分を見せることにした。

OUTPUT / EXECUTION

実際の「e-4ORCE」技術のように、トレイの車体前後のタイヤに電動モーターを搭載し制御。ムービーの中で「e-4ORCE」の特徴と同じ構造にし、素早く加速／減速をしてもラーメンがこぼれにくい車体をオリジナルで開発した。 動画では、店主がツインモーターで走る電動のトレイにラーメンを乗せ、そのトレイが素早く、スープをこぼすことなく、お客さまの席へとラーメンを運ぶ様子を描く。出来立てのラーメンをお客さまへいち早くお届けするラーメントレイを通じて、「e-4ORCE」の加速性能や揺れが少ない乗り心地の良さを表現している。Birdmanはアイデア・企画からテクニカルディレクション、ハードウェア開発を担当しました。