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ABOUT

Tensor Energyは、第一弾として、2022年春、再エネ開発業者と再エネ発電事業者向けに、FIT(注1)、FIP(注2)その他の相対契約に対応したアセットデータ管理システム、そして、経済性と環境価値のシミュレーションによってFIPやPPAの意思決定をサポートする、Tensorプラットフォームのプロトタイプ版を限定リリースします。インターフェースは再エネ開発業者、発電事業者、投資家、需要家向けにそれぞれ最適化され、各ステークホルダー間のレポーティング業務を省力化します。β版公開リリースは2022年末を予定しております。

しかしこれは序章に過ぎません。2023年以降、急増すると予想されるFIP電源アセットの稼働に向けて、再エネのオペレーションの自動化、リスク管理、蓄電システム連携といった機能も順次リリースし、再エネのオーケストレーションプラットフォームへと進化して参ります。

注1 FIT Feed-in-Tariff 再エネで発電された電力を電力会社が固定価格で一定期間買い取ることを国が約束することによって再エネ導入を促進する制度。日本では2012年7月から運用されている。

注2 FIP Feed-in-Premium 再エネ発電事業者が卸市場などで売電したとき、その売電価格に対して一定のプレミアム(補助額)を上乗せすることで再エネ導入を促進しながら、電源としての自立を促す制度。日本では2022年4月よりFIP制度が開始される。