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ABOUT

【LP作成から広告出稿まで、本社とタイ拠点の連携により、タイのトレンドを取り入れたプロモーションを行うことができました。】

 中部国際空港様は、訪日外国人の人気観光地の1つである「飛騨高山」「白川郷」「伊勢志摩」などの観光スポットへのアクセスが良く、それらの地域への空の玄関口として多くの外国人を受け入れています。2019年度には週あたり42都市に482便の国際線を運航しており、航空としての機能のみならず、周辺地域の方々の集うテーマパークとしての一面もあります。
 今回は中部国際空港で【飛行機搭乗の需要の拡大】を担う航空営業部の松村様よりお話を伺いました。

「航空営業部の会社におけるミッションをお聞かせください。」

中部地方の魅力を発信し、認知拡大を行い、就航している航空便の充実を図るための施策を展開しています。
航空営業部は【航空会社の誘致】と、【飛行機搭乗の需要の拡大】を大きなミッションとしてかかげており、私たちは後者の【飛行機搭乗の需要の拡大】を担うチームに属しています。中部地方の魅力を発信し、認知拡大を行い、就航している航空便の充実を図るための施策を行っています。

「ご契約いただいた当初の課題を伺ってもよろしいでしょうか?」

LCCの就航により、タイへの便数が増えたものの、空港の利用者数が少ないという現状がありました。
 当時、当社で運行するLCC便の増加により、タイへの航空便が、それまで1日2~3便だったものが5~6便になりました。しかし、便数は増えたものの、タイでの認知度が低く、空港の利用者は少ないという状況でした。
 また、中部国際空港からアクセスのいい【飛騨高山】や【白川郷】は、日本が好きなタイ人なら必ず訪れるといわれているほど人気の観光地なのにも関わらず、多くの方は東京や大阪などの空港から高山エリアに訪問していることがわかりました。
 以上の背景から、人気観光地である「飛騨高山」「白川郷」へのアクセスが良いというメリットを最大限に活用できていないことがプロモーションにおける最大の課題であり、タイ人に対して中部国際空港を利用した中部地方への旅行の提案が急務でした。

「アウンでご契約いただいた決め手はどういった点でしょうか?」

海外向けのデジタルマーケティングに精通していたことと、丁寧に課題点をヒアリングいただき、的確なアドバイスを頂けたことが決め手となりました。
 今までのプロモーション活動といえば、タイに赴き、現地でセミナーを行ったり、メディアやKOLを活用して【飛騨高山】や【白川郷】の魅力を発信しながら中部国際空港の認知を広めるプロモーションを行ってきました。しかし、プロモーションにかける費用やマンパワーに比べて効果が少ないことを感じ、より効率的なプロモーション方法はないかと模索していました。そんな中、デジタルマーケティングがより効率的な手法なのではないかと思い、その中でも検索対応に強いリスティング広告を実施することになりました。
 しかし、名古屋にはタイへのリスティング広告に対応している企業がなく、かねてからお付き合いのあった企業様も、海外向けのデジタルマーケティングに精通しているところがない状況でした。
 そんな中、アウンさんのセミナーに参加させていただきました。セミナーで話を聞いていく中で、地に足がついたマーケティング手法で、結果にコミットできそうな印象があり、声をかけさせていただいたのがきっかけです。
 施策についての提案をいただく際、丁寧に課題点をヒアリングいただき、専門家ならではの知見を活かし、的確なアドバイスをいただくことができました。また、アウンさんは他社に比べ、検索対応の広告を片手間にやっている印象が全くなく、まさに海外向けデジタルマーケティングのプロフェッショナルという印象を受けました。

<中部国際空港様のプロモーション施策について>

POINT

◎Google広告やFacebookなど、タイで利用率の高い出稿媒体を選出
◎当社タイ人スタッフと連携しながら広告文・キーワードの選定
◎タイ法人の現地スタッフと連携し、タイに受けやすいLP作成の作成
◎タイ人は訪日の 2ヶ月前から検討を始める傾向にあり、 2月から訪日数が伸び始めるので、12月の予算配分を多めにして配信

「当社のサービスを実際に受けてみていかがでしたか?」

本社のタイ人担当者さんと、タイ拠点のスタッフさんが連携してリスティング広告のキーワード設定や、広告文設定、LP制作などを行っていただいたことによって、タイのトレンドをしっかりと取り入れたプロモーションを行うことができました。
 他の会社では結果を見せられて終了。というケースも多々ありましたが、アウンさんは毎月レポートを提出いただき、施策の結果と経緯までを丁寧にご説明いただき、とても勉強になりました。今後私たちがどのように動いていけばいいのかという指針にもなりました。
 また、クライアントが何を思っているのか、どうプロモーションしていきたいのかというところに非常に寄り添っていただいて、確実に結果を出せる提案をいただけたので、良かったです。
 広告の作成にあたっては、本社のタイ人担当者さんと、タイ拠点のスタッフさんが連携してリスティング広告のキーワード設定や、広告文設定、LP制作などを行っていただいたことにより、タイのトレンドをしっかりと取り入れて施策を行うことができたのもとてもよかったです。
 当社の様な企業は、すでに顕在化しているニーズを拾うことが重要だと考えています。そういった意味では今回のリスティング広告はとても有益でした。地方ならではの課題を東京の会社が見出していくことは非常に難しいことですが、打ち合わせなどを重ねることで克服することができました。今後も、当社の課題に耳を傾けていただき、提案などを行っていってほしいです。