1
/
5

【M&A】ずっと夢だった業界への進出を、同じ地域で実現できました

Edit

768 views

ABOUT

株式会社サクシードが運営するM&Aプラットフォーム「ツグナラ」をご利用いただいた企業様へのインタビューです。

譲り渡し企業×江里口ホールディングス株式会社
異業種参入M&Aを成功させるために、事業承継社長も幹部社員も金融機関も、新組織体制を一緒になって考えた案件。夢をもって参入した高い志をもつ江里口社長の魅力に引っ張られて、社員や地域にとって喜ばしい事業承継が成し遂げられました。(江里口ホールディングス株式会社 代表取締役 江里口 俊介 氏)

—ツグナラ企業へ登録したきっかけは?
今後の事業成長戦略を考えたときに、M&Aという選択肢が有効であることは、ずっと考えていました。金融機関やM&A仲介会社へ案件紹介の依頼も考えましたが、自社のマネジメントを完全に社員に任せることもできません。できれば栃木県内のM&A案件に挑戦したいという気持ちがあり、地域に特化したM&Aプラットフォームサービス「ツグナラ」に登録しました。

—実際に事業承継案件が来ていかがでしたか?
自社の既存事業の業界以外に、ずっと挑戦したいと思っていた業界がありました。今回は、その挑戦したい業界の事業承継案件だったので、案件紹介後すぐにお会いしたいとお伝えさせていただきした。初めて事業承継企業の社長さんにお会いする日の緊張感とワクワク感は今でも忘れません。

—交渉中のサポートはどうでしたか?
私自身、初めてのM&Aということもあり、ツグナラコンサルタントさんにM&Aアドバイザーを依頼させていただきました。今回のM&Aは異業種参入だったので、交渉の中で検討してもらったのがM&A実行後の新組織体制でした。現状の役員さんには相談役や顧問として残っていただくなど、社員にとってM&A後も不安がなく希望が持てる会社になるように、私だけではなく、事業承継企業、M&Aアドバイザー、金融機関さんで具体的に考えていけたのが心強かったです。

—今後の展望をお聞かせ下さい。
私がこのM&Aで成し遂げたいことは、関わる社員や協力会社、地域にとってよかったと言ってもらえるようになることです。そのようになるためには、まずは社員全員の幸せを実現することを第一に考え、全社員で協力し合いながら、少しずついい会社にしていこうと思います。

●担当コンサルタントの声(市川)
本案件はツグナラサービスを象徴するような案件になったと思っています。事業承継企業の社長は、ご相談時点から「できれば同じ栃木県企業に引き継ぎたい。今までお世話になった金融機関や協力会社との関係性はそのまま引き継いでもらいたい」とおっしゃっていました。地域で発展してきた中小企業は、地域でのコミュニティを大切にしており、その価値は金銭面では算定できない大切な価値になっています。
江里口社長にお会いしていただいたトップ面談では、そのような地域の結びつきについて意思疎通ができていたことが印象的でした。M&A後の新組織体制について、幹部社員まで巻き込んで行われた本件は、数年後「地域から感謝されるM&A」の代表例となることを、コンサルタントとして期待しています。