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東京の地下鉄のホームで見かける、このマップ。実は当社が発明しました。「のりかえ便利マップ」を見たら、ナビットを思い出してください

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 専業主婦だった当社代表福井は、1995年のある夏の日に、地下鉄の駅で大きな荷物を持ちながら、幼い子供をベビーカーに乗せ、道に迷っていた。エレベーターやエスカレーターが見つからず、ホームの端から端まで歩く羽目になり、暑さもあって子供は泣きだす始末。どの車両に乗れば、どの出口や乗り換え口に近いか、エレベーターやエスカレーター、トイレがどこにあるか、一目でわかればいいのに・・・。
 そう思った瞬間に、この「のりかえ便利マップ」を閃いた。
 その後、半年以上の時間をかけて営団地下鉄(現・東京メトロ)と都営地下鉄の全256駅(当時)を調べ上げ、出版社や営団地下鉄に売り込みにいった。ダメ出しをくらいながらも「見やすい」「分かりやすい」マップになるように改善を図り、ようやくアルバイト情報誌に採用され、これが日本能率協会の目に止まり、手帳への採用も決まる。さらに、これをきっかけに1998年には営団地下鉄の全駅への掲出が決まる。
 都内の地下鉄を利用する方の移動をスムーズにする便利なマップを一人の主婦が作り上げたのだ。
世の中に役立つサービス、「あったらいいなをカタチにする」をこれからも生み出していく企業でありたい。