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ABOUT
【背景】
昨今のAIブームを背景に製造業でも多くのプロジェクトが立ち上がり、多くの時間と工数、費用を投じ盛り上がりを見せる一方で、日の目を見ずに終わってしまうプロジェクトが頻出している現状があります。
"不良品は多く出ないため、データを集められずプロジェクトが始まらない"
"指示されたデータ収集の量が多く、手間が掛かり過ぎてAIモデルの検討を前に挫折してしまった"
"PoCを繰り返して性能は向上してきたが、運用まで辿り着くのに更に時間が掛かり過ぎる"
"出来上がったAIがどうして異常と判断したか分からず、改善に繋げられず使えない"
"少しの変更を依頼するだけで、多くの時間と費用が掛かってしまう"
"クラウド利用が必須と言われたが、セキュリティの観点からデータをクラウドに上げることはできない"
といった声をお客様から多く聞きます。プロジェクト開始後に上記の課題にぶつかると、途端に暗礁に乗り上げてします。
当社は、まずはお客様内でAIモデルの作成を試し、その上で実現出来ないことをAIベンダーと協業するようなアプローチが必要と考えています。Gemini eyeは、理解しやすい操作フローによって自社内でAIプロジェクトが完結できることに主眼を置き、開発をしています。
【製品・サービスの概要】
Gemini eyeは、当社独自開発の教師なし機械学習アルゴリズム(特許出願中)を搭載し、手軽に最新のAI技術が試せる外観検査ソフトウェアです。不良品を集める必要がなく、数個の良品の学習からAIモデルを作成可能です。
素材作成から検証、分析までをソフトウェア上で一貫して行えることはもちろん、PCに接続したカメラを用いてそのまま実運用に利用できます。また、 ヒートマップによる判断根拠の可視化や結果のグラフ化、詳細なレポート出力等AIモデルを改善する上で充分なサポート機能を搭載しています。お手元のWindows PC上でオフライン利用ができ、データ流出の心配もありません。
運用中の判定結果をリアルタイムでフィードバックしており、不良判定後速やかにライン止めたいという現場ニーズにも対応しています。手軽に画像検査を試してみたいという方から、本格的に実ライン投入を検討している方まで幅広くお使い頂けるソフトウェアとなっています。
〈主な対象者〉
・ノンプログラミングで画像検査AIを試してみたい方
・低コストで外観検査を試してみたい方
・AI開発を外部委託ではなく、自社内で行いたい方
・素材作成から運用までを一貫して行いたい方
<4つの特長>
1.1日で設定完了
Gemini eyeは不良品を集める必要がなく、数個の良品からAIモデルの作成が可能です。
動画から学習サンプルを自動生成する機能を標準搭載し、画像サンプルの作成工数も大幅に削減します。
専門知識は必要なく、「素材作成」「学習」「検証」の3stepの流れに沿い直感的にAIモデルを作成できます。
2.判断根拠の提示
どの部分を見て不良品と判断を下したのか、ヒートマップで可視化します。
AIの視点を基に精度調整を繰り返し、現場に最適なモデルを作成できます。
3.多製品に対応
金属・機械、繊維、化学製品、食品など業界・製品を選ばず利用ができます。
PCと一般的なwebカメラを用意するだけで、どのような現場でも利用を開始できます。
4.エッジで軽快な動作(2020年6月リリース予定)
自社開発の軽量化技術により、NVIDIA社製Jetson Nano(エッジAI端末)で軽快に動作します。
各生産ラインに設置したエッジAI端末と無線で通信することで、複数ラインを同時に監視できます。
〈その他の特徴〉
・6つのパラメータからAIモデルを作成
・検証結果を画像とレポートで出力
・運用モードで作成モデルを即時利用可能
・他システムと連携可能
・Windows PC上でオフライン利用可能
【今後の展望】
製品を利用したい企業様に順次導入を進めて参ります。
個別に対応をさせて頂きますので、下記連絡先までお問い合わせください。
6月にエッジAI端末で動作可能な製品をリリースし、より利便性を向上させて参ります。
以下の展示会に出展予定です。
AI・人工知能EXPO【秋】(2020/10/28~30 幕張メッセ)