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ABOUT
OUTLINE
思わず手を触れたくなるような、官能的な曲線だけで構成されたルノーのルーテシア。
そんなルーテシアの美しいデザインに触れて体感できるインタラクティブプロジェクションマッピングを、TOKYO DESIGNERS WEEK2014 の展示作品として制作しました。
「触れるプロジェクションマッピング」と称した本展示では、自然界の水や気体にインスパイアされたルーテシアの滑らかなデザインに触れることで、クルマと空間が美しく官能的に変化し、ルノー デザインの魅力を体感できます。会期中は常に行列が途絶えることはなく、大きな話題を集めました。
MISSION
私たちが目指したのは、「どの角度から見ても鋭い角や攻撃的な印象がない、思わず手を触れたくなるようなデザイン」の体現。そのために、プロジェクションマッピングそのものの精度はもちろんのこと、見応えのある映像演出とセンシングの精度の高さを追求し、視覚的な魅力と触覚的な楽しみ、それら両立させる必要がありました。
PROPOSAL
映像では、水が水流になり、やがて気体へと変化していくという演出を軸とし、ルーテシアが本来もつデザインの魅力を増幅させながらも、映像単体でも美しい表現を施しています。
センシングについては、車体デザインの魅力が損なわれないよう車体自体ではなく、その前後・側面に計4台のセンサーを設置。ほとんどの領域をカバーした精度の高いタッチインタラクションを実現させました。
RESULT
平日でも常に行列が途絶えず1000人を超す体験者数を記録。
9日間の会期に合計で約1万3000人の方が体験し、多くの方から好評をいただきました。
また、様々なメディアにも取り上げられルノーデザインの認知向上に貢献しています。