松浦 祐介

これまでの経験から、営業する側とされる側両方の視点で考え、いかに顧客のニーズに沿った提案ができるかを常に心掛けております。そのため、商品をただ紹介するだけではなく、顧客が抱えている課題や、どのような展開が店舗様にとって扱いやすくお客様が買いやすいのかということをヒアリングし、課題解決に向けた提案を行っております。 例えば、年間を通して売上構成比が非常に高い手帳というカテゴリは毎年市場の変化があるため、商品のカラーラインナップから販促物に至る展開方法まで、社内外共に細かな摺合せが必要になります。 私が担当している大型チェーンでは、「店舗によって上手く展開の訴求が出来なかった」「カラーラインナップが分かりにくく、お客様からの問合せが増えた」といった課題やお声を頂いた為、店舗規模に合わせた展開を1ラック・0.5ラック、棚2段分の3パターンを設け、サンプルにフォーマットやカラーラインナップの記載を加えたことで、売上前年比が150％アップし,消化率も20％上がるという実績を出しています。 2021年にリーダー職に就いてからは新商品の企画段階から携わり、顧客のフィードバックをヒアリングしながら、開発部門と連携し、商品に反映。顧客と開発部門の窓口として、調整業務に尽力しました。 結果として、粘り強い提案や細かい調整、競合他社との差別化を図った点などが評価され、現在までに13点の商品採用に貢献しています。