- 貴社についてご紹介ください。
加藤様:「人々の心を動かす体験を創り続け、快適な情報流通を提供する」ことをテクノロジーで実現しようと、アイスタイル取締役として上場へ導いた高松が2015年に創業したテックベンチャーです。動画広告事業や動画メディア事業を通じて得た動画作成や配信に関する様々なノウハウを、自然言語解析や画像解析などのAI技術と組み合わせることで、誰でも簡単に動画を作成することができるAI動画編集クラウド「VIDEO BRAIN」を開発し、SaaS事業を展開しています。また、アルゴリズム・ソフトウェアモジュール群をAPIで提供したり、企業が保有するプライベートデータを基に独自のモデルを構築し、オープンエイトが持つ独自技術と組み合わせてオリジナルソリューションの開発を行うMLaaS(Machine Learning as a Service)も手掛けています。
- どういうきっかけで新卒採用を始めたんですか?
金成様:弊社の代表が、会社のカルチャーは、やはり新卒が作って行くもの、新卒に作ってほしいという想いがあり、実は創業して2年目から新卒採用を本格的に開始しています。私が17卒で会社の1期生になるんですが、年によって採用人数は多少ばらつきはあるものの、5年連続で新卒採用を行っています。
- 新卒採用における課題はありましたか?
金成様:採用コストとKPIの立て方に課題感がありました。以前までは7名が最大の採用人数だったのですが、20卒は採用方針で10名というかなり大きな目標が立てられて、過去実績がない中でKPIをどういうふうに立てていけば良いのか、組み立ての方法がわかりませんでした。
また、採用人数が増えますが予算が増えるわけではなかったので、採用費をどう抑えるのか、というのも問題にありました。今までは成功報酬型のサービスを中心に利用していましたが、追加で利用をしていくとどうしても採用コストが大幅にかかってしまうので、コストを抑える方法を探していました。
- もともと中途採用ではWantedly Visitを積極的に活用できていなかったとお聞きしました。
金成様:はい。中途採用で利用していましたが、積極的な情報発信がやや弱く、Wantedlyの良さを活かしきれているとは言えない状況でした。Wantedlyは私が学生時代にユーザーとして利用していた経験があったので、採用担当になった際に本格的に利用を開始しました。私の中では、Wantedlyで出会う学生は大手就活ナビ媒体と比べてIT系企業でインターンをしていたり、感度が高い学生が多いという印象があったんです。
費用も他採用サービスと比べて安価ですし、Wantedlyが一番、運用をしていく上で応募の増減など効果がダイレクトにわかりやすいと感じ、特に注力して活用することにしました。