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「好きなことをやって評価される人になる」――複数部署を経験して気付いた成功の型(カタ)とは

就職活動で会社選びをしていて、こう思ったことはありませんか?

「若手から裁量権を持って働きたい」「幅広いビジネススキルを身につけたい」「新規事業立ち上げに携わりたい」――。

今まさにこういった思いをお持ちの方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。きっと就活や自身のキャリアを考える上でのヒントが得られるはずです。

今回お話を伺ったのは、新卒3年目のK.Fさん。将来は「好きなことをやって評価される人になる」と語る藤原さんも、3年前就活生だったときに先ほどのような観点で会社を探していたそうです。

今回はそんなK.Fさんに、最終的にZUUに入社を決めた理由や、これからZUUで実現していきたい将来のビジョンについてお伺いしました。

プロフィール
2020年関西学院大学商学部卒業。新卒でZUUに入社。入社後は鬼速PDCAエンジニアリング事業本部にてコンサルティング業務に従事。その後、メディアビジネス事業部にて新規メディアの立ち上げを経験し、現在は同部署でメディアの中期戦略策定や、新領域の開拓に携わる。2021年度後期、社内でYoung Disruptor賞(最優秀新人賞)を受賞。


―K.Fさんはどんな学生時代を送っていたのでしょうか?

高校時代は、兵庫県内で一番のピッチャーになることを目指して野球部の活動に励んでいました。エースとしてチームの中心にいましたし、自分が一番練習していたという自負もあったので、傲慢と思われるかもしれませんが自分ならチームを勝たせられると確信していました。

しかし、大学で野球を続けることはありませんでした。理由は高校3年の県大会予選で案外あっさり負けてしまったこと。やはり野球は団体戦なので、自分一人がいくら頑張っても限界があったんだと感じました。当時、周囲を巻き込む、チームで勝つ、という発想に至らなかった私はそこで野球への情熱が冷めてしまい、大学では全く関係のない会計系のサークルに入会しました。

―大学時代に思い描いていた将来の夢はありましたか?

就職活動のタイミングで改めて自分の将来の夢について考えたとき、正直一番最初に思ったのが「好きなことをやってお金を稼ぎたい」でした。さっきの野球部の独りよがりの話から何も学んでいないですよね(笑)

ただ、これからの時代、一人のプレーヤーとしての「自分」のありたい像を思い描くことはすごく大事だと思います。自分はとんねるずの木梨憲武さんに憧れていて、ああいう風に自分の好きなことをやってそれが世間に評価され、マルチに活躍できていることってすごく理想的だなと思ったんです。

しかし同時に、それは周りの人と同じ努力量ではいつまでも達成できない目標だとも感じていました。

そのため、新卒で入社する会社では自分の努力次第で他人よりも大きく成長できる環境、具体的には先ほどの「若手から裁量権を持って働く」、「幅広いビジネススキルを身につける」、「新規事業立ち上げに携わる」などの要素を重視して就活をしていました。

―そんな中、最終的にZUUへの入社を決めた理由はなんですか?

ここまでお話ししたような軸で会社を探していると、大手企業というよりは比較的規模が小さく、成長段階にあるベンチャー企業の方が自分の求める環境に近いと感じました。

そんな中でZUUに入社する決め手になったのは、現在弊社の取締役を務める樋口との面接でした。
私が率直に「将来マルチに活躍したいんです」と話した際に、「どこで活躍するにしても大切な根本の部分は変わらないよ」と言われ、そこから親身になって沢山のアドバイスをいただけたんです。
それまで自分は、採用面接といえば企業が学生に◯✕をつけるような場だと考えていたので、学生の(それもかなり抽象的な)夢に対して道筋まで想像ができるような助言をもらえたことは非常に衝撃的でした。

同時に、ZUUのカルチャーである『鬼速PDCA』という考え方が「目標を最短で達成する魔法のフレームワーク」なんて謳われていることに合点がいった瞬間でもありました。
到底達成が難しいような目標も、なんだか実現できそうな気がしてくる。率直にZUUの環境でこういった人たちと一緒に働いていれば、自分の人生の目標にも早く近づけるのではないかと強く感じ、入社を決めました。

―入社後はどんな仕事をされてきたのですか?

この4月で入社3年目になったのですが、ZUUでは主に3つの事業を経験してきました。

入社して半年ほどは先ほどの「鬼速PDCA」をベースに開発されたSaaSサービス「PDCA Cloud」のお客様への納品を担当し、その後コンサルティングチームに配属となって市場リサーチ、顧客対応など含め、メインのコンサルタントの方の業務サポートをしていました。お客様は経営者のみで、企業の多種多様な経営課題に向き合う日々は大変でありながらも充実していました。

しかし、コンサルチームでの仕事がやっと板についてきたかなというときに、会社の大きな組織改革によってメディアの事業部に異動することになりました。入社2年目の10月の出来事でした。

―そうだったんですね。部署異動になると最初に聞かされたときはどう思いましたか?

正直、今までの努力が水の泡になるかもしれないと思いました。ただ、今振り返ってみるとこの異動が自分にとって大きな転機になりました。

当時メディア事業部では複数領域で新規メディアを立ち上げており、その中の一つでZUU初のライフスタイル領域でのメディア立ち上げを任せてもらえたんです。

ただ、これは大きな挑戦でもありました。チームに正社員は私のみ、あとはインターン生と派遣社員の方というメンバーで、とはいえメディアについては右も左も全く分からない状態。そんな中でリーダーとして記事の構成案作成、提携ライターさんへの依頼、原稿チェック、SEO対策、アフィリエイト先との契約や交渉、記事改善などすべての工程を自分、または自分の指示で行ったのは、非常にハードだったことは言うまでもありません。(笑)

同時期に立ち上がった新規メディアの中には、売上が見込めずにやむなく撤退したものもありました。私の事業も10月の立ち上げから、11月にようやく数千円の売上が発生した程度。このままだと撤退することになるという不安を抱きながらも少しずつ成果が出るようになり、12月の3万円弱から1月には一気に約200万円、2月は約400万円と順調に成果を出していくようになったんです。立ち上げから5ヶ月後の3月には約500万円の売上を記録し、ZUUのメディア事業の中でも売上の柱となるような事業に成長しました。

ー経験がない中で事業を軌道に乗せたのはすごいですね!ズバリなぜこれほど上手くいったのでしょうか?

とにかくがむしゃらにやる、これに尽きますかね。メディア業務未経験で事業の全体像すらも分からない、課題だらけの状況に対する解決方法は、単純かもしれませんが、とにかく「色んな人に質問しまくり、自分で勉強しまくる」ということでした。

ただそういったスタンス的なこと以外の話でいうと、私のチームが他のチームより優れていた点は、仮説検証のスピードだと思っています。通常、開発部に依頼する画像制作やコーディングをチーム内で自力で行うことで、記事への反映を早く行い、結果的に効果検証のサイクルも早くなりました。

―改善のサイクルをとにかく早く回す、まさに鬼速PDCAの考え方ですね。

はい。たった数ヶ月で成果を出すことができた要因として、鬼速PDCAのコンサル事業部に1年間いた経験がかなり影響していると感じます。補助という立場ではあるものの、コンサルタントとして様々なお客様(=経営者)を相手にしたのですが、当然、それぞれのお客様は規模・業種・課題感など異なります。ただ、そんな中でも部署の先輩方は一定の型(カタ)というものを持っていて、どんなお客様が相手でもしっかりと安定して成果を出しているんです。そしてその根本にあるのは、事前の入念なリサーチだったり、抽象的な事柄を因数分解して具体に落とし込むことだったりします。そこに気づいた時に、たとえ事業領域は違っても課題解決のアプローチは同じであるということに気付きました。

ですから、少なくともいきなりメディア立ち上げに携わっていたのと、コンサル事業部を経験してからメディア立ち上げに携わっていたのとでは、出せるアウトプットが全く違うものになっていたと思います。

ーこれまでの経緯を踏まえて、この先描いてる将来ビジョンはありますか?

ZUUでの経験を通しても、自分の好きなことをやってマルチに活躍できる人になるという目標は変わりません。ただ大きく変化した点としては、目標の具体性が増したことだと思います。抽象的だったビジョンを細かく因数分解して具体性が上がった今、達成に向けて必要な経験だったり、能力的な部分が見えてきました。その中でまずは自分の事業を成長させるためにも、マーケターとしての幅を広げたいと思っています。現在はライフスタイル系商材を扱っていますが、今後は全く対称的な、例えば金融系の商材なども扱ってみたいです。また、現在はもっぱらGoogleの検索ユーザーさんにアプローチをしていますが、動画を使ったマーケティング施策などを用いることで違ったチャネルにも挑戦しようと思っています。

そのためにはやはり自分1人の力には限界があるので、今年からはメディアのチームリーダーとして個々のメンバーの力をどうやったら最大化できるか、というチームの課題にみんなで立ち向かって行きたいと思います。

―ありがとうございました!

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