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ミライアカリのプロデューサーは語る「バーチャルYoutuber市場に敵はいない。文化をともに創る仲間です」

こんにちは。

今回はVR事業部マネージャーの荒木にインタビューしました。荒木はバーチャルYouTuber「ミライアカリ」のプロデューサー。「ミライアカリ」はYouTubeチャンネルの登録者数が68万人を超え、”バーチャルYouTuber四天王”の1人となるほどに成長することができました。そんな荒木に、VR事業を起こしたきっかけやバーチャルYoutuberの可能性について語ってもらいました。

プロフィール

VR事業マネージャー 荒木 友治
1993年生まれ。福井県育ち。
2012年に名古屋大学に入学し、在学中に代表の塚本と渡辺と出会う。

2017年にDUO(ZIZAI)に入社。VR事業を立ち上げ、企画運営を行う。
現在はバーチャルYouTuber「ミライアカリ・プロジェクト」,VTuber事務所「ENTUM」,バーチャルライブ配信アプリ「IRIAM」の3事業を統括する。


ZIZAIでVR事業が立ち上がった経緯を教えてください

ーバーチャルYouTuberとの出会い

これは忘れもしませんね。僕は2017年4月の入社前からZIZAIでインターンとして働きはじめ、今後の新規事業について代表達と議論していました。約1ヶ月間はひたすらアイデア出しです。犬のメディアをやろうとか、ドイツで流行っている保険のサービスはどうかとか、シリコンバレーではこんなサービスが盛り上がっているとか。大げさではなく、100個以上のアイデアが出ました。

その中のひとつにあったのが、バーチャルYouTuber事業でした。僕らはアミューズメント事業の時からYouTubeチャンネルを運営していて、急上昇するYouTuberは常にチェックしていたんです。当時ポンと出てきたのがキズナアイちゃんで、「これは事業としていけるかもしれない」と、新規事業のアイデアのひとつに挙がりました。2017年5月頃のことです。


当時バーチャルYouTuber事業をやっている企業はほとんどありませんでしたが、なぜ事業にしようと考えたのですか?

ーバーチャルYoutuber事業を思いついたとき「これだ!」と稲妻が走った

「無関心層にも刺さる!」と思ったからです。というのも、実は代表2人と僕は当時サブカル分野に全く興味がなかったのですが、バーチャルYouTuberを見た瞬間、「これは面白い!」「可愛い!」とイナズマみたいに衝撃が走ったんです。その時に「これは将来色んな人にインパクトを与えて、日本から世界に発信できる手段のひとつになる」と考えました。

まずは代表と僕でバーチャルYouTuber事業を始めることになりました。続けていくうちに社内のメンバーが集まって、5人体制になりました。その後チームで活発に議論を交して、プロモーションや技術面の話を進めました。そして、100人の候補者の中から「この子が世界一のバーチャルYouTuberになるんだ!」と本気で思った方が今、ミライアカリとして活躍しています。

ミライアカリを人気にさせる戦略とともに、「プラットフォーム事業を立ち上げよう」という構想を話していました。ただ正直、当時は明確なイメージがある訳ではなかったんですよね。目の前で起こる問題ややるべきことで精一杯でした。でも、僕たちの努力も報われて、今やミライアカリは”バーチャルYouTuber四天王”のひとりと言われるほどになり、2018年10月にはバーチャルYouTuberのライブ配信プラットフォーム「IRIAM(イリアム)」をリリースすることができました。当時考えていた構想がどんどん現実になってきていますね。


荒木さんが考えるバーチャルYouTuberの魅力は何ですか?

バーチャルYouTuberだからこそ生み出せる価値がある

色々ありますが、バーチャルYouTuberには大きく3つの魅力があると考えています。

1つ目は、新しい才能を発掘できること。これまでは才能を持っていながらも、自分の顔を出さなければならないという制約によって埋もれていた人がいました。しかし、バーチャルYouTuberは顔出しをする必要がありません。今まで顔を出すことに抵抗感のあった人々にとって、バーチャルYouTuberは新しい選択肢となるのです。

2つ目は、絶妙な不完全性。アニメの場合、ストーリーは決まっていて、キャラクターも完成されています。でもバーチャルYouTuberは逆です。配信者自身も手探りでやっている。その完成されていない部分を見て、ユーザーが「もっと見たい!応援したい!」と感じます。そしてユーザーとのコミュニケーションを通じて、バーチャルYouTuberのキャラクター性や振る舞いが変化するのが醍醐味ですね。

3つ目は、様々な領域で活躍できること。この前はミライアカリが東京ゲームショウ2018の公式キャスターをつとめたり、キズナアイちゃんが訪日観光大使に任命されたりと、タレント的な役割が広がっています。でもまだまだ可能性はあって、教育や福祉の現場での活躍も可能だと考えています。人ができることは、バーチャルYouTuberがどんどん担っていけるんじゃないかと思ってますね。



ビジネス的観点からもバーチャルYouTuber市場が注目され、大企業が続々と参入していますが、不安はありますか?

ーむしろこの状況にワクワクしています!

グリーさんの子会社であるWright Flyer Live EntertainmentさんがバーチャルYouTuber事業に100億円を投資している他、サイバーエージェントさん、SHOWROOMさんなど、大企業がどんどん参入していますよね。

でも不安は一切なくて、むしろこの状況にワクワクしています。僕らはバーチャルYouTuber市場の中では早めに参入していて、そのおかげで優秀な方々と会えています。いちベンチャー企業が大手のプレイヤーの方々と同じフィールドで仕事できるのが何より楽しいです。

バーチャルYouTuber市場はまだまだ発展途上で、今はまだバーチャルYouTuberの可能性を世の中に提案する時期なんです。それを見た建築業界、医療業界、製造業界などの人々が、バーチャルYouTuberの新たな可能性に気付くかもしれない。そうすることで市場規模も活躍できる分野も広がっていくんです。

また、僕らはバーチャルYouTuber向けプラットフォームの開発など、まだ大企業が手をつけていない領域に踏み込んでいます。なので、資金を持ち優秀な人々が集まっている大企業に「こんな使い方ができますよ」と提案を続けることで、一過性のブームでバーチャルYouTuberを終わらせず、ひとつの文化として残していきたいですね。



今後バーチャルYouTuberの可能性を広げる中で、海外展開も視野に入れていますか?

ー海外へ発信できるよう、まずは国内での文化を創りたい

海外展開は考えなきゃいけません。歴史的に見て、海外から流行や文化が輸入されることは多くても、日本発信のものは少ないんです。けれど、日本からアニメやマンガは世界中に広まりました。キャラクターコンテンツについては、海外で渡り合える実力を日本はすでに有しており、バーチャルYouTuberもそれだけのポテンシャルがあると考えています

しかし、海外進出はまだ慎重になるべきです。ライブ配信は日本より海外の方が進んでいます。今の僕らのクオリティで挑んでも満足されないでしょう。仮に上手くいっても、今のレベルでは海外の優秀なクリエイターにパクられて追い越されるでしょうね。下手に進出しても意味がないと思います。

それより今は、日本国内での文化を創るのが先です。YouTubeの市場に留まらず、アニメやアイドル、小売市場など、他の市場への展開も見据えて等にビジネスを広げていくことが大切です。他社さんやバーチャルYouTuberたちと共同しながら、この市場を押し上げていきたいです。



今後のバーチャルYouTuberの展望を教えてください

ーバーチャルYouTubeが世の中にインパクトを与える事業に

まずはバーチャルYouTuber専用のライブ配信プラットフォーム「IRIAM(イリアム)」の運用に関してPDCAサイクルを回し、ユーザーがどんな反応をするのか、そしてどうすればさらに喜んでくれるのか改善し続けていきたいと思います。

また、バーチャルYouTuber配信を行うライバーさんのケア体制を整えたいですね。彼ら・彼女らはライブ配信で数百人以上から注目されて、配信が終わった瞬間にポツンとひとりになってしまいます。また配信終了後も、SNSの反応を細かくチェックしなければならず、ライバーさんたちの心は疲弊しやすいと思います。だからこそ、メンタルをしっかりケアできるマネージャーと一緒に働きたいと考えています。その他にも事業を推し進めるプランナーやプロデューサーなど、優秀な人をまだまだ募集しています。

ZIZAIでバーチャルYouTuber事業が立ち上がり、現在は2年目。やっとスタートラインに立てたという思いです。これからの1年間にやっていくことは、バーチャルYouTuberやそのプラットフォームが、世の中にインパクトのある事業だと伝えていくこと。2年目で市場をもっと価値のあるものに押し上げていきます。


最後に今後のZIZAIの展望を教えてください

ーVR事業だけで終わらない。広い視野で考えられる人と一緒に働きたい

もちろんVR事業に今後も力を入れますが、それにとどまらず新規の事業もどんどん立ち上げていく予定です。今はこんなビジネスが流行っていて、市場規模がどれほどあり、過去に海外ではこのような事例があったと、常に新規事業のアイデアを議論している状態です。

そういうことを考えると、ZIZAIで活躍できるのは「バーチャルYouTuberが好き」「キャラクターが好き」という人より、例えば「明日から車を作ろうぜ!」というアイディアに対して「いいですねそれ!」と言える人ですね。僕らがやっていることは、人をあつめて、ビジネスに繋げて、新しい事業を作り、人が喜ぶサービスやコンテンツを発信することです取り組む事業を限定せずに、広い視野で物を見れる人がZIZAIに向いてるんだと思います。そんな方々と一緒に、将来の文化を作れる事業をやっていきたいです。

弊社のバーチャルYouTuber事業、もしくは新規事業立ち上げに興味がある方はぜひご連絡ください!

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ZIZAIは8月で3期目を終え、9月から4期目を迎えました。
今後も既存事業を成長させると同時に、新規事業にも挑戦していきます。
ZIZAIの目標は、総合ITベンチャー企業へと成長し、世界70億人にインパクトを届けられるようになること。

ぜひ他のインタビューもご覧になってみてくださいね!


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