システムを作るためには仕様書を読めることが必須です。

行政サービスを受注するため、自治体からは業務仕様書が提示されます。この仕様書に応じて、出来ること出来ないことを提案書としてまとめます。仕様書には、機能を満たすかどうかと併せて、納期や構築費、運用費、実施体制や資格条件、導入実績など細かく記載されていて、それぞれの項目について提案していきます。

発注者は、この提案書に従い点数をつけて、最終的な受注者を決めます。自治体からのシステム発注では、価格一発勝負はほぼなく、提案書による総合評価方式が中心になっています。安ければよいというものではなく、機能と価格の両方で評価しますということです。

企画営業担当の仕事は、これら仕様書を読み、提案書を作成し、仕事を受注することにあります。