■ Introduction by Yuki
こんにちは、ZEROGRAの創業メンバーで人事の中元(Yuki)です。 今回もインタビューを通じて、メンバーの価値観や想いに触れ、相互理解を深めるための記事をお届けします。
今回は、ZEROGRAを牽引する成長エンジンのもう一つの核であり、AS(Account Sales)事業のディレクターを務める創業メンバー、田中(Kyo)に話を聞きました。 代表の今野(Sota)が「既存の仕組みのアップデート」に執着するタイプだとすれば、Kyoは「目の前の状況にフルベットし、確実に数字を創り出す」野生味あふれる現場のプロフェッショナルです。
新卒で入社した大手企業での安定を捨て、なぜ実力主義の外資系企業(Indeed Japan)へ飛び込み、そして何もないZEROGRAの創業という道を選んだのか。 Kyoの飾らない言葉の裏にある「ビジネスへの純粋な欲求」と、彼がZEROGRAの次世代を担うメンバーに求めている「本物の責任感」について、深く迫ってみました。
「壮大なビジョンに酔うよりも、目の前の仕事で圧倒的な結果を出したい」「自らの実力だけで市場価値を証明したい」――そう考えている方に、強く響く内容になっています。ぜひ最後までお読みください。
1. 大手企業の安定を捨て、「1000万」を稼ぎにいった理由
Yuki: 今日はKyoのこれまでのキャリアと、ZEROGRAでの事業運営のスタンスについて掘り下げていきたいと思っています。新卒では化学品の専門商社に入社して、しっかり業績も出していた中で、Indeedへの転職を決めたと思うのですが、その根底には何があったんでしょうか?
Kyo: シンプルに言うなら、「年齢とともに給料が上がり続ける=仕事を頑張らなくてもいい」という選択肢がある環境から、抜け出したかったからです。新卒からの3年間、自分なりに努力して良い成績を出していましたし、会社からの評価もそれなりに得ていました。
ただ、どれだけ圧倒的な成果を出しても、年功序列という強固なシステムの中では、同期と給料は横並びです。身近に誰よりも仕事ができて、圧倒的なパフォーマンスを出している先輩がいたのですが、その人を見ていても、将来得られるポジションや報酬には構造的な限界があると感じてしまったんです。数年後の自分の姿が容易に想像できてしまう。つまり、「このまま頑張らなくても生きていける」という選択肢が用意されていることに、ある種の恐怖感を覚えました。
だったら、インセンティブの仕組みが明確にあり、実力次第で青天井の報酬が得られる環境に身を置きたい。「自分が今の市場でどこまで稼げるのか試してみたい」「がむしゃらに仕事をして、周りからかっこいいと思われる働き方がしたい」「シンプルにモテたい」、そんな若手特有の純粋な欲求が日に日に強くなっていきました。
Yuki: 自分の市場価値をダイレクトに試せる場所にいきたかったんですね。結果的にIndeedへ転職して、実際に年収1000万円を叶えられたわけですが、目標を達成してみてどう感じましたか?
Kyo: いざ実際に稼いでみると、「あ、こんなものか」というのが正直な感想でした。もちろん、お金を稼ぐことはビジネスにおいて極めて重要ですし、僕自身の強いモチベーションでもありました。でも、実際にその金額を手にしたときに見えた景色は、想像の範囲内に収まってしまったんです。
それに、どれだけ個人として圧倒的な数字を上げて成果を出しても、完成された巨大な仕組みの上で動いている側面も大きく、本当の意味で自分の「個としての市場価値」がどこまで高まっているのか、確信が持てない部分がありました。高い報酬を得られたとしても、目の前の短期的な数字をひたすら追いかけ続ける「短距離走」のような働き方に、少しずつ違和感を覚えるようになったんです。
周囲の人が次々と入れ替わっていくのを客観的に見ているうちに、「この働き方をずっと続けていくわけではないな」と感じていました。目先の数字だけに一喜一憂するのではなく、もっと中長期的な視点で自分のキャリアやこれからの稼ぎを見据えたい。そして、他には代えがたい「稀有な存在」として自らの市場価値を圧倒的に高めていかなければ、この先ビジネスパーソンとして長く生き残っていけないのではないか、という焦燥感を抱くようになりました。
2. ZEROGRAへのジョイン。壮大なビジョンより「今」へのフルベット
Yuki: その焦燥感を感じていたタイミングで、代表のSotaから声がかかり、ZEROGRAの創業に参画したと思いますが、「起業」や「ゼロから事業を創る」ことに対して、元々強い思い入れや明確なビジョンがあったんでしょうか?
Kyo: 正直に言えば、最初から「社会課題を解決したい」といった高尚なビジョンや、「業界構造を変革する」といった壮大な青写真があったわけではありません。 「創業メンバー」という響きへの純粋な興味や、Sotaと一緒に全くのゼロから事業をやる面白さへの期待といった、直感的なワクワク感が起点でした。
ただ、昔から「今、潮目が変わる」と感じたときに、その流れを瞬時に検知して、迷わずそこに自分のリソースをフルベットする(賭ける)嗅覚のようなものは持っていました。ZEROGRAという何もないカオスな環境は、まさに自分がただのプレイヤーから抜け出し、「何者かになるための新しいチケット」になると思ったんです。
Yuki: ここまでRA(リクルーティングアドバイザー)としての機能立ち上げから今に至るまで、事業を大きく牽引されてきました。最初は1人で泥臭くテレアポを開拓するところから始まり、組織の規模が大きくなっていく中で、何か見える景色は変わりましたか?
Kyo: 意外かもしれませんが、スケールしてきたという感覚や、「うまくいっている」「成功している」という満足感は今も全くないですね。 むしろ、事業を大きくすればするほど、「もっとやれることがある」「自分の見立てが甘かった」「システムにバグがある」といった、より難易度の高い課題ばかりが次々と浮き彫りになってきます。創業当初の、誰も自分たちを知らない中で1日何十件も断られながらテレアポをしていた頃の泥臭さは、今も形を変えて存在しています。
僕は「5年後に会社や事業をこんな風にしたい」と遠い未来の絵を描いて悦に浸るよりも、「この事業目標を達成するために、今日、明日、誰にアプローチして、どの数値をどう改善すべきか」という「今、目の前の現実」に強烈な軸足を置いています。 遠い可能性を語るよりも、目の前にある複雑なパズルをどう組み立て、今日という1日でどうやって確実に数字を創り出すかに執着する。良くも悪くも、その目の前のことに100%没頭するリアリストなスタンスが、結果的に事業を少しずつ、しかし確実に前に進めてきたんだと思います。
3. 事業を動かすのは「仕事そのもの」を楽しむ力
Yuki: 創業期から様々なフェーズで、営業から仕組み作りまで多様な業務を遂行してきたと思いますが、仕事の中で「特に何をしている時が好きか」というこだわりはあるんですか?
Kyo: 「この特定の業務だけが好き」というのはないですね。強いて言えば、対人での折衝やハードな交渉をまとめるのは昔から得意ですし好きですが、基本的には「働くこと、仕事という集合体そのもの」が好きなんです。事業を創る上で発生するあらゆるタスクを、フラットに捉えています。
Yuki: 「仕事という総体」そのものをエネルギーに変換できるのは、大きな強みですよね。これは、一般的に言われる「モチベーションを高めて仕事に臨む」という話とは、全く違う意味合いですよね?
Kyo: 全く違いますね。僕はそもそも、ビジネスにおいて「モチベーション」という言葉や概念自体があまり好きじゃないんです。 プロフェッショナルとして対価をもらっている以上、「気分が乗るからやる」「今日はモチベーションが低いからやらない」なんていう選択肢は存在しません。
もちろん、誰だって泥臭く面倒な作業や、気が進まないハードシングスに直面することはあります。でも、それらの困難も含めて、事業を前進させるためのプロセス全体をゲームのように楽しんでいる自分がいます。 朝起きて当たり前のように歯を磨くのと同じ感覚で、「やらなきゃいけないから、やる」。自分の感情やコンディションに左右されず、いかなる時も常に一定以上の高いパフォーマンスを出し続ける。その感覚で日々の仕事と向き合っています。
Yuki: 一方で、AS事業がスケールし、今はAcquisition、Growth、CSという形で役割も明確化されました。現在のチームメンバーの働きぶりや状態に対する評価はどうですか?
Kyo: 一人ひとりの状態やエネルギー値は非常に高いと感じています。組織編成を行いチームを役割ごとに分けたことで、それぞれのミッションが明確になり、より能動的に動いてくれています。 メンバーが自分自身の思い描く理想と、なかなかうまくいかない現実とのギャップに苦しみながらも、逃げずに一生懸命もがいている姿にはすごく好感を持っていますし、個人の当事者意識は間違いなく変わってきています。
ただ、僕らが目指している「事業の成長スピード」という観点で見ると、まだまだやれることはたくさんある。だからこそ、今の心地よい環境や「頑張っている」というぬるま湯に浸るのではなく、常に一段上の高い基準を彼らには求めていきたいですね。
4. 次世代へ求めるのは「覚悟」と「責任感」
Yuki: 今後、AS事業がさらに伸びて組織が拡大していくためのブレイクスルーのポイントは、どこにあると考えていますか?
Kyo: 間違いなく「人」です。既存メンバーが今の枠を破ってさらに成長すること、そして、これから入ってくる新しいメンバーとの間に起きる化学反応にも期待したいですね。 最終的には、彼らが僕の指示を待つのではなく、自分自身で事業を牽引するリーダーへと進化することです。そのためには、僕たちにはない新しい考え方や動き方を持った人材からの刺激が絶対に必要ですし、同時に、今いるメンバーが僕の手を離れ、完全に独り立ちすることが不可欠です。
Yuki: 確かに、組織を役割ごとに分けたからこそ、各々のプロフェッショナリズムが問われるフェーズに入ってきましたよね。これから新しく入ってくるメンバーや、次世代を担う既存メンバーに対して、具体的にどのような成長やスタンスを求めていますか?
Kyo: 一言で言えば「責任感」を持ってほしい。それに尽きます。自分のキャリアに対して、所属するチームに対して、ZEROGRAという会社に対して、そしてクライアントや関わる全てのステークホルダーに対しての責任です。
先ほども言いましたが、今いるメンバーが理想と現実のギャップに苦しみながら一生懸命もがいている姿には、すごく好感を持っています。 ただ、ビジネスの世界において「一生懸命頑張っています」というプロセス評価で許されるのは、アマチュアの世界だけの話です。事業の成長スピードや目標達成というシビアな観点で見れば、まだまだ生ぬるいというのが偽らざる本音です。
今はまだ、僕が現場で細かく口を出して、彼らの不足分をカバーしている部分がたくさんあります。でも、事業が本当の意味でスケールするのは、「この会社が伸びるか、倒れるかは、自分たちの双肩にかかっている」と各々が本気で自覚した時です。それは座学や理屈で学べるものではなく、自ら当事者として逃げ場のない修羅場に立ち、1つのアポ、1円の売上という「数字の重み」を知ることでしか得られないものがあります。
だからこそ、これからのメンバーには、誰かの指示に頼るのではなく、自分の足で力強く立ち、自らの責任で判断を下し、泥臭く結果をもぎ取れる本物のプロフェッショナルになってほしいと強く願っています。
■ Outro by Yuki
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 Kyoの言葉を通じて、メンバー一人ひとりが持つ強い当事者意識と、目の前の仕事に誠実に向き合う姿勢を感じていただけたのではないでしょうか。
私たちZEROGRAは、壮大な理想を描くだけでなく、足元の現実を一つずつ着実に積み上げていくことを何よりも大切にしています。目の前の課題から逃げず、自分自身の頭で考えて行動する。この愚直なまでのスタンスこそが、私たちのプロフェッショナルとしての共通の土台です。
現在、AS事業はAcquisition、Growth、CSという役割ごとの新体制へと進化し、メンバーそれぞれが自分の領域で裁量と責任を持って挑戦できる環境を整えています。現状の課題に悩みながらも一歩ずつ成長しようとするメンバーを、組織としてしっかりと支え、チーム一丸となって事業を前に進めていく。それが今のZEROGRAの風土です。
「誰かに指示されるのを待つのではなく、自らの意志で事業を動かすおもしろさを味わいたい」
「変化の激しい環境をチームとともに楽しみながら、自らの市場価値を高めていきたい」
自律的に挑戦し、会社とともに次のステージへ進んでいきたいという想いを持った方からのご応募を、ZEROGRAメンバー一同、心よりお待ちしております。