こんにちは！インターン生の星野です。

私の尊敬する先輩である松本陸さんがインターンを卒業します！
そこで、今回は卒業インタビューと題し、インターン歴最長の松本さんにインタビューを行いました！

ZEINの長期インターンで得られた経験や学び、またそれらを活かして今後コンサルタントとして達成したい目標など、たくさんお話を伺いました！

「長期インターンに興味がある」学生さんにとって、有益な情報が盛り沢山ですので、ぜひ最後まで目を通していって下さいね！

目次

1.インタビュイー紹介
2.インターン活動の振り返り
3.松本さんが感じるZEINの魅力
4.今後の目標
5.まとめ

1.インタビュイー紹介

松本陸（まつもとりく）
大学3年の10月よりZEINのインターンに参画し、歴代最長となる1年10ヶ月勤務。大学卒業後はコンサルタントとして勤務予定。最近の悩みは、インターンをやり過ぎて、なかなか教習所を卒業できないこと。

ー本日はよろしくお願いいたします！

こちらこそ、よろしくお願いします！

2.インターン活動の振り返り

ー早速ですが、これまでの業務内容を教えてください！

これまで、フィード記事、ミートアップ企画、新卒/インターン採用、インターン研修企画、新メンバーの育成などを担当してきました。わかりやすく、紹介しますね！

ーありがとうございます！幅広い業務を経験されていますね！業務を行う上での目標はありましたか？

はい！時期ごとに目標を設定していました。

【20年10月~21年12月】
早く新しい仕事を任せてもらえることを目標にしていました。実際に2ヶ月目から、他の人よりも早く、フィード記事の執筆以外にミートアップの企画に携わることができました。

【21年1月~21年3月】
新しいリーダーとして、リーダー、サブリーダーの卒業に伴う業務の引き継ぎを完璧にすることを目標にしていました。当時の役員の方との面談で、「松本くんは、今いるリーダーにはなる必要はない」と言われたことを今でも鮮明に覚えています。当時はその意味について理解することができませんでしたが、今考えると自分らしさを大切にし、自分でやれることを探して頑張ってほしいという意味だと思いますね。

【21年4月~21年12月】
リーダーとして、23卒採用を22卒採用以上に実りあるものにすることを目標にしていました。具体的には、新卒採用・インターンのエントリー数向上を目的とした採用チャネル選定・導入、会社イベント記事に注力しました。

【22年1月~22年7月】
より良いチーム作りを目標にしていました。インターン初期では、チームで活動していく中で、円滑な業務の遂行のみを重要視していました。しかし、実際はメンバーとの交流を大切にする情緒的な側面も同様に重要であると気がつきました。

普段のメンバーとのディスカッションの様子です！

ー確かに、私が入社した時とは違い、インターン生の交流が増えたように感じます！ これまでに業務で苦労した経験はありますか？

フィード記事の執筆とチーム作りに苦労しました。

前者については、私は文字を書くことに元々苦手意識がありました。そのため、最初に執筆した記事のレビュー依頼を出した際に、指摘されてしまう箇所が非常に多かったのを覚えています。その時に、私は「あれ、私って日本語を書けていないかも」と思いました（笑）
また、プロジェクト紹介記事を執筆した際には記事の体裁面での指摘だけではなく、「積極的に質問して疑問点を解消し、専門的な内容を他人に説明できる状態にする姿勢をもっと持ってほしい」との指摘も頂きました。

後者については、コロナ禍によって一時的にインターンがフルリモートになったことが大きく影響しています。フルリモートが続く中、メンバー間で話し合う機会をあまり取ることができなかったり、十分に業務のレビューができなかったりとチームの雰囲気作りにうまく貢献できませんでした。

ーこれらの苦労をどのように乗り越えましたか？

フィード記事の執筆については、表現と論理構成の2点で工夫しました。
1点目の表現については、他社の発行物を書き手視点で読むことや、どのような意図でその表現が用いられているかを考えながら読むことを意識しました。また、先輩から頂いたレビューをストックしたり、文章ごとに読み手の感情を意図的に動かすことを意識することで、適切な表現方法を学べたと感じています。

2点目の論理構成については、常に「伝えたいメッセージは何か？」と「そのメッセージを成立させるために必要な要素は何か？」の2つの問いを持って執筆していました。コンサルティングファームを志望している方は聞いたことがあると思いますが、「why so？」「so what？」を意識していたとも言えますね。

ーチーム作りについては、いかがですか？

メンバー受け入れやチーム作り関しては、メンバーとの業務以外での交流を増やすことを意識しました。取り組みの一例として、初回出社日にWelcomeランチを行うようにしました。勤務初日は皆緊張していると思うので、少しでも早く打ち解けられるようにと半年前に開始しました。今まで4名とWelcomeランチに行きましたが、皆一生懸命頑張ってくれているので、良かったなと感じています。
ランチ以外にも、インターン生だけでご飯に行ったり、役員の長田さんにご馳走していただいたりと昔より交流の機会が増やせたと思います。

また、インターンメンバーの業務品質向上を目的として、私や役員の方が講師となってインターン生向けの研修を新たに実施しました。研修では、私からはコンサルティングファームの選考プロセス毎のPoint解説やケース面接の演習、役員の方からは新卒の方が実際に研修で受けているロジカルシンキング講座を行なっていただきました。

インターン研修中の様子です！

ーインターンリーダーとして意識したことはありますか？

意識したことは2点あります。
1点目は、「次のアクションにつながる発言か」ということです。
これを意識しようと思ったきっかけは、私が参加した戦略コンサルタント内定者研修でパートナーの方が「良い戦略とはactionableである」と仰っていたことです。
つまり、「良い戦略」とは、クライアントがこれから何をすべきかが明確になっており、実行に移せる提案のことを指しているということです。
今後、コンサルタントとして活躍していく中で教科書的に正しいことだけを相手に主張しても、相手が実際に何をすれば良いのかが分からず、結果として目指すべき状態を達成できないのは、コンサルタントとして恥ずかしいなと思いました。
そこで、まずはこのZEINのインターンを通して相手のアクションが明確になるフィードバックができれば、クライアントから信頼されるコンサルタントに近づくのではと思い、心がけて取り組みました。メンバーが執筆した社員インタビュー記事のレビュー等で、「ここが良くないね？」だけ指摘するのではなく、常に対案やどう考えると良いかなどを打ち出すことを心がけています。

2点目は、業務以外でインプットを行い、インプットしたことをZEINの業務に活かすことです。
インターン活動は大学の講義のようなインプット中心の環境とは異なり、アウトプット中心の活動です。私は立場的にメンバーにインプットをする側であります。そのため、自分からインプットする姿勢は常に持っていました。
また、他社でもインターンをしていたため、そこで学んだことをZEINのインターン業務に活かしたり、書籍から知識をインプットしていました。実際に、インプットしたことをインターン業務の中で試してみると、習得することの難しさも感じますが、一つ一つインプットしたことが定着していることが目に見えて実感することができました。

ー「相手のアクションが明確になるフィードバック」非常に勉強になります！

3.松本さんが感じるZEINの魅力

ーZEINのインターンはどんな点が魅力的ですか？

魅力としては2点あります。
1点目は、自ら必要なアクションを検討し、取り組めることです。
これまで、いちメンバーとして作業中心の業務であったため、リーダーとして、自分自身が追加的に取り組むべき業務が明確に出来なかった時期がありました。この経験があったからこそ、自分がやるべき業務は何かを考え、積極的にアクションを起こしていくことの重要性を学びました。
私のような「新しい物好き」の方にとっては、楽しめる環境だと思いますね。

2点目は、役員直下で働けることです。
私は、ZEINの他にも2社インターンした経験がありますが、役員の方やマネージャーの方と気軽に会話ができることは少ないと思います。このように役員の方と話すことで、OB訪問や選考の際にパートナーの方とお話してもスムーズに会話ができたと感じています。
特にコンサルティングファームへの就職を考えている人にとっては、マネージングディレクターというコンサルティングファームの経営を担う方がどのようなことを考えているかを知ることができるので、非常に勉強になると思います。

ーありがとうございます！では、ZEINのインターンを経験して、どのような点が成長しましたか？

スキル面とマインド面に分けてお話ししますね。
スキル面については、言語化能力と論理的思考力、ファシリテーション能力が身につきました。特に、言語化能力に関しては、フィード記事の執筆や役員の方や社員の方々とのコミュニケーションを通して、自身の考えを他者にわかりやすく、なおかつ誤解のないように表現する能力が上がったように感じます。

マインド面については、インターン業務を行っていく上での私の考え方が変わりました。
インターン入社初期は、正しいことを言って正しいことをやっていれば良いと考えていました。そのため、チームで活動していく中で、情緒的な側面は重要視せず、働きがいに関してあまり意識が向けられていませんでした。それに加えコロナ禍でのリモートワークもあり、メンバーの業務パフォーマンスが低下してしまい、個人と組織の双方に影響が出てしまう経験がありました。この経験から、役員の長田さんやメンバーが考えていることを予想して、先回りした行動を意識するようになりました。

4.今後の目標

ーでは、松本さんの今後の目標について教えてください！

今後はコンサルタントとして、正しいことを言うだけではなく、情緒的な側面も含め人の心を動かしていきたいと考えています。
インターンチーム運営の経験から、ただ業務を問題なくこなすだけではなく、メンバーとの関係性を構築していくことの重要性を学びました。頭でっかちにならず、チーム全員で結果を出せるように頑張っていきたいです！

ーインターンメンバーに意識してほしいことについてあれば教えてください！

意識してほしいことは、2点あります。
1点目は、インターン卒業後も役員の方やメンバー同士で「会いたいな」と思うぐらい個性を発揮してほしいですね。
「経営者がコンサルタントと定期的に時間をとって話をするのは義務ではなく任意であるため、相談したいと思われるコンサルタントを目指すべき」と伺ったことがあります。
このインターンに話を戻すと、インターン業務を通して役員の方やメンバー同士とコミュニケーションを取る機会は多いと思いますが、それは「業務上必要であるため」だと思います。
業務上の必要性ではなく「用事はないけど、なんとなく話したいな」とお互いに思えるぐらい、自分の個性を大事にしつつも周囲と協働して行ってほしいですね。

2点目は、役員である長田さんやメンバー同士で頼り合い、そして刺激を与え合い、インターン生が互いに成長できるようにしてほしいです。それを実践するためにも、業務外でも積極的に交流してほしいですね。
また、現在は感染状況も落ち着きイベントが企画しやすく、また組織としても成長しているので採用活動のスケールも私が参加した時より明らかに大きくなりました。ぜひ、この環境を当たり前だと思わず、失敗を恐れずに挑戦してほしいです。

楽しい雰囲気でインタビューを行いました！

ー松本さん、今回はインタビューを引き受けてくださり、ありがとうございました！

5.まとめ

今回は、ZEINインターンチームのリーダーである松本さんへのインタビューをお届けしました。
ZEINのインターンで得られた経験や学び、またコンサルタントとして今後の目標について、たくさん語っていただきました！

この記事を読んで、長期インターンやZEINについて興味を持ってくださった方がいれば幸いです。

また、松本さんは今年の7月でZEINを卒業し、新たな場所で挑戦を続けていきます。
私も後輩として、いち早く成長し、リーダーシップを発揮できるように頑張りたいと思います！

最後までご覧いただき、ありがとうございました！

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