上の写真はなんだと思いますか？　社員が作ったショート・ムービーの一コマです。

恒例となった１年に一回の社内ビッグイベントを12/3に終えました。このビッグイベントは多くの社員が参加するイベントで映像部門とステージ部門に分かれています。映像部門では、社員が３チームに分かれて、それぞれ独自の企画で、映画を作ります。脚本制作、ロケ、動画編集とかなりの時間を費やすことになりますので、約２ヶ月半くらいの準備をかけています。

社員の多くがITエンジニアなので、映画制作などやったことがない人が、これに挑戦してきました。ただ、このイベントも３回目なので、年々出来上がった映像の品質が高くなってきたと思っています。

このような手間ひまかかるイベントを何故やるのか

ITエンジニアが、通常業務をこなしながら、イベントの準備をやるのは正直大変です。

それでも、このイベントを通して得られるものは大きいと考えています。１つは、社員が１つの目標に向かって準備をする中では、普段ではしゃべらない、例えば、仕事の悩み、自分の将来のこと、会社の将来のこと、自分の夢のことを自然と話す雰囲気ができるので、お互いをよく知る機会となり、結果的に通常の業務の中で結束力が強いチームを作ることに繋がります。それと、もう１つ、弊社の企業理念として、「ビジネスを通して夢を叶えられるチームを作る！最終的には、自分の夢を叶える人材を育成する」というのがあります。夢を叶えるというのは、目標を設定して、そこに辿り着くことになりますが、現状と同じ生活をしていた辿り着けることはなくて、常に今の自分を成長させてこそ、その目標に辿り着けるわけです。つまり、現状の安全なゾーンから、未知の領域に踏み出し、そこで成果を得る習慣を身に付ける必要があります。そのための練習として、ビッグイベントを捉えています。

ITエンジニアが映画を創るなんて、それ無理でしょう！と考えてしまいますが、映画製作も１つのプロジェクトと考えれば、やってやれないことはありません。みんなが、未経験なゾーンに入るので、お互いに助け合わないと出来上がりません。まっ暗闇で様々なシーンを追体験する「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」に行った人もあるかもしれませんが、あんな感じですかね。映像制作では、IT業務の経験がたいして役立たないので、本当にお互いが平等に知恵を絞りあって作り上げていきます。

12/3のイベント当日は、映画館を借り切って上映館をしました。それまでの二ヶ月間の集大成として、みんなが出来上がった映画を見るので興奮します。映像制作は、チーム対抗戦となるので、それぞれのチームが個性を出して、仕上げてきますので、実に面白いです。

弊社のオフィスに来て、私たちが創った映画を見てみませんか？