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Twitter経由でyutoriに入社した19歳の大学生が社長の右腕として活躍した話

こんにちは、yutoriの採用・人事担当の泉水太雅(せんずいたいが)です。

今回は、ゆとり社長こと代表片石のTwitter経由で応募して、「社長の右腕→バーチャル事業の立ち上げ→アパレルECストアのクリエイティブデザイナー」というキャリアの変遷を辿った『鈴木颯人(すずきはやと)』に、yutoriで何をしてきたのか?を片石から直接話を聞いてみます。

19歳の一大学生の彼がなぜyutoriに応募したのか、そこで何を学び得たのか、yutoriの入社前と後のギャップ、社内の実態はどうなっているかなどリアルな部分も迫ってみます。


左:片石貴展 ・ 右:鈴木颯人


高校生の時にWebサービスを開発するも、挫折。19歳がyutoriに出会うまで

片石:
改まると緊張するねw まず自己紹介をお願いします、入社のきっかけも!

鈴木:
慶應義塾大学SFCの1年生、2000年生まれで現在19歳です。

yutoriの入社背景は、元々高校生の時に自分でWebサービスを作ってて、その時は「この層にこういうことをしたら刺さるんじゃないか」みたいな、自分がやりたいことではなく、マーケットインサイト軸でサービス開発をしていたけれど、楽しくもないし、結果としてうまくもいかなかった。

そんな時にゆとり社長のTwitterを見つけて、一般的なIT企業にはない、なんというかyutori特有の軽い空気感?みたいなものを感じたり、IT企業だけどアプリとかではなくモノを売るっていうリアルに寄り添った事業を展開しているギャップに興味を持ちました。

片石さんが定期的にbosyu出しているのも見ていて、受験が終わり大学が始まった瞬間に応募しました。


鈴木颯人


片石:
登記した時の会社のリリースから知ってくれてたんだっけ。その時はyutoriはどういう印象だった?

鈴木:
yutoriが登記した2018年の6月は、まだ僕は高校3年生だったのですが、第一印象はとにかく「リリースの写真かっこいい」でした(笑)

yutoriの株主のheyの佐藤裕介さんやエウレカの赤坂優さんのことは知っていて、yutoriの存在を知ったあとに、展開しているサービスの『古着女子』を知ったという感じでした。


yutoriが法人化したプレスリリース時の写真


片石:
自分でWebサービス作るようになる前は、heyでもインターンしてたんだっけ?

鈴木:
そうですね、高校3年生の夏くらいに短期で3,4ヶ月ほどインターンしていました。hey卒業後は、自分でサービス・プロダクトを作って、NOWの家入さんや梶谷さん、ホリエモン、ドワンゴの夏野さんや川上さんにプレゼンをしに行きました。

片石:
へー。どんなサービスを作ってて、プレゼンはなんて言われたの?

鈴木:
シェフが行った店を閲覧できるグルメサービスを作っていました。シェフが行ったお店をインスタで集めてきて見れるようにしたり。本当に料理が好きな人向けのグルメサービスを目指しました。

けど、プレゼンではボコボコに言われました。(笑)
そんな社会の洗礼を受けた上で、yutoriには応募しました。


応募後、即日採用。社長直下のリサーチ業務を経て、新規事業にアサイン

片石:
bosyuは、リサーチのアルバイトを募集してたんだったよね。その時鈴木くんは他の人が熱意や意気込みを書いてくる中で、自分の好きなファッションブランドとか音楽アーティストを並べてきたんだよね。しかもそれが俺が好きそうなブランドとか音楽とかで(笑)

お互いの”好き”っていうニーズが合う形で送ってきてて、「この子は考えて人とコミュニケーション出来るな」と思って、数多く応募があった中当時18歳の鈴木くんとだけ会うことにした。

bosyuを出した次の日に会って、即採用になったねw


当時のbosyuと応募文章


片石:
片石直下の採用だったけど、入社してから今までの仕事の変遷は?

鈴木:
最初は「クリエイターを巻き込んだリアルの場を作る」という片石さんの構想を元に、カメラマンやイラストレーターなどのリストアップや、片石さんの想いを具現化しようと、イラストでロゴとかをたくさん書いて、そのフィードバックをしてもらったりしていました。自分のアウトプットの壁打ちで片石さんと密にコミュニケーションを取れたのはとても勉強になりました。

ちなみにイラストに関しては、今見返すと相当ひどいです...。


当時のロゴのイラスト


鈴木:
その後はバーチャル事業部に従事しました。『葵プリズム』や『uca』といったバーチャルモデルのみが所属する事務所『VIM』の立ち上げから、企業と葵プリズムのコラボ企画に携わりました。

元々プランナーとして0→1をやってみたいという思いがあり、実際にTOYOTA×葵プリズムの『ネオドライブ』や、SPINNS×葵プリズム『渋谷センター街パーカー』などの企画は実際に形になって、嬉しかったです。


TOYOTA×葵プリズム


SPINNS×葵プリズム


片石:
18歳にして社長直下ポジションから、新規事業にもアサインされて外部の企業ともコミュニケーション取ってたわけだ。

鈴木:
そうですね、年齢関係なく機会を与えていただき、貴重な経験になりました。

『VIM』でプランナーを遂げた後は、ファッション事業部で展開するECストア『9090』のデザイナーとしてグラフィックデザインを作成したりして、今に至ります。入社当初にイラストでロゴを書いていた時と比較すると、レベルアップしてきたのではないかなと思います。

鈴木くんのグラフィックデザインで作成した刺繍ロゴパーカー


「分かりやすいサクセスロードを考えていたが...」プロと仕事する苦難と心境の変化

片石:
一番辛かった時はいつなの?

鈴木:
VIMの立ち上げですね。社内外いずれも各領域のプロフェッショナルな人がいて成果を出していく中、自分は業務量も多いかつ成果も見えづらいタスクをこなしていて、スキルや成果を周りと比較することが多くて落ち込みました..。

片石:
周りと比較して沈むっていう、社会人2年目くらいの人が陥る悩みを18歳で経験できてるのはポジティブに捉えると良い経験だね(笑) 嬉しかった時は?

鈴木:
辛かったことの裏返しでVIMのリリースを出せた時は嬉しくて、自分でも頑張ったなと思えました。

元々別の名前で出す予定だったものをリリース前日に「VIMに変えよう」と片石さんからLINEが来て。

1日あればいけるだろうと思ってやりますと返事したら、外部の人とのコミュニケーションや作業含め思いの外時間かかって、朝4時くらいまで作業していました。リリースが朝9時の予定だったので「何かあった時に連絡取れないとやばい」と思い、寝ずに起きていたのは良い思い出です。

結果として無事にリリースは出来て、かつ想像以上に反響をもらうことが出来て嬉しかったです。

片石:
確かに俺らが思ってた以上に注目してもらえたよね。こういう経験して自分が大きく変わったなって思うことある?

鈴木:
1つ1つのタスクを、細かな作業でも丁寧に完成度を詰めるようになったのと、コミュニケーションを円滑に進められるようになりました。

資料を作成する時もフォントやサイズなど細部にこだわって手掛けるようになったり、コミュニケーションを取る時は、成果物のクオリティをどの粒度までやればいいのかをちゃんと確認して期待に応えるだったり。

特に片石さんとのコミュニケーションを重ねていく上で、自分の仮説とセットで伝えたり、YES or NOで答えをもらえるように質問するようになりました。

あとは元々打ち解けるまでに時間がかかって殻にこもりがちなところがあったけれど、本来の明るい自分を出せてきています。(笑)


片石:
スキルは確実に成長してるよね。元々エンジニアとしてプロダクト作ったりしてた中で、yutoriでは全く違う業務をやってて、想いとかビジョンとかそこら辺の変化はあった?

鈴木:
まだ安易な考えですが、好きなことやカルチャーに寄り添ったアウトプットをして仕事をしていけたらなと思うようになりました。

高校生の時は「これならヒットするだろう」というサービスを自分で作ってリリースして成功する、っていう分かりやすいサクセスロードを考えていたけど、yutoriにいると自分の好きなこととかやりたいことを考えさせられる機会が多くて。

例えば音楽アーティストと組んで、自分はデザイン周りでアウトプットして貢献していくとか、そういう仕事にも興味を持ち始めました。

片石:
かっこいいことやっているアーティストとかクリエイターとかと足並み揃えて、チームを少しずつ大きくしていくってイメージかな?全然当時の思想と違うよね(笑)なんでこんな変わったの?

鈴木:
yutoriでは外部クリエイターの方と仕事をする機会が多くて、こういう生き方面白いなって思いました。


yutoriに向いていない人は...?19歳の大学生が社長に物申す。

片石:
外部のクリエイターの中でも、yutoriに携わっているのはニュートラルなものを作っている人ってよりも、自分の領域を深ぼっている人が多かったから、だいぶ濃ゆい人が多かったよね。つまり好きなものとかで走っている人。

ところでyutoriの社内メンバーは、どんな人が多いと思う?



鈴木:
優しい人が多いと思う。想いが仕事とかビジネスとかよりも、好きなことにベクトルが向いている人が多くて、だからこそ自分の想いも発信しやすいし、それが許容される環境が自ずとつくられる”優しさ”があると思う。

片石:
テストで1番とるのが良いみたいな、人と比べてどう優れているか?っていう相対的なものに拘っている人じゃなくて、自分の中で強烈に好きだったりハマっている絶対的なものがある人が多いよね。良くも悪くも美学がある人。

けど、実は美学のこだわりが強い人って集団の中だと「この人変わってる。」でハブられがち。yutoriのメンバーはそれぞれ自分の美学があるから、自分のこともだし、周りの人の想いも許容できるところはある気がする。

鈴木:
学校は逆にめっちゃ居づらい。わりとコミュニケーションが取れない場面もある。けどyutoriであれば自分がyutoriっていうコミュニティの中での『鈴木颯人』っていうキャラクター的な感じで認識できるから居心地がいい。

片石:
確かに、”何かに対して熱量が高いキャラクター”って感じなところはあるかもね。俺たちはあくまでユニークで面白いものが好き。全ての人に居場所を与えているってってわけではなく、ある分野で深掘っている人とかがyutoriにはいる。

で、そういう人はある部分は逆に脆かったりする。そういう脆さをカバーしあったり、みんなの情熱を深めてビジネスにしていくことに面白さを感じている。

片石:
逆にこういう人はyutoriに向いていないってある?

鈴木:
一言でいうと意識が高い人ですかね。SNSとかで過剰に自分を良く見せようと取り繕ったりして、表層だけの人。

片石:
もちろん人間誰しも自分をよく見せようとするところはあるし、SNSも実態が何もないものだからしやすいってところもあるけど。

けどそれを分かりやすく表に出したり、自分の弱い部分を曝け出せず見栄を張る人とかもいるよね。

鈴木:
そうですね、見栄っ張りな人は合わないと思います。


片石:
色々ありがとう。じゃあ、最後に片石に何か物申してくれ。(笑)

鈴木:
んー(笑)そうですね。感情の起伏が激しくて、沈んでいる時にやらかすとメンタルダメージが大きいので、平穏を保ってもらえると嬉しいです..。

もちろんそれが良い方面に働く時もあります!

片石:
すいませんw 俺も精進していきます...。



泉水:
yutoriというコミュニティに身を置き、yutoriのメンバーやクリエイター達とコミュニケーションを重ねる中で、”らしさ”を今まで以上に出せるようになったことが、本人を大きく成長させた要因だと思います。

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泉水太雅(せんずいたいが)
株式会社yutoriの採用・人事担当。生息地はサウナ♨️

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