創業3周年の日に、新しい行動指針として「Re;Value」を発表した話

ユアマイスター株式会社は2019年8月8日に創業3周年を迎えました。

3周年記念日当日は社内でイベントを開催し、その場でユアマイスターの新しい行動指針となる「Re;Value」を発表しました。

「Re;Value」制定への経緯、想いを綴りたいと思います。

なぜ「Re;Value」プロジェクトが発足したのか？

「Re;Value」プロジェクトは2019年の初めに、代表の星野からCTOの星へ相談があったことがきっかけでスタートしました。

そもそも旧Valueは代表が起業する際に制定した、「会社として立ち上げるのに大事にしたい事」が言語化されたものです。

おかげさまで3周年を迎える事ができ、会社も事業も伸びているこのタイミングで、今一度組織について振り返った時にこの3年で大事にされてきたもの、今後大事にしていきたい事を改めて言語化し、Valueとしたい、というのがきっかけでした。

そこから社員合宿を経てメンバーから生み出された言葉をCTOの星を含め、ボードメンバーと何度もすり合わせながら出来上がったのが、新しい行動指針の「Re;Value」です。

「Re;Value」への想い

以下はCTOの星が発表に際して社員に発信したメッセージです。社内向けですが、この熱のままこの記事を読んで下さっている方にもお伝えできればと思い、原文のまま記載しました。

本日、ユアマイスター株式会社は3周年を迎えました。

あなたのマイスター、RELIVERS、ミツモ！というプロダクトとともに、徐々に社員が増えていき、今では20人以上の仲間と日々戦っています。

今回星野さんから「Valueを再定義したい」とお話をもらったのは、2019年の1月ごろでした。

一気に拡大をしていこうとするとどこかで歪みがでてきます。その問題を最小限に抑えられるよう、いや、むしろ社員全員が主人公のつもりで、自力で良い方向に変えていけるよう、もともと会社に掲げられている以下の５つのValueをゼロベースで考え直したいというのが発端でした。

＜旧Value＞

人を大切にし、応援される人であれ

圧倒的なスピードと顧客満足度の最大化の両立

自分達の成長が社会の成長へ

尊敬・感謝が良質な組織と商品を作成する

全てのサービスと人にストーリーを

社員の手でValueを作り直すというのは、ユアマイスター社員がユアマイスター社員たらしめる定義をするということです。これはすごい貴重な経験で、みんなと同じく僕も初めての経験でした。

合宿当日では、班分けはしたものの、ローテーションで一人一人が考えていることを言葉にし文字にし、繰り返し「ユアマイスターらしさ」を考えたこと、まだ記憶に残っている人が少なくないのではないでしょうか。

合宿ではボードメンバーはオブザーバーとしての参加で、社員全員でひとつひとつ言葉にしていきました

3年前はまだ誰の中にも存在していなかった「ユアマイスターらしさ」を、それまでの毎日の積み重ねで頭と体で形作ってきたのだと、みんなの議論を見聞きしながら鳥肌が立ちました。校訓も、部活のスローガンも、新卒で入った会社の行動指針も誰かが決めたものでした。

でも今回は違います。みんなの中から一滴ずつ絞り出したもの。

・他人に対して正直に向き合おうとする誠実さ

・世の中にある大切な有形無形なモノの大切さ

・仕事に対する姿勢、顧客に対する姿勢

表面上の言葉は違えど、行動を定義する本質は皆同じことを言っていたと思います。規約や規則に書かれていないこの共通概念こそが、文化であり、行動指針に落とし込める素敵な「ユアマイスターらしさ」だったのです。

みんなの中にも根付いていたことが明確に確認できた

お客さんのことを考え、仲間のことを考え、最高の仕事をして応援を集める。

そんな「ユアマイスターらしさ」を言葉に落とし込む作業は、いくらやっても時間が足りない作業であり最終決定まで時間を置いてしまいましたが、なんとか3周年のタイミングで発表できることになり嬉しいです。

それが以下の５つです。

＜Re;Value＞

HAPPY TRIANGLE

サービスを受けたいひと、サービスを提供したいひと、そしてユアマイスターの３者全員がハッピーな場をつくります。これこそがユアマイスターが事業を大きくしていく根源です。どれかだけがハッピーなものは簡単に思いつくけど、３者全員がハッピーとなるとそう簡単にはいきません。そこで、残りの４つの行動指針が必要になっています。