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プラント業界で前代未聞?柳井工業はギルド型組織への挑戦を考えています。

Twitterで「柳井工業はギルド制を導入したい」と呟いたところ、結構反応がありました。



おそらく、ギルド制を導入しているプラント企業は現時点ではありません。だからこそ、柳井工業はあえて挑戦してみたいです。

今回のnoteでは、「柳井工業が目指すギルド型組織」と「ギルド制のメリット・デメリット」を中心にお伝えしていきます。

前提として:「ギルド型組織」とは?

まずは「ギルド」を知らない方向けに、簡単にお伝えします。普段、ゲームと馴染みがない方だと、聞き覚えがないと思います。

ギルド型組織とは、市場に対してオープンな、束縛されることのないタレントによって構成された、関係性を軸とした人的集合体である。株式会社、合同会社、有限責任事業組合、または企業の一部門など多様な形態を取るが一様ではない。

引用 ⇩

これからは「ギルド型組織」がアツいと思う - 新規事業開発の実務
みなさんは、ゲーム以外で「ギルド」という言葉を耳にしたことはあるだろうか。私の場合、年明けにSNSでこのノートがシェアされているのは結構目にしていた。 実のところ、私は昨年からこの「現代版ギルド」とでもいうものに興味を持ち、あれこれと調べているのだが、実はいろいろなところで同じ様な動きが起き始めているようなのだ。 「ギルド」とはなんなのか。現時点では「"関係性" ...
https://blog.karmanline.co.jp/entry/2019/01/29/080000


つまり、会社やフリーランスの形態に関係なく、ある目的や課題解決のために形成された集団形成になります。

今はIT企業を中心に「ギルド型組織」を採用している企業が増えました。

柳井工業が目指したい「ギルド」と「クエスト」

では柳井工業では、どのように「ギルド型組織」にしていきたいのか。イメージしづらいと思うので、簡単な図解を用意しました。


1. 仕事内容・現場・単価を掲示板に載せる
2.そのクエストの条件がマッチしている人が応募する

まず、"クエスト"として仕事内容・現場・単価を掲示板に載せます。そのクエスト(条件)が自分と合う場合、自ら応募してもらいます

今までのプラント業界・企業は"トップダウン型"なので、現場を選ぶことができませんでした

ただ、一人親方(フリーランスの職人)もたくさんいる今だからこそ、ギルド型組織が実現できると考えています。

ギルド制のメリット・デメリット

最後に、ギルド制のメリットとデメリットをお伝えします。

もちろん、現時点ではまだギルド制を採用していないので、あくまでも「導入したらこうなるだろうな…!」と、想像上の話になります。

▼メリット
・自分の条件に合った環境を選べる
・自分の意思を尊重できる
・会社としてもミスマッチが減る
・人材を集める手段として最適

▼デメリット
・最初はお客様からの評価は下がる可能性がある
・質が下がる可能性がある

1番メリットは、条件を知った上で来ていただけること。ミスマッチが少なく、人材不足のプラント業界でも条件がよければ、来てもらえる可能性がグッと上がります

一方で、デメリットはクライアントさんから「大丈夫かな…?」と不安がられることです。

例えば、今まで「柳井工業の職人さん質が高かった!」と評価をいただいたとしても、ギルド制を導入することで柳井工業以外の方も増えるからです。

ただ、事前に弊社で職人さんのチェックや、信頼関係を構築できれば解消できるので、そこまで大きな懸念点にはならないかなと感じています。

・・・

今回は「柳井工業が目指すギルド型組織」と「ギルド制のメリット・デメリット」をお伝えしてきました。

プラント業界の大きな問題である「人材不足」ですが、はやくギルド型組織を導入して解消し、業界にイノベーションを起こせたらと願っています。

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