- オープンポジション
- デザイナー/広告業界
- SNSマーケティング/セールス
- Other occupations (16)
- Development
- Business
株式会社Yaahaは、ショート動画広告を通じてパートナー企業のマーケティングを支援するクリエイティブカンパニーです。
今回は、新卒で洋菓子メーカーに入社後、未経験からクリエイティブ業界に挑戦し、社内外で評価され活躍中のクリエイティブディレクター・下浦に話を聞きました。
下浦 藍 / クリエイティブディレクター
高校卒業後、製菓の道を志して短大に進学し、製菓衛生師資格を取得。商品企画への興味から4年制大学へ編入し、卒業後は新卒で洋菓子メーカーに入社。約2年間販売業務を担当した後、新たな可能性を探り、クリエイティブ領域への転職を決意。2024年4月にYaahaへ入社し、現在はクリエイティブディレクターとして活躍する。
歌やお菓子づくりを通じて、自由に表現する楽しさを知る
ーーまずは、下浦さんの学生時代についてお聞きします。力を入れていたことはありますか?
音楽ですね。父がアコースティックギターを弾いていた影響もあって、小さなころから音楽が身近にありました。中学3年生くらいからは、当時ブームになっていた「歌ってみた」動画をネットに投稿していたんです。好きな曲を自分なりに表現し、SNSで反応をもらえるのが嬉しくて。
高校・大学でも軽音楽部に所属してバンド活動に励み、ボーカルとして楽曲を形にしていく楽しさを味わっていました。音楽を「自分らしく自由に表現すること」に喜びを感じていたんですよね。こういった経験は、今の仕事にもつながっているかもしれません。
ーー高校卒業後、製菓を学ぶ短大へ進学した理由もお聞きしたいです。
昔から母が家でお菓子を作っていて、私も自然と興味を持ちました。お菓子は決まった形がないといいますか、自分の好きなようにデザインできることが魅力でしたね。音楽に通じる部分もあるように思います。
短大を選んだのは、実技と座学をバランスよく学べるから。将来的に商品企画など“自分のアイデアを形にする仕事”がしたいと思っていましたので、まずは製菓衛生師の資格を取るなど基礎を身につけました。その後はもっと座学を学ぼうと4年制大学に編入して知見を深めていき、卒業後は、チョコレートやケーキなどさまざまなブランドを展開する洋菓子メーカーに入社しました。
自分のアイデアを形にする魅力を求め、クリエイティブの世界へ
ーー洋菓子メーカーに入社後はどのような業務をしていましたか?
2年ほど百貨店で販売業務を行っていました。「商品企画をやりたい」という希望を面接時に伝えたところ「時間がかかると思う」と話をされたのですが、それでも頑張ろうと思い、業務に取り組んでいました。実際、まずは現場を知ることが大切だと理解していたので、経験を積もうと思ったんですね。
ただ、なかなか異動が叶わないなかで、新卒で入社したばかりの後輩が商品企画部への配属が決まって。「このまま続けても、商品企画への配属は叶わないんじゃないか」とキャリアパスへの違和感を覚え、転職を決意しました。
ーーどのような軸で転職活動をしていたんですか?
音楽やお菓子づくり、商品企画など「自分のアイデアを自由に形にする」ことに楽しさやモチベーションを感じるタイプだったため、クリエイティブな仕事に携わることができるかどうかを重視していました。また、SNSへの興味や関心もあったので、その領域もチェックしていましたね。
ーーさまざまな企業があるなかで、Yaahaに興味をもった理由を教えてください。
私はデザインを専門的に学んだわけではなかったのでデザイン制作会社への転職はなかなか難しい状況でした。それでも、軸はぶらさずさまざまな可能性を探るなかで、「SNSマーケティング×クリエイティブ」のワードで検索した際に、未経験からクリエイティブ職に挑戦できるYaahaを知ったんです。
前職と比較して給与や休日など働きやすさの面でも好条件でしたし、若手中心のベンチャーであれば自分のアイデアを活かしながら、仲間と刺激し合い、成長していけそうだと感じました。
新たな目線で動画を制作。社内で2年連続アワードを受賞
ーー現在、下浦さんがどのような仕事をしているか教えてください。
クリエイティブディレクターとして、動画制作にかかわる台本や編集のチェック、進捗確認、クライアントとの調整などディレクション全般を担っています。
最近はメンバーに教える機会も増えました。業務の8割がメンバーの教育とクライアント折衝、残りの2割が動画制作のイメージです。とはいえ、教育においても「こういう構成ならユーザーに刺さりそう」と考える時間は多いので、実務としてはクリエイティブ全般に深く関わっている感覚ですね。
ーークライアントとのディレクションやメンバーへの教育で大切にしているポイントは?
ディレクションにおいては、クライアントとのやり取りはチャットメインですので、すぐにお返事することを心がけています。テンポよくやり取りができていた際に、たまたま上司から褒められる機会があり“爆速の下浦”のようなスタンプができました(笑)。そういうフランクな雰囲気もYaahaの魅力だと思います。
教育は、動画の台本や編集、クライアントとのコミュニケーションなど基本的なことを教えます。教える際には、なるべくメンバーのセンスやスキルを活かしつつ、第三者の目線を大切にして「ここはもっと強調したほうがいいんじゃない?」など、的確に改善点を伝えるようにしていますね。
ーーこれまでに印象的だった案件はありますか?
介護や看護専門の求人アプリの案件ですね。広告感を抑えながら自然とユーザーに訴求できるよう、当時TikTokで流行っていた「モッパン」を取り入れ、ASMR風の食事シーンを活かしつつ、職場の楽しさや給料アップを自然に伝える動画を作ったところ、インストール数が2,300件ほど伸びて、広告予算が数百万から数千万にアップするという大きな反響がありました。
「一見すると広告に見えない」「おもしろそうだから最後まで見てしまう」というポイントが大きかったようで、まさに「自由な発想をまずやってみる」カルチャーが活きた案件でした。
ーー下浦さんが感じる、この仕事のやりがいを教えてください。
クリエイティブには正解がありません。その点は難しい反面、高評価をいただいた際の喜びは大きく、確かなやりがいですね。先ほど話した求人アプリもそうですし、社内で制作した1年間のクリエイティブを表彰する「Yaahaアワード」で、2年連続受賞できました。
Yaahaは本当に数多くのクリエイティブを制作しています。メンバーの自信作や傑作が集まるなか、自分の作品を評価していただけたことは本当にうれしかったです。ちなみに、私はイノベーション部門(前例のない新たなクリエイティブのフォーマットにチャレンジし、優れたパフォーマンスを発揮したクリエイティブを表彰)にて選ばれました。
フラットに意見を伝え合える環境で、切磋琢磨する
ーー下浦さんは未経験から入社し、クライアントからの高い評価や社内で表彰を受けるなど活躍しています。どのようにしてここまで成長してきましたか?
動画編集や台本づくりの基礎は、入社後に先輩が手厚くフォローしてくれました。その後は“実践しながら覚える”という流れでスキルを身につけていったイメージです。
正解がない分、意見が割れることもありますが、Yaahaは年齢が近いメンバーが多く、フラットな関係性なので、互いの率直なフィードバックが飛び交うのが特徴ですね。良いものは「めっちゃいい!」とフィードバックしてもらえたり、反対に改善案もハッキリ言ってもらえるので、伸びるスピードが早いんだと思います。同年代で同じような目線や感覚を持って仕事を進められる点もいいですし、仲間意識をもちながら切磋琢磨できる関係性も魅力です。
ーー入社当初からイメージしていた雰囲気とのギャップはありましたか?
思った以上にフラットで自由度が高い会社でしたね。“広告はもっと厳しい世界”と思っていたので、こんなに自分を出しやすいのかと嬉しいギャップを感じました。意見やアイデアを素直に取り入れてもらえるので、「まずはやってみる→反響を見て改善する」のサイクルが回しやすいです。
ーー社内の雰囲気はいかがですか。
いい意味で騒がしいですよ(笑)。意見やアイデアを出し合ったり、トレンドを共有したりとコミュニケーションが活発です。チャットも同様で、例えばメンバーが作った動画を見られるSlackチャンネルでは、みんな自由にコメントやスタンプをしています。
期待以上の価値を追求し、誰からも頼られる存在に
ーーYaahaが掲げる「Yaahaのみらい」「Yaahaのすがた」「Yaahaのあたりまえ」のなかで、下浦さんが特に共感しているものはありますか。
「Yaahaのあたりまえ」にある“「自分ゴト化」しよう”ですね。
「担当した仕事には責任をもち、最後まで主体的に取り組もう」という意味合いですが、あらためて「社会人は何が大切だろう?」と考えたとき、私は責任感が大切だと思いました。Yaahaは自由でフラットな関係性がありますが、メンバーは主体的に仕事を進めています。
私はクライアントからいただいている時間も自分の時間ととらえて、責任をもって行動しようと心がけています。納期厳守はもちろん、1日でも早くお出しできるように意識していますし、クライアントの期待を超える価値を提供したいと常に思っています。
ーー今後、Yaahaでどのように活躍したいですか。
みんなから「何かあれば、下浦に相談しよう」と頼られる存在になりたいですね。前職では、相談相手が見つからず苦労した経験があって。そのときに、同い年の先輩が「上下関係を気にせずに相談していいよ」と受け止めてくれたんです。それがすごく心強く、その先輩のおかげで乗り切れた場面が多々ありました。今はメンバーを教育する立場になり、私もみんなにとってその先輩のような存在でありたいと思っています。
ーー下浦さんはどのような人がYaahaにマッチしていると思いますか?
「こういう動画を作りたい」など、クリエイティブ意欲のある方はやりがいを感じながら仕事ができるためマッチしていると思います。先輩や仲間がどんどんサポートしてくれますし、伸びしろも大きいと思います。そして、コミュニケーションを楽しめる方は働きやすく、より楽しさを感じられるかもしれません。
クリエイティビティを発揮し、Yaahaで成長していきたい方とぜひ一緒に働きたいですね!