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サイカの行動指針「XICA WAY」を実践する方法(2021年3月版)

この記事は、CEOの平尾からサイカメンバーに向けて、行動指針「XICA WAY」をどのように実践したらよいのかを伝える目的で作成したものです。

今回、サイカに興味を持ってくださっている方々にもサイカのことをより深くお伝えするために、社内に向けたメッセージをそのまま公開することにしました。この記事を読んで、サイカの社風や人格を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

▼XICA WAYができた背景はこちらから

前回の記事で、「12のXICA WAYは、皆さんの才能開花を実現するために必要な能力を、抜け漏れなく網羅するように作った」とお伝えしました。ですが、作るだけではだめです。皆さんにとって使えるものでなければいけません。

XICA WAYは、タスクが終わったらそれぞれに完了マークをつけていくTODOリストのように、それぞれが独立した性質のものではありません。WAY同士が関係性を持ち、構造的なものになっています。

12のXICA WAYは、7つの「個人への向き合い方(緑)」、4つの「組織への向き合い方(赤)」、1つの「社会への向き合い方(青)」で構成されています。この3セクションは、その中でさらにグループ化されており、それぞれのWAYは、他のWAYと順序になっていたり、並列になっていたり、何かしらの関係性を持っています。

そこでこの記事では、WAYを実践する前提として、まずセクションごとにXICA WAYの構造を説明します。その上で、それぞれのWAYをどのように実践していったらよいのかをお話ししていきたいと思います。

「XICA WAYって、どうやって体現するんだろう?」そんな疑問を持ったときに見返してもらえたら嬉しいです。

個人への向き合い方

緑で表した「個人への向き合い方」は、その中でさらに「心構え」「目標設定」「PDCA」と分かれ、その順番に進みます。

心構え

「心構え」にある「01. 挑戦を愛する」「02. Resilience」は、根幹に持っていてほしいマインドです。この2つはバラバラに存在するのではなく、互いを支え合います。

▼ 01. 挑戦を愛する

私たちは、いままでにない新しい市場をつくろうとしています。その原動力の一つが未知への好奇心です。前人未到の地に足を踏み入れる恐怖や、高い目標に怯む気持ちがあるかもしれません。それでも高い目標を掲げ、果敢に挑戦する気持ちを持ち続けましょう。大事なのは、自分に限界をつくらないこと。そして失敗を恐れないことです。

▼ 02. Resilience

挑戦を愛し、果敢に挑み続けてほしい一方で、そのために燃え尽き、挑戦する気持ちを失ってしまうまで自分を追いつめる必要はありません。持続性があってこそ真のプロフェッショナルです。困難に直面したときは、チームで完遂することを考えましょう。しなやかな竹は風を受けて曲がりますが、折れることはありません。かたくなな強さではなく、しなやかな強さをもちましょう。

目標設定

このマインドを根底に持ち、次は理想を描きます。「心構え」の次にあるのが「目標設定」です。目標設定には、目標を決めるときに意識したい「03. 非連続な成長を追求する」、そして目標に向かう道筋を立てるときに意識したい「04. 論理性と創造性を行き交わせる」、2つのWAYがあります。

▼ 03. 非連続な成長を追求する

目標を定めるときに大切にしてほしいのは、「To be(理想の姿)」を描き、「As is(現状の姿)」まで逆算して筋道を立てることです。昨日までこうしてきたから、と過去の延長線上で考えると、理想の姿が描けません。イノベーションは、新結合=新しい組み合わせから生まれます。全部が地続きでなくてよいのです。いちばん速く目的地にたどり着きたいのなら、速い車をつくるのではなく、ロケットをつくりましょう。それこそがイノベーション。非連続な目標です。

▼ 04. 論理性と創造性を行き交わせる

目標を定めたあと、目標への道筋をつくるときには、論理性と創造性を行き交わせて考えます。

論理性とは、数字や事実に基づく積み上げのこと。創造性とは、感性や感覚に基づく発想のことです。この2つの、どちらかだけになっていないでしょうか。両者を行き来することで、非連続な目標を達成するための道筋が描けるはずです。

▼【図解】目標設定のポイント

PDCA

目標を立てたらPDCAを回していきます。PDCAの過程で意識したいWAYは、「05. 本質を射抜く」「06. 実践から学び続ける」「07. 最速を求める」の3つです。

▼ 05. 本質を射抜く

PDCAサイクルの一丁目一番地、Planの時点で意識したいのが「05. 本質を射抜く」です。打ち手から考えるのではなく、問題と課題を突き詰めることからスタートするということです。本当の意味での問題解決とは、属人性を排除し、再現性ある仕組みによって解決すること。そのためには、真因の見極めがとても重要です。

▼【図解】PDCAにおける問題・課題

▼ 06. 実践から学び続ける

立てた仮説を実行して結果を検証する、Do・Check・Actionの過程では、成功と失敗の要因を解き明かしていきます。ここで得られる新たな学びを、一瞬の気付きで終わらせるのではなく、仕組みとして再構築します。これが「06. 実践から学び続ける」ということです。繰り返すことで、属人的でないノウハウが蓄積され、仮説の精度も上がるはずです。

▼ 07. 最速を求める

そして、PDCAは常に最速で回しましょう。サイカでは、100点のものを1つ出すより、70点を5つ出すことを良しとします。

▼【図解】PDCAサイクルの中で意識したいXICA WAY

組織への向き合い方

ここまで、「個人への向き合い方」である7個のWAYを説明してきました。

赤で表した4つのWAYは、「組織への向き合い方」を示しています。会社は、さまざまな価値観とバックグラウンドを持った人々の集まり。個人のマインドと行動を良くするだけではうまくいきません。

自分のふるまい

▼ 08. ジブンゴト化する

組織における「自分のふるまい」として意識してほしいのが、「08. ジブンゴト化する」ことです。

チームの成功も失敗も自分のこととして語れるのが、「ジブンゴト化」を体現できている状態です。必要な行動は、自ら手を挙げ、自分の意見を持ち、伝えることです。誰かがやってくれるのを待つのではなく、主体的に関わりましょう。

他者へのふるまい

▼ 09. Respect & Encourage

▼ 10. 異なるアイデアを歓迎する

「他者へのふるまい」では、理想的なコミュニケーションについて、3つのWAYを定義しました。コミュニケーションの基盤となるWAYが、「09. Respect & Encourage」「10. 異なるアイデアを歓迎する」の2つです。

他者を虐げ、否定から始まるコミュニケーションをとっていてはチームのパフォーマンスは上がりません。まず他者の意見に感謝し、理解しようとする姿勢が大切です。

▼ 11. Openness&Fairness

この2つのWAYを実践した先にあるのが「11. Openness&Fairness」です。これは、自らの立場や権力に固執せず、積極的に他者と交流することを奨励するWAYです。

基盤となる2つのWAYを実践できないまま Openness&Fairnessを実践してしまうと、積極的に他者を打ちまかそうとするコミュニケーションが発生する可能性があります。他者の尊厳を踏みにじるコミュニケーションは取らないようにしてください。

社会への向き合い方

▼ 12.目先の利益でなく成功を約束する


最後、12個目のWAY「12.目先の利益でなく成功を約束する」は、ここまで話してきた「個人への向き合い方」と「組織への向き合い方」にある11個のWAYすべてを包含する形になっています。

どういうことかというと、個人・組織のWAYを高いレベルで実践していくことが、顧客や社会への貢献に繋がっていくということです。

私たちの事業は、自社の利益だけを求めるものではありません。お客様に成功をもたらし、社会をよりよくするためにサイカは存在しています。個人と組織のWAYを高いレベルで実践することで、もっとも難易度が高く、最終的に目指すべきWAY「12.目先の利益でなく成功を約束する」が実践できるようになります。

個人と組織のWAYを実践していくにあたっても、常に「この仕事は顧客の成功につながっているか? 世の中を良くすることにつながっているか?」と、自分に問いかけましょう

たくさんの挑戦と新たなシナジーが生まれるサイカへ

12個のXICA WAYの構造と関係性、それぞれを体現するためのヒントをお伝えしてきました。サイカメンバーの皆さんは、12のXICA WAYを体現できる人たちです。

「いつも高い目標を目指して挑戦できているね」「プロジェクトオーナーではないのに、ちゃんとジブンゴトにできているね」ーXICA WAYを中心に、こんな会話が毎日自然に交わされるサイカになったら最高ですね。

皆さんが、サイカの行動指針「XICA WAY」を実践することで、これまで以上にたくさんの挑戦と、いままでにないシナジーが生まれることを願っています。

終わりに

XICA WAYは、企業のミッション・ビジョン・バリューのうち、バリューにあたるものです。ただ、それを価値観ではなく、日々実践できる行動指針として捉えているところにサイカらしさがあると思います。

メンバーひとりひとりの価値観や考え方を尊重し、一度学んだことは個人のノウハウに閉じず仕組み化し、誰もが使える資産として共有していく。定義や基準を個々人の感覚にゆだねず体系化する。このように、本質を突きつめることで自分だけでなくサイカメンバー全員の才能開花を一緒に目指すところが、サイカの特徴です。ご興味を持った方はぜひお気軽にお話を聞きに来てください。

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