2008年に、新卒で営業職として入社したTsujimotoさん。入社した経緯や、新卒の皆さんに伝えたいコトを聞いてみました😃
「IT企業の営業のイメージが沸かない」「SIerの営業の実態を知りたい」「ソリューション営業・・・?」という人は必見です!
Q. 就活当時は2006年。IT業界へ興味を持った理由は?
最初から「IT」と決め打ちしていたわけではないです。法学部だったし、そっちにも興味はあったので最初は法務に行きたいと思っていたし、法務の資格もとっていたけど、実際就活を始めてみたらそんなに枠も多くなかったんですよね。
それで、いろいろ考えて。当時はちょうど初代iPhoneが発売される直前で、ガラケー最盛期でもあったわけですが、「これ、いいなあ」と思ってIT企業もみていったっていう感じですね!
Q. 新卒で入社後、辛かった局面は?
2008年の入社当時は、既存の大手クライアントを中心にして営業活動をしていましたが、営業方針の転換期でもあって、「新規クライアントも開拓していこう!」となっていたときでした。
僕自身は、業務系システムでの新規案件獲得がミッションでしたが、、、正直しんどかったですねーーー!
既存の大手クライアントであれば大きな金額で受注できるような案件も、新規のクライアントだとなかなかそうはいかず…。初めて自分の力で受注できるまでの時間も結構かかりました。
それでも、周りの人がよく面倒を見てくれて、たくさんアドバイスをくれてここまで来られました。仕事が板につくまでは、足掛け5、6年ぐらいでしょうか。
それまでは自分の中でしっくり来ていない部分もあったのですが、あるときに点と点がぐっとつながって線になるのを感じましたね。今までもらった教えや自分自身の経験がつながる感覚がありました。
Q. 後輩に伝えたいこと、ありますか?
仕事をやっていたらぶっちゃけ辞めたいと思うこともたくさんあったし(笑)、でもそこをぐっと堪えてやり続けることも大事だなと思っています。
僕自身は新卒入社したテックファームで12年ずっとやってきた身で、偉そうなこととかは全然、言いたくもないですが、しんどい局面をその時その時で乗り越えてきて良かったなと本当に思っています。
続けるからこそ良いこと、っていうのも確実にあるんだなと。
Q. "ソリューション営業"の面白さってなんですか?
自分の描いたとおりに話が進んで契約ができたときはすごく嬉しいし、面白さを感じますね!
SIでの営業って、「モノを売って終わり」「たくさん売る」とかでは全くないので、そこが難しくもあり面白いところなんです。
まだ世の中にないもの、頭の中にあるけど実現されていないものをお客様からたくさん引き出して、「なにに困っているんだろう」ということをたくさん引き出して、かつ、まとめていく。
自分の頭でも「どんな提案をしていけば響くか」を考え抜いて提案したことが実を結ぶのは、ソリューション営業ならではの面白さではないかなと思います。
Q. テックファームの営業で大事なことはなんですか?
うーーーーん。"自分の意思"ですね。お客様から「こういうことをやりたい」と来たときに「自分がどうしたい」かをちゃんと持てているかがとても大事になってくる。
僕自身も新人時代から上司から「で、どうしたいの?」と、幾度となく聞かれました(笑)
技術的な話は、社内に優秀なエンジニアがたくさんいますし相談して解決していける。調べられる。だけど、それよりも前に「自分がどうしたいか」をしっかり考えて、素直さは持ちつつもちゃんとやり切っていくことが何よりも大事かなと思っています。