こんにちは!
リングローには様々な個性を持ったメンバーが揃っていますが、今回はその中でもLGBTのトランスジェンダーで現在人事を担当する賀川さんに注目し、これまでのあゆみについてインタビューしてみました。
世の中の認識がバージョンアップされてどんどん寛容的になってきたとはいえ、セクシャルマイノリティとして苦労した点も多かったという賀川さん。
どんな人生を歩んで、どんな就活を経てリングローの人事になったのでしょうか?
―――答えづらい質問には無理に答えなくて大丈夫ですからね。賀川さんは女性として生まれましたが、いつ頃から自分のセクシャルに対して疑問を感じ、トランスジェンダーであることを自覚するようになったのでしょうか?
賀川:幼稚園か小学校低学年か、そのくらいからだったと思います。
なんとなく「自分は立ったままトイレができないな…」と気付いたんですよね。それと初恋の相手が女性だったので、それも「あれ?」と思いつつ。
自分の中で大きなきっかけになったのは、LGBTの方を特集した番組を小学生の時に見たことでした。親が亡くなったら性別を変えることを決心する方の話だったのですが、「なるほど」と思った自分がいて。漠然と自分もそうしようと思ったんですよね。何も無ければ亡くなるのは親の方が先ですし。そこでしっかり性自認をした感じです。
そこからセクシャルマイノリティについては内に秘めて、基本誰にも公言しませんでした。
―――中学生や高校生ではどんな生活をしてきたんでしょうか。
賀川:親が選んだ学校を受験して女子高に通っていましたが、制服のスカートが本当に嫌でしたね。でも着ないわけにもいかないので、心を”無”にしていました。できる限り考えないようにしていた部分もあったかもしれません。自分のセクシャルに対する話はあまり触れないようにして生きていました。
―――長い学生生活、辛かったことも多かったと思います。ずっと本心を隠しているのも大変でしたよね。
賀川:そうですね。でも、20歳の時に初めてカミングアウトする機会がありました。
―――それはどういったきっかけで、誰に?
賀川:歳を重ね、成人式を行う頃にはセクシャルマイノリティの自覚も強くなっていました。振袖は”ザ・女性の象徴”って感じで着たくなくて…。でも、このままで良いのかなって思う気持ちもありました。そんな時、大学のサークルの人たちと飲んだのですが、日本酒をたくさん飲んで酔っ払ってしまって。その勢いで仲の良い友だちに打ち明けたんです。返ってきたのは、「へぇ、そうなんだ~」くらいのなんてことない反応。嬉しかったですね。
家に帰ったらその日は母も珍しく酔っていたようだったので、思い切って胸のうちを話しました。どんな反応をされるかと怖かったですが、「なんとなくそう思っていたよ」と言われ、その日からは肩の荷が下りて楽になりました。
ここまでが、人生の第一章って感じですね。(笑)
今回はここまで。
自分のセクシャルを自覚してからカミングアウトまで、賀川さん自身の中でたくさんの葛藤があったことと思います。
この後、賀川さんはどんな人生を歩んできたのでしょうか。
賀川さんの人生の第二章、そしてリングローで人事を担うことになるまでのストーリーについてはまた追ってご紹介します!
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