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若手がカネを稼ぐ時代はもう終わり?今、本当に稼ぐべき○○とは

入社5年目の石井です。

最近、企業コンサルで経営者様とお話させていただく機会が増えたのですが、その際、

「自社の若手は稼ぐことへの執着が足りず、働く目的を見失っている」ということをよく伺います。

私も若手ど真ん中なので「耳が痛いな、、」となりながら聞いていたのですが、
ふと『稼ぐ』についての今までと今後を、時代背景と共に考えてみることにしました。


価値の転換期

確かに、昔に比べると今の社会人は『お金を稼ぐ』ことへの執着が減りました。

日本生産性本部が発行している「平成29年度 新入社員「働くことの意識」調査結果」でも、

平成12年以降の新卒の働く目的は“経済的に豊かになる”よりも“楽しい生活をしたい”の方が

多いことが統計として出ており、10数年前と比べると格段に『お金を稼ぐ』ことへの

執着がなくなっているのが分かります。


なぜこの現象が起こるのか、、、答えは時代背景の中にありました。

人類が生まれ早600万年。最初はモノとモノを交換し、

貨幣の誕生後はモノとカネが交換される時代へと変わりました。


そんな中、戦後の日本に目を向けると2つの事が起こっています。

① とても豊かになった
高度経済成長を経て、ほとんどの人が生きるのに困らないようになりました。

② インターネットが普及しモノと情報が皆に届くようになった
インターネットの普及によりAmazonを始めとするIT企業が流通業界に大革命を起こします。

それにより万人がタイムリーにモノと情報を得られる時代になりました。

例えば、イタリア生まれの子豚さんが一生懸命探してくれたトリュフも、

クリックするだけで自宅に簡単に届くように。

この2つの変化により、モノを手に入れるハードルが格段に下がりました。
するとどうなるか、、、

ひと昔前までは、カネを沢山稼ぐと、
手元にカネが沢山ある=手に入るモノの質も量も高い=幸福

という図式が成り立っていましたが、モノが簡単に手に入る様になった今では
手元にカネがたくさんある≠手に入るモノの質も量も高いとなり、

カネ=幸福と断言することが出来なくなりました。

そこで人々は幸福を手に入れるため、稼ぎよりも別の『何か』を追い求め始めます。


それは、『信頼』です。

本田圭佑、堀江貴文、田端信太郎等々、時代の最前線で活躍している著名人のインタビューや

書籍に目を通してみると、表現は違えど、みな同じことを口にしています。


“これからは人からの『信頼』で食べていく時代である”


その証拠に、カネと信頼が逆転している現象もすでに発生しています。

ユーチューバーは「面白い」「癒される」「勉強になる」などの『信頼』を、

広告費という形でカネに変えています。

コスメやダイエット食品等においても、インスタグラムのインフルエンサーがお勧めしていると

『信頼』出来るからユーザーは購入を検討します。

故にその人の『信頼』にスポンサーが大金をはたきます。


このように、時代は価値そのものを見直す転換期を迎えています。

若手がお金を稼ぐことに執着していないのは、モノを手に入れるハードルが下がり、

代わりに稼ぐべきモノを見失っているからです。


若者が信頼を勝ち得るためには?

前述したように、世の中全体の価値が見直されてきています。

現在は信頼がカネに変わりやすい、すなわち『信頼とカネの距離感』が非常に近い状態です。

そして、この流れは一層加速していくでしょう。

組織に属する人は、「インスタグラマーなどは個人で成功していて、世界が全く違うから関係ない、、」となってしまいがちですが、全くそんなことはありません。
若手ビジネスマンなら特にこの現象に向き合うべきです。

人から信頼されるというのはとても難しいことであり、特にビジネスの世界では一筋縄ではいきません。

いざという時のために練習が必要です。


上司やクライアントから最も信頼されていない“若手”と言われる1年目~5年目に、

いかに信頼を勝ち得るか、もしくは勝ち得るよう向き合うか。
その量によって、その人の将来の『社会からの信頼』(=年収、社会的な地位等)が劇的に変化します。

そのためには“自分にしかできない仕事”、

もしくは“「この仕事なら○○に任せるか」と言われる仕事”を増やしていく必要があります。


掃除一つとっても、「店舗の玄関前の掃除は○○が一番早く綺麗だな」と言われるレベルか。

見積書作成でも、「○○さんが一番早くミスなく見積もりが上がって来るから助かるよ」と言われるか。

データ提出でも、「○○君が欲しいデータを一番早く提出してくれるから信頼できるよ」言われるか。

営業でも、「月の営業目標数字は絶対○○が達成してくれるから頼もしいよ」と言われるかどうか。


どんな仕事であれ、依頼主から『信頼』されることで次の仕事(=信頼を得るチャンス)が貰え、

その積み重ねが、個人への『信頼』に繋がっていきます。


信頼されるには練習が必要。


ですので、“最も組織で信頼されていない時代に信頼されることと向き合うこと”によって、

将来的に信頼される確率を上げておくのです。


若手ビジネスマンが本当に稼ぐべきはお金ではなく『信頼』である


これこそがこれからの時代を生きるために必要なことです。

もし企業の若手や就活をしているみなさんが稼ぐことに執着しておらず、

働く目的を見失っているのであれば、別の視点から『本当に稼ぐべきもの』について

目を向けるのはいかがでしょうか?


まとめ

私の家の近くにはAとBの2つの喫茶店があります。

Aはチェーン店、Bは個人店。私はいつもBに行きます。


BはAよりも狭いし、コーヒーは高いし、全面喫煙でたばこの匂いが付くしで

スペック的には劣っているのですが、初老のマスターは注文もしていないのに

私の顔を見ていつも同じコーヒーを無言で出してきます。

その実家の様な会話の無い空間が安心するので、ついつい選んでしまうのです。

ここでも「安心できる」という『信頼』で喫茶店を選んでいる事に気が付きました。


…そんなことを考えていると、店内のBGMが急に安室奈美恵に。

娘に何か言われたんだろうな、、、

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