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「"恋"してもらう」気持ちで挑む、底なしのホスピタリティ
数々の大企業に対して「コンサルティングxクリエイティブ」で領域不問の課題解決を行うJBA。でも「JBAって何屋さん?」と聞かれると、一言では答えにくいんです。
そこで、実際のお客さまとの具体的なプロジェクトを通して、担当した社員は、何を考え、どんなことをしたのか。やりがいや苦悩や仕事観に至るまでをリアルにお伝えする「事例紹介」シリーズです。
今回お話を伺うのは、2018年入社のディレクター、林里穂さんです。中京大学経営学部で、中高と続けたバドミントンに継続して打ち込み、2018年に新卒でJBAに入社された林さん。2年目にして複数の案件を一挙に掛け持つディレクターとして活躍し、現在社内では、お客さまからの指名が多いことで知られています。酒屋を営む父親の背中から自然と身についたホスピタリティが強みと語る林さんに、JBAでのご活躍についてお聞きします。
スポーツ女子から新社会人へ
部活一筋10年間の彼女がJBAに感じた共通項
吉村:林さんは2018年に新卒として入社されてから現在2年目ということですが、学生時代はどんな生活をしていましたか?
林:大学時代は部活に所属して、中高と続けていたバドミントンに週7で打ち込む日々でした。積極的に時間を見つけて先輩と自主練したり、ジムに行ってトレーニングしていました。今振り返ってもやっぱりバドミントン一色の学生時代でしたね。
吉村:週7で部活ですか。毎日相当忙しかったんじゃないですか?
林:もちろん大変だと感じることもありましたが、やっぱりバドミントンが好きだったのでその生活を4年間続けることができました。アルバイトに関しても、実家が接客業なので自然と私も接客業に興味が出て、ホテルや飲食店・スポーツジムなどで働いていました。結局、好きなことをやっていたので苦しくても何とかなりましたね(笑)
吉村:ご実家は何をなさっているのですか?
林:親は地元で酒屋をしていて、その影響で幼い頃から親の接客している姿を見ることが多かったです。私たち兄弟に対して怒っていても、お客さまの前ではすぐに切り替えて、さっきまでと別人のように接客していたり、どんなことがあっても常に笑顔で店に立つ父の姿を見て、ぼんやり自分も将来はお客さまとの関わりを通して喜んでもらえるような仕事をしたいと感じていました。
吉村:なるほど。ではその考えが林さんの就職活動にも影響が大きかったと。
林:就職活動を始めたころは明確に業界を絞れずにいましたが、将来家業を継ぐことになっても様々な業界のお客さまと接することになると思ったので、多くの業界に理解を深められるコンサル業を中心に見ていました。他にも内定を頂いた企業はありましたが、最終的には「3年で10年分の成長」と掲げる若手の裁量の大きさだったり、仕事に限界や制約を作らずに何でもさせてもらえるというJBAの企業風土に惹かれて入社を決めました。部活時代から「自分に限界を作るな」という姿勢で練習に取り組んでいたので、その部分が自分に合っているのかなというふうに感じましたね。
吉村:取引先はどこも大手企業ばかりなのに若い社員さんが多いJBAは、若手にとっては挑戦できる環境だと言えますね。
林:そうですね。私もまだ2年目ですが、他の会社の2年目では任せてもらえないような仕事ばかりさせてもらってます。取引先の次長・部長クラスの人と直接連絡を取り合ったり、取引先社長への直接インタビューを任されたり、時には海外事業に関わるコミュニケーション戦略を一緒に考えたりもしています。若手のうちからスケールの大きい仕事に関われるので、周りを見ても若手の成長スピードはかなり速く、自分のしたいことには何でも挑戦できる環境が整っていると感じますね。
吉村:入社前の期待感を入社後にそのまま感じられたのはすごく良かったですね。次はそんなJBAでの林さんの仕事についてフォーカスしていきます。
走れ新社会人!奮闘エピソード①
信用は取りに行くもの
吉村:先程も大きな仕事を任されているとおっしゃっていましたが、仕事をする中でやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。
林:前任の先輩からの引き継ぎで、ある会社さまの担当を任されました。最初はそのお客さまと前任の担当者との信頼関係が強く、新任の私はまだまだ信頼していただけていない雰囲気を感じることが多かったです。それでも新任だからこそ愚直な姿勢で、分からないことがあればすぐにお客さまに確認し、できる限りお会いして直接話す機会を設けるようにしました。ある日その会社の次長さまと一緒に遠出の取材案件があって、すごく緊張したのですが、先輩や前任の方からのアドバイスのおかげもあって当日の進行管理を滞りなくやり切ることができました。すると「初めは新人だと思って不安だったけど、ちゃんと仕事をこなしてくれて助かった。今後もお願いします」とお礼のメールを頂けたんです。その時は本当に「私はこのお客さまのために頑張ろう」と強く思いましたね。
吉村:どんな会社も、それまで関係を築き上げてきた担当者が交代してしまうと少し不安ですよね。林さんの真面目で継続的な努力がお客さまにも伝わったんですね。
林:本当に嬉しかったです。何よりもまず、一緒になって課題解決に向き合える関係を早く築きたかったことが原動力でしたね。私はもともと褒められて伸びるタイプなので、この言葉は本当にモチベーションになりました。私たちの仕事では、お客さまが抱える問題を直接解決することはできなくても、その解決に向けて継続的にサポートしていくことはできると思っています。その過程でお客さまの満足する姿や感動を目に見えて感じたときは、自分の仕事に確かな手ごたえを感じる瞬間ですね。
走れ新社会人!奮闘エピソード②
部活仕込みの不屈の根性で逆境に打ち勝つ
吉村:逆に入社後、辛かったエピソードもあれば聞かせてください。
林:某建設会社が、環境パンフレット制作にあたってその制作会社を決定するコンペを開催することになりまして、そのコンペに私たちJBAも参加することになりました。そのパンフレットは建設業界に幅広く配布されるもので、今後建設業界の会社と関わっていく上では絶対に落とせない大事なコンペでした。しかもそれだけ重要なものが、なんと私の入社後初のプレゼンだったんです。
吉村:え、そんなに重大なプレゼンを初めてだった林さんが任されたんですか!?
林:はい。私がその会社の担当者だったこともあって私が務めることになりました。しかし、プレゼンまでは苦しい準備の時間が長くて、プレゼン構成やメッセージ性をいかに出すか、話す速さなど毎日夜遅くまで練習しました。当時練習に付き合ってくださった先輩方には感謝してもしきれませんね…。プレゼン当日の朝まで予行練習を繰り返しましたが、本番直前まで上手くいかずダメ出しを貰ってしまいました。さすがに心が折れそうになって、急遽先輩が代わりを務めるという話も出たのですが、どうしても最後までやり切りたいという強い気持ちでお願いし、本番を任せてもらえることになったんです。すると本番でお客さまを前にした瞬間、「この人たちのためにちゃんと伝えたい」という気持ちが溢れ、今までの練習の成果を出し切ることができたんです。結果としてコンペに勝利し、見事その案件を受注することができました。これもあの時、最後に私を信じて任せていただいた先輩方のおかげです。
吉村:初コンペでそこまで重要な案件を勝ち取るなんてすごい経験でしたね。それだけ辛い日々だったのに頑張り続けることができたのはどうしてでしょうか?
林:第一にあったのは、自分が持った仕事は何があっても最後までやり切るという思いです。先輩や同僚から信用されて任されたからには、絶対に責任を持って成功させたいと考えています。部活動をしていたころから負けず嫌いな性格なので、途中で他の人に代わってもらうなんてことは許せなかったですね。
吉村:なるほど。林さんの強い責任感や負けん気は、部活動を通して培ってきた貴重な財産ですね。
入社から2年、感じる成長
お客さま・ファーストのもと、自分にしか出せない価値を
吉村:これまでのエピソードにもたくさんのドラマがありましたが、そんなJBAでの仕事を通して得られた学びやスキルはありますか?
林:先ほどお話ししたエピソードもそうですが、この会社には、自分がしたいと思った挑戦を全面的に支えてくれる環境が整っています。だからこそ、若手である自分がお客さまに100%信用してもらうための努力は絶対に怠ってはいけないと思います。JBAの理念の一つに「(お客さまのために)そこまでやるか」というものがありますが、求められている期待以上の提案をするためには、お客さまを深く知ることが必要不可欠です。私の場合、企業や業界の置かれている社会的背景など、知識のインプットに時間をかけるようにしていますね。
吉村:それは具体的にどんなことをされてるのですか?
林:とにかく過去の社内報や会社資料を読み込んで、自分なりに思うことをノートに書き貯めます。予め背景知識を入れておくことで、課題の原因を同じ目線で考えることができ、原因の発見を早めることに繋がります。ですので、毎日決まった時間には仕事を終わらせるよう優先順位を決めて、1日3冊、会社資料の読み込みを継続しています。お客さまにノートがたまたま見られてしまって、「林さん、うちのために本当にありがとうね」って言われた時は、なんだかちょっと狙ったような感じになっちゃったけど(笑)、すごく嬉しかったです。
吉村:取引先を想う力が仕事の原動力になっているんですね。お客さまの課題をいち早く発見して解決したいという強い気持ちが伝わってきました。
林:お客さまが何か困ったことがあった時、「まず林さんに相談しよう!」と思っていただけるようなコンサルタントになることが、実は私の裏目標なんです。JBAでは、これを「大手から指名される人財」と謳っていますね。私なりに換言すると、お客さまには、私と恋に落ちてもらいたいなって(笑)。この目標を達成するまで、失敗しながらでもJBAでがんばり続けることが私の使命です!
吉村:恋に落ちてもらうって、なんだか素敵ですね。林さんのホスピタリティと、それを生かしたJBAでの活躍がよくわかるインタビューでした。ありがとうございました!