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とにかく熱狂していたい。ベンチャーの取締役を経て、再出発先を直感で決めた理由

「誰かがやれて、自分にやれないことなんて、ないんじゃないかな?」

大学入学後、将来はミュージシャンになるぞ!と決めていたので、大手音楽プロダクションのオーディションを受けて、ミュージシャンとしての一歩目を踏み出しました。結果レコード会社との何を押して売り出すのか?といった方向性が合わず、デビューには至りませんでした。そして大学卒業の1年後に大手音楽プロダクションとの契約を解除することになりました。

それまで夢のためにということで親から仕送りをもらっていたのですが、それもなくなり、働かねば!となり、まずはバイトでハンバーガーを作っていました。短期間でバイトのシフトリーダーになるなど、一定の成果を出せたのでステップアップしようと思い、今度は派遣会社に登録し、大手法律事務所のメールボーイとして働くことになりました。ここでのご縁が、その後の人生を大きく変えたと思っています。

ある時、仲の良かった弁護士先生と将来の働き方について相談していたところ、弁護士やってみたら?と。ちょうど最近法科大学院というのがあるからやってみなよと背中を押されました。働きつつ、受験勉強をして法科大学院に入学しました。
その後、無事卒業し、その年の司法試験にも合格することができました。当時はタイミングが良くて、8,000人くらい受験して、2,000人くらい合格者がでていた時期です。今上位1/4以内に入れないのであれば辞めたほうがいいなと覚悟し、一発勝負という気持ちでやりました。先輩には感謝しないとなと思っていて、あのタイミングだったから合格できたのだと思っています。

ただ、当時自分は30歳を超えてましたし、これ以上は親に迷惑かけられんという気持ちもあったので、この1発勝負はかなり緊張しました。緊張対策として「俺は絶対に受かる!」という自信をもって試験に臨もうと決意し、この年次では一番勉強したぞ!と言えるように、毎日6:00~23:00。自習室が空いている時間はずっとそこで勉強しましたし、帰宅後も法律の参考書を握りしめて寝落ちする毎日を過ごしました。

「誰かがやれて、自分にやれないことなんて、ないんじゃないかな?」

ということを、割と真面目に信じています。目指したい。やりたいと思ったら、その状態やゴールを分解して、どういう道筋でやるのかを考える。そのあとはそれをやり切れば、いつかできると思うのです。よく人からすごいね。どうやったの?って聞かれることもあるのですが、当たり前すぎて答えるのが恥ずかしいですね。どのようなことであれ、特別な攻略法があってショートカットできるなんてことは無いわけです。成果がでる、何かを達成したという背景にはやるべきことを真摯に正面から受け止めて、それを愚直に積み上げることしかないと思っています。今、活躍されている方々は、皆さん同じようにやるべきことから逃げずに、積み上げてこられた方々だと思うんですよね。
自分でチャレンジしてみて、はじめて難しさだったり、実行されている方の凄さを身に染みて感じることも多いのですが、それでもそこで積み上げるべきものは、そんなに難しいものじゃなくて、本当にちょっとしたこと、やろうと思えば誰でもできることだと思っています。ただ、それを必要十分なだけ積み上げるのはとても大変なことでもありますが。

とか、ちょっと偉そうなことを言ってしまっていますが、私も集中するぞ!と決めた物事以外はてんでダメで。そんなことも、ちゃんとできないの?と呆れられることが多いです。なのであくまでも集中してこれをやるぞと決意した場合の話です(笑)。

「事業に触れることの達成感がすごかった。虜になったし、熱狂した時間を過ごしました」

司法試験に無事合格し、司法修習を終え、弁護士事務所に勤めることとなりました。以前相談していた大手法律事務所に勤めていた弁護士の方が、独立されていたのでその事務所になります。入所初日からデューデリジェンスで、ある会社の契約書全てをレビューするという仕事を振られるなど、ハードに鍛えていただけたことは、(当時は本当に困りましたが)今では財産だと思っています。

その後、たまたま自分が事業会社側、ビジネスサイドの考え方というものに興味を持っていたタイミングで、社長から直接誘っていただけたので、デリバリー系のベンチャー企業に入社しました。2012年に入社し、2014年には取締役に就任させていただき、2020年1月まで。8年弱お世話になりました。

当初は法務だったり、管理部門的な仕事から担当していましたが、たまたま新規事業の課題解決プロジェクトを半年くらい任せていただきました。なかなか数字が上がらず辛い時期もありましたが、無事達成した時には、めちゃめちゃ気持ち良かったのを覚えています。以来、ビジネスサイドの業務から得られる達成感の虜になりました。直後に取締役となったこともあり、そこからは無我夢中でした。

あっという間の8年間でしたが、自分自身でゼロから事業を立ち上げたいという気持ちが沸き、退職して事業を始めようと単身フランスに渡りました。それが今年です。3月に一度フランスに行ったのですが、新型コロナによるロックダウンで2週間で日本に帰らざるを得なくなりました。その後、ロックダウン明けの7月に再度フランスに行きましたが、これまでと状況が180度様変わりしていて、非常に悔しい思いをしましたが事業を立ち上げることは諦めて日本に帰ってきました。

「え?それ無理やん!」という気持ちと「それ、俺がやりたい!」という気持ちが同時に芽生えたんすよ

日本に帰っては来たものの、自分で事業を立ち上げるぞ!よーしフランスだ!と気合いを入れていただけに、戻ってきて、さて何をやるかなぁ?というのは全くの白紙。いきなり気持ちを切り替えることもできず、今後どうするか?考えていました。

その時に、登録したビズリーチで、まず最初にご連絡をいただいたのが、今回お世話になった人材紹介会社のBNGさんでした。すぐに面談を設定していただき、こちらから気になる業界、ビジネスなどをいくつかお話ししたところ、ご紹介していただいた会社のうちの1社がエイシスです。

ご紹介いただいたあとは、面談→1次面接→2次面接とトントン拍子で進んでいきました。当時候補となる会社はいくつかあったのですが、「ちょっと違うかもしれないなぁ?」とか、違和感を感じた会社については辞退させていただいていたところ最終的には2社に絞られていました。
で、ここからはとても迷ってしまって。理論的に考えに考えました。ただ最後には、考え抜いて絞られた2社なので頭で考えても仕方ないんじゃないかと思うようになりました。

内定をいただいていた会社で、会う人会う人がとても優秀で前向き。本当に素敵な会社で、確実に成長していくだろうし、将来が非常に楽しみだなと心から思える素晴らしい会社もありました。それなのに、どうして最終的にエイシスへの入社を決めたのか?何故?と思われるかもしれませんが、大きく二つの理由があります。一つは「多様性」、もう一つは「心を揺さぶられた」から。


「多様性」については、組織にいびつさがあり、しかもそれを内に取り込んでおくことができる懐の深さを感じ魅力的だなと思いました。具体的には面談や、面接を通して”オタクの人が多い”ことや、”自らもサークルに所属していてコミケ前は準備で早く寝る”というエピソードを聞いていたことから、会社としてあるべき姿を設定し、そこに向けて矯正していく。異物があれば排除していくといった思考ではないこと。そういったことは問わずに清濁併せて呑み込んでいくような懐の深さを感じました。バロック音楽のバロックって、ポルトガル語で"barocco"、「歪んだ真珠」という意味があるのです。強い感情や情熱を歪に表現したものとされているのですが、自分自身が真ん丸ではないなぁという自覚があるので、そういったバロックな組織でないとやりづらい面があり、魅力的だなと思いました。
もう一つは、オファー面談で、社長の明石に「うちはユーザーが熱くてね。だから毎日楽しいんですよ。」と言われ、あぁ、エンタメいいよなぁ、と。フランスで漫画の専門ショップに行ったことをフッと思い出しました。そのあとに、明石がボソッとこういうことをやってみたいと思っているんだよねと。会社として将来チャレンジしたいことを教えてくれたんです。
それを聞いた際に、自分の中で「え?それ無理やん!」という気持ちと「それ、俺がやりたい!」という気持ちが同時に芽生えました。
なんだか、無性にワクワクしちゃったんですよね。コレだ!と。

「とにかく熱狂したい。熱く仕事したいっす!」

12月1日に入社したので、今日は9日(インタビューした日)だから、ほぼ1週間です。エイシスでの仕事という意味では、まずは組織に馴染んでいく準備期間、助走期間かなと思っています。社内の様々なmtgにも参加させていただいているのですが、想像していたよりもしっかりと地に足の着いたビジネスをしているなと感じました。まだ具体的にこんなことやってますとかをお伝えできる状態には無いのですが、これからエイシスのサービスを全世界のみんなに知ってもらえるようにしていきたいですね!オタク発の面白いものを、もっともっと世の中に向けて発信していきたいなと思っています。

結局、振り返ってみると明石とのオファー面談の際にふと思い出したエピソードに影響されたなーと思っています。

フランスの漫画専門店に行った際に、親子連れの子供が日本の漫画のポスターを買ってもらっているのを見て、自分が描いた作品でも関係している訳でもないのに、めちゃめちゃ感動したんですよ!ミュージシャンになりたかった気持ちだったり、エンターテインメントに仕事として関わるということを自分の中で勝手に蓋をしていたのかもしれないなと。そういう気持ちと向き合ったこと。あとは、何事も整った状態からって面白くないじゃないですか?多少困難なところがあるほうが燃える。常に熱狂していたいなと。

フランスの漫画専門店

フランス語で書かれているだけで醸し出される圧倒的オシャレ感!!

店内の様子

あとは組織を選ぶ際に、「信長の野望」でいうと、最初に選ぶ大名は武田信玄や上杉謙信ではなくって、伊達政宗か里見を選択したい。この気持ち伝わりますかね?
今とても楽しく仕事しているので毎日がHappyです。そして、今後はもっともっと熱狂したいなーと。

あ、でも、通勤が本当に辛いんで、そろそろ実家から出て、引越したいですね!早くお給料欲しいです!

「早くお給料欲しいっす!近くに引っ越したい!」と、茶目っ気たっぷりの酒井さん。


事業開発系職種も引き続き大募集中っす!!

インタビュー:原
編集:原
写真撮影:諏訪

おまけ(編集後記?)


「撮れ高大丈夫っすか~?」と心配してくれる酒井さん。


「ここは、やっぱ腕とか組んじゃいますかね!」とノリノリの酒井さん。


「ん?どうした?」という表情で、優しく問い返してくれる酒井さん。

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イケメンって、何やっても絵になるんだなと実感しましたw(キーーーッ!!!)

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