株式会社CINC
CINC(シンク)はエンジニアリングを中心に最先端分析を実現、ビジネスを革新的に成長させる最適なパートナーです。【TEL】03-6434-5305(受付時間:平日10:00~19:00 土日祝日を除く)
https://www.cinc-j.co.jp/
みなさん こんにちは。
株式会社CINC 人事/広報のYuinaです。
新卒採用担当として、日々学生の方とお会いしています。その中で自身について質問をいただくことも多いので、自己紹介として、私がCINCで採用担当になるまでの経緯をお話させていただきます。
大学卒業後、大阪に本社のある食品メーカーに入社しました。食品部門の営業を経験した後に人事部に異動し、主に新卒採用と新人の育成に携わりました。あらゆることにことごとく躓きながら、仕事が充実してきた4年目をすぎる頃、ふと
と頭と心が整い、退職を決意しました。
その後は韓国 ソウルに渡り、留学とワーキングホリデー(以下、ワーホリ)生活を始めました。現地ではワーホリについて書いたブログが関係者の目にとまり、在韓日本人を探していたソウルの動画制作の会社で働くことになりました。翻訳と吹き替え担当と言われて向かった面接で急遽俳優チームに所属することが決まり、雇われのYouTuberに!キッズチャンネルの制作に携わりました。
終盤は中国チームに異動し、プロデューサーとして仕事をしました。中国人と日本人が、韓国の会社で韓国語を使って中国向けの動画を作るというこれまたレアな環境です。
約1年7ヶ月間の韓国生活を終え、2018年5月に日本に帰国しCINC(当時の株式会社Core)にジョインしました。ここで再び人事として新卒採用・育成担当の仕事をスタートしました。
そんなわけで、大学時代の友人や、新卒で入社した会社の同期たちとはちょっぴり(?)異なる社会人生活を歩んできたのが私のキャリアの特徴で、お気に入りのポイントなのです。
さて、CINCではコーポレートメッセージとして
という言葉を掲げています。この言葉には、常にクライアントの想像、期待を超えるアウトプットをしていこうと言う意味が込められていますが、私は自分自身のこれまでの歩みを重ねて、私の”そうきたか。”なポイントはこのキャリアかな、と思っています。
さて、そんな私が次は六本木のベンチャー企業に入社したので、周囲の人は「なぜ?」と不思議そうに聞きます。一見ちぐはぐに見えるのですが、そこには私なりのストーリーがありました。
色々な選択肢がある中で、キャリアを定めていくのはとても難しいテーマです。私の場合、20代の終盤を迎えているので、今回の転職は自身のキャリアの大きな分岐点になると感じていました。20代のうちはあえて先のことをカチッと考えすぎず、幅広く動き回ってきたけれど、これからはじっくりと縦にキャリアを積み上げていきたいと思っていました。
そんな思いを持ちながら、過去の歩みを振り返った結果「やりたいこと」と「働き方」がとても重要という結論に至りました。
まず1つ目の軸として「やりたいこと=人事」と考えました。新卒入社した会社で営業と人事を経験し、自分がもっとも当事者意識を発揮して役割を全うできたのは、人の気持ちや本気の場面に向き合う人事の仕事だったからです。
そして2つ目の軸として「働き方=アーリーベンチャー」をあげました。私がソウルで働いていたのは設立から1年余りのアーリーベンチャー。入社時はメンバーが20名程度の組織でしたが、毎日のようにメンバーが加わり一気に50名規模に。人が増えればやれることもルールもどんどん変わります。
成長中の組織の前のめりな勢いと変化のスピード感に常にわくわく。未完成の組織で思考錯誤しながら組織と自身の成長を重ねて働くことが刺激的で、とにかく楽しかったのです。
この2つを満たす場所が私にとって最高の環境だと考え、この先のキャリアはアーリーベンチャーで人事の領域を極めたい!と、腹をくくりました。そんな時、人事メンバーを探していたCINCと出会いました。
さて、人事×アーリーベンチャーでくくると他にも色々な選択肢がありました。そんな中でなぜCINCだったのか。これは今となっては特に!なのですが事業面での優位性も大きな魅力でした。
YouTubeの仕事をしていた時に裏側の分析画面を見ることがあり、データから次の手を見いだせないかと考えていました。そこでわかったことは、
☓)データにボリュームがないと効果検証ができない!
☓)膨大なデータがあってもそこにストーリーを見出せないと活用できない!
と言うことです。なので、
○)世界最大級の日本語言語のビッグデータを保有している!
○)データを適切に活用して確かな情報・根拠にできる!
と言う点が独自性の高い魅力だと感じました。データを持ち、適切に分析できれば、ユーザーやクライアントの課題に対し、効果的な施策を提供できます。役立つことで売上と利益を生み出す事業をもつ企業はこの先も大きく成長していくに違いない!と確信しました。
就活では会社の中に
を重視する人もいますが、私の場合は少し違っていました。というのも、人事として仕事をすることを考えると、メンバーがどうか?以上に
の方がとても影響力が強いと感じているからです。
極端な話をすると「どんな人でも良いから会社のためにオーバーワークしてくれ」、「とにかく人事がいい人採用してよ」と言う考え方の会社と、「一人ひとりの気持ちを大切に、メンバーが幸せに働くことでクライアントにいいアウトプットを提供しよう」、「会社は人が全て。全社をあげて素晴らしい仲間を増やしていこう」という意識のある会社のどちらかで人事をやるとしたら、後者がいいですよね。そう、CINCは後者だったのです。
では、なぜそう思ったのか。
会社の風土を作る上で大きな影響を与えるのは、その会社のトップの考え方と言えます。人数の少ないアーリーベンチャーでは特にその影響力が大きいと言えるのではないかと思います。
私は最終選考で代表の石松と面談しました。その際に、石松がどれだけひとりひとりの心情と成長に寄り添って組織をつくろうとしているのかを実感しました。その思いは社内のいろいろな制度や取り組みに込められているのですが、代表的な例を挙げるとCore Valueです。
Core Valueとは、CINCの社員が共通して持つ行動指針のようなもので、目標設定にも紐づく大切な価値観です。ひとつひとつの項目に石松が自身の経験から得た学びを込めており、ビジネスマンとしてレベルをあげていくには、ベースとなるマインドが必要であること。そしてそこには自身と向き合う強さ、他者への感謝と言った普段なかなか言葉にすることがないけれど、忘れてはいけないメッセージが含まれています。
もっと簡潔に1~3つくらいの印象的なフレーズに集約しても良いのでは?と思いそうですが、あえて26項目を掲げている点に思いの強さを感じました。
各項目をざっとご覧いただくだけでも、CINCがベンチャーらしいチャレンジングな環境でありながら、温かいコミュニケーションのある会社であり、難しいことに面白さを見出すマインドを持っているとイメージできるのではないかと思います。
そうか、社長が誰よりも組織づくりや、ひとりひとりの成長と幸せにコミットしている会社ならば、人事として経営と同じ方向を向いて人の心に寄り添う組織作りをしていけるに違いない!と確信しました。
最終面接の直後に内定をいただき、その場で承諾。
こうして、CINCの新卒採用担当として、私の日本でのキャリアが再スタートしたのです。
最後まで、お付き合いありがとうございました。
面接でお会いできるのをお待ちしています。
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