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《事業紹介》主役は学生!地方創生インターンプロジェクトがついに始動開始。

1.はじめに

2024年2月「自分たちの力で観光地を盛り上げたい」「地域を活性化させたい」という共通の想いを持った学生が集い、地方創生を目的としたインターンプロジェクトが始動しました。

このプロジェクトでは、学生ならではの視点や、魅力を活かし、創り上げていく事で地域活性化へ、そして地方創生へとつなげていくためのプロジェクトです。

プロジェクト第一弾として、同年8月、栃木県日光市の鬼怒川温泉にて、かき氷店の開業を計画しました。

店舗出店を行う為の、物件の選定等から店舗運営まで、開業までの一連をすべてインターン生の力で成し遂げる事ができました。

▼かき氷店”こおり鬼”(Instagram)
https://www.instagram.com/kori_oni_/

本記事では、このプロジェクトについてお伝えしていきたいと思います。

2.メンバーの想い

プロフィール

なぜこのプロジェクトに参加しようと思ったのか

藤﨑

三度の飯より旅行が大好きな私は、今まで有名無名を問わず、日本各地の観光地を訪れてきました。
その体験のなかで、せっかくの観光資源にも関わらず、知名度の低さや人手不足により、その魅力を活かせていない観光地を多く目にしてきました。そんな観光地の魅力を国内外に向けて再認識させ、地方から観光業、ひいては経済全体を盛り上げられる存在になりたいと思いプロジェクトへの参加を決めました。


蔵田

私は、10ヶ月間の海外留学を経て、日本の魅力を再認識しました。全国各地の美味しい料理や素晴らしい風景は、決して当たり前ではないと実感する一方で、地方が直面する人材不足や求心力低下が観光地の潜在的可能性を制限する恐れを危惧していると感じました。この経験を踏まえ、日本をさらに誇り高く、強い国にするため、地域活性化に尽力したいと考えています。

3.どうやっているのか

近年、地方創生の方法は様々です。私たちメンバーの間でも「何が本質的な地域活性化に繋がるのか」議論を重ね、実際に飲食店を企画・運営しながら最適解を模索してきました。

その中で、自己利益を追求するだけでなく、地域・社会全体のプラスとなり、地元に愛されるお店となる事を目標とし、日々営業を行っています。

例えば、他のお店と競合するような運営や内容のメニュー提供をするのではなく「今までなかった」魅力をプラスし、周辺のお店と協力・提携しながら相互に高め合えるようプロジェクトを進めています。

4.Project History

01.企画決定

「どのエリアへ出店を行うのか」「商品はどうするのか」「予算はどれ位必要なのか」等、詳細を何度も話し合い、学生自ら社員へのプレゼンを行いました。その結果、地方創生プロジェクト第一弾は、夏の時期に大人気かつ若者のトレンドを取り入れた"伝統と流行の融合"をイメージした"和風のかき氷専門店”を出店する事が決定しました。

02.エリア選定(視察)

候補となった地域へは、何度も足を運び視察を行いました。旅行だけでは、中々触れる事のできない、地域の現状を目の当たりにしたり、直接足を運んだからこその出会いなど、地域の魅力を直接肌で感じる事のできた期間でした。

エリア確定後は、地図上で物件を探しながら地元の不動産屋や、商工会議所にも情報収集を行いました。結果、ありがたいことに地元の不動産とのご縁に恵まれ、約3ヶ月間の物件探しの末「日光・鬼怒川温泉」に物件が決定しました。

03.商品開発

かき氷店を開業するにあたり、かき氷機の選定から行いました。まずは、海外で流行っているトレンドの《最新かき氷機》を購入し商品開発を行っていましたが、想定していた氷の食感と異なり、商品としてお店に出すことは、難しいと判断し、新たにかき氷機を購入しました。

04.店名決め

店名は、「かき氷」と「鬼怒川」にちなんで"こおり鬼"に決定!
学生自らロゴのデザインを行いました。

05.開店準備(内装・塗装・掃除)

物件は、10年間空き家となっていたため、建物の外には、雑草が生い茂り、水道や電気も止まっていました。炎天下の中、メンバー全員で草むしりを行ったり、床の清掃掛け、ブラシ磨き、そしてお店のレイアウト構成等、メンバー全員で力を合わせ手作りでお店を作り上げました。

06.OPEN

2024年8月10日、ついにかき氷専門店"こおり鬼"を鬼怒川温泉へOPENすることができました。

準備を行う中で、私たちがこの企画について地元の方々にお話をすると、常に多くの応援のお言葉や、ご支援をいただき常に私たちの活力となりました。

鬼怒川の地域を盛り上げに少しでも貢献できるよう引き続き活動を続けていきたいと考えています。

4.反省と学び

とにかく準備が重要だったと痛感

試行錯誤をしながら始まったかき氷屋のオープンまでには、多くの反省と学びがありました。

大きく一つ目の反省点は、プロジェクトの様々な局面で、万全な準備ができていなかったことです。

CASE1.

例えば店舗物件探しの際、候補地がいくつかあり、検討を重ねていたものの、実現可能性のある物件を得ることが出来ず、全体のスケジュールが遅れてしまい、その結果、当初7月末に予定していたオープンが、8月中旬にまでずれ込みました。

時間に余裕を持ち、複数候補地を調査していれば、よりスムーズに店舗を確保できていたかも知れません。

CASE2

また、商品開発や食材・資材の調達に関しても準備不足だったと感じています。

当初は、日光の天然氷を使用したかき氷を予定していましたが、天然氷は貴重で人気の為、数年先まで予約が埋まり、一見さんでは仕入れることが困難でした。

しかし私たちが問い合わせをしたのはオープン予定日の1か月前・・・当然ですが、氷を仕入れることは出来ませんでした。

コミュニケーションの大切さを実感

次の反省点は、メンバー間でのこまめな意思疎通・情報共有が出来ていなかったことです。

コミュニケーションが不足していたことで、認識の食い違いが生じ、それによりプロジェクトの進行が滞る場面がありました。

CASE1.

例えば、メニュー内容の決定時において、店を運営する目的が《利益の獲得》なのか《地域貢献》なのか、メンバー間で認識が食い違っていたことにより、どのようなメニューをどんな形態で扱うのか、意見の対立が生じました。開店までのタイムリミットが迫る中でのこの対立は、商品開発の遅れの原因ともなりました。

CASE2.

また、スタッフ募集の際、どのような人材を何名集めるのか、また雇った店員さんの働き方や手当てをどのようにするのか、募集担当との間で意思疎通が疎かとなっていました。これにより、せっかく募集に応じてくれた店員さん候補を逃すなど、効率の悪さが露呈しました。

このように反省点も沢山ありますが、プロジェクトを通じ、学びを得ることもできました。

5.今後への学び

最大の学びは、事業のあらゆる局面において「うまくいかないこと」を想定し、早めのアクションと代替案の準備が常に必要であるということです。

物件確保や商品開発で後手を踏んでしまった反省を、今後プロジェクトの2号店、3号店と企画をしていく際に必ず活かしたいと考えています。

また、実際のお店の運営や、地元の方々との連携を通じ、地方ビジネスの特殊性についても学びを得ることができました。自分だけが儲けようとするのではなく、周りの店や地元の人々との交流を大切にし、地域全体での共栄を志向するビジネススタイルは、地方ならではのあたたかいものでした。

以上のように、今夏のプロジェクトを通じて、私たちは反省・学びの多い貴重な経験を得ることができました。

これらの学びを糧に、鬼怒川温泉のさらなる活性化に一層尽力するとともに、ほかの魅力的な地域でも同様のプロジェクトを展開し、日本各地の盛り上げに貢献していきたいと考えています。

最後までお読みいただきありがとうございます。

本日は、インターンプロジェクトについてお届けしました。

ワクトリでは、現在《インターン地方創生プロジェクト》第二期生を募集しています。

地域の方々との関わりや、インターン仲間とのコミュニケーションを通し、地域活性化につながる手段を模索しながら、学生ならではの視点や、魅力、そしてあなたのアイディアを活かし、地域創生に関わってみませんか?

少しでもご興味を持っていただけたら【話を聞いてみたい】ボタンからエントリーお待ちしております。

インターン募集はこちら👇

学生インターン/地方創生
学生インターン|アイディアを活かし地域を盛り上げる・地方創生プロジェクト
■インターンプロジェクトとは ・地域を活性化させたい ・自分の力で観光地を盛り上げたい という共通の想いを持った学生が集まり、2024年2月に地方創生を目的とした インターンプロジェクトが始動しました。 学生自らがイニシアチブを取り、裁量を持ち、挑んだこのプロジェクトでは、 ・学生ならではの視点 ・学生だからこそ感じる魅力 これらを活かしながら、地域活性化に取り組んでいます。 ■プロジェクト内容 プロジェクト第一弾は、 始動から2ヶ月後の2024年8月 《栃木県日光市の鬼怒川温泉》にて、 かき氷店”こおり鬼”をオープンしました。 ▼Instagram https://www.instagram.com/kori_oni_/ 地元の方々からのあたたかい支援を受け、 店舗物件の選定から商品開発~運営まで すべてをインターン生で成し遂げました。
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