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ベンチャーのデザイナーになって、意識的に実践し続けた3つの事

この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2018 10日目になります。


こんにちは。株式会社ホワイトプラス、リードデザイナーの @nozue です。
ホワイトプラスでは主にリネットのデザイン全般を担当しています。

私は半年前にホワイトプラスに入社したのですが、前職では制作会社でデザイナーをしていました。
事業会社のデザイナーは制作会社とは違った意味で刺激的で学ぶべき事がたくさんあります。
それと同時に戸惑ったり、苦戦したり、不慣れな事も数多くありました。

今回は半年間で私なりに意識し続けた3つの事を書いてみようと思います。

1. 小さな守・破・離を繰り返してみる

それらしく言っていますが、難しい事は一切やっていません笑
基本中の基本ではありますが、重要な事なので初心にかえって意識しました。

守「まずは学び、丁寧にやりきる」

デザイナーとして、ある程度経験を積んでいたとしても、
新たな会社では新人であって、分からない事のほうが多いわけです。

今までの歴史や仕事を知らないまま突っ走っても
空回りすることは目に見えているため、

まずは自分の中の常識に囚われず、
この会社の仕事の仕方を学び、実践する事に集中しました。

破「改良の余地があるところは変えてみる」

仕事を覚えていくと、「あれ?」「なぜ?」と
違和感を感じるポイントが色々と出てくるわけです。

分かっていても変えられていなかったり、
そもそも違和感に気づいていなかったり、
どこの会社でもよくある事だと思います。

勿論良い方法はどんどん取り入れるべきですが、
改良の余地があるものは積極的にチームに投げかけ、
メンバーと意見を交えながら仕事のルールややり方を変えていきました。

新人は何も知らないからこそ、物事が冷静に見える場合もあるので、
違和感を感じたら正直に伝える事が大切なんだと思います。

離「少しずつ周りを助ける」

仕事を学び、出来る事が増えていくのと同時に、周りを助ける事も意識しました。

チームの誰かが困っていたらカバーに入る。
学んだ仕事で周りを助ける事によって、チーム全体のパフォーマンスが上がる。
そして新たな仕事を学ぶという好循環を作る事ができるわけです。

意識したのはこれらの小さな循環をいくつも作って繰り返す事です。
幸いホワイトプラスはスクラムで仕事を進める事が多く、
1週間単位で様々なタスクを高速で処理していく必要があるため、
自然と小さな循環が生まれやすい環境だと思います。

まずは小さな実績と信頼を積み重ね、
ひとつずつ前に進み続ける意識が大切なんだと思います。

2.会社のドキュメントをリデザインしてみる

会社のドキュメントのリデザインとは、分かりやすく言うと「会社の資料をデザインし直す」事ですが、
入社早々に会社のドキュメントをリデザインした理由は2つあります。

理由1「会社や事業を出来るだけ早く理解するため」

会社のドキュメントって、事業計画であったり、ブランド戦略であったり、
重要な情報が凝縮されているわけです。

入社した人にとって大切なのは、会社や事業がどこに向かっていて、
何を成し遂げたいかを出来るだけ早くキャッチアップすることです。

そして、それらを分解して自分の仕事にどう落とし込めるかが重要だと思っています。

「アウトプットこそが最大のインプット」と言われるように、
リデザインする事で、情報が頭の中でビジュアライズされ、
会社や事業への理解がより深まると感じました。

理由2「誰かの役に立つかもしれないから」

自分の理解を深めるだけでなく、誰かの理解を助ける事もできます。

今いる社員だけでなく、これから入社する社員、
そして社内だけでなく、社外の理解促進にも繋がり、

一石二鳥、いや一石三鳥くらい意味のあるのが
ドキュメントのリデザインだと思っています。

とは言いつつ最近は忙しくなってきて(言い訳)ドキュメントのデザインが全然できていませんが。。。
リデザインのしがいがあるドキュメントはまだまだあるので、
これからも合間を縫って作っていく予定です。

リデザインのポイントは5つ

私がリデザインをする時に意識したポイントが5つあります。

①初めてドキュメントを見た時の印象を忘れない事。見た時の違和感がリデザインのヒント。
②情報を読み解き、整理し、伝えたいポイントが何かを理解すること。
③情報の優先順位を付け、取捨選択すること。
④デザインは出来るだけシンプルに、デザインの4原則(整列、強弱、近接、反復)を意識して分かりやすく。
⑤デザインしたものを時間を置いて再度見てみる事。脳がリセットされるので冷静に判断ができる。

あと、気を付けるポイントとしては、いきなり作り始めない事。
頭の中で情報をしっかり咀嚼してから手を動かす事が大切だと思います。

3.自分が貢献できる軸をしっかりと意識する

ホワイトプラスに入社して素敵だなぁと感じたのは、
とにかく色々な事にチャレンジできるということ。

制作会社の時って良い意味でも悪い意味でも担当領域が決まっていて、
デザイナーならデザインに集中する事が多かったんですが、

ベンチャーの場合「事業を成長させるために何をするのか?」
という視点が強くなるため、目的のためであれば極端な事を言うとデザイン以外もやって良いわけです。

やれる事に制限がない(好き勝手やる意味ではなく)というのは、
楽しい事ですし、ワクワクするんですが、
1つ気をつけなければいけないなと感じた点があります。

「自分の軸を見失わない事」です。

・「自分は会社やチームから何を求められているのか?」
・「自分は会社やチームに対して何ができるのか?」

この軸を意識しないとトンチンカンな事をして周りから理解を得られなかったり、
自分の強みが周りに認知されずに成果の出ない仕事をしてしまう可能性もあるわけです。

まずは自分の軸足を意識して、しっかりとバランスを保つこと、
そして自分の手が届く範囲で何ができるのかを模索してみること、
そうすれば自然と正しいチャレンジができるし、
失敗してもリカバリーができるんだろうなと思っています。

まとめ

入社して半年しか経ってませんが、自分なりに考えて実践してきたことを書いてみました。

①小さな守・破・離を繰り返してみる → 小さく繰り返す事で全体のパフォーマンスが上がる
②会社のドキュメントをリデザインしてみる → 会社や事業の理解を深められる
③自分が貢献できる軸をしっかりと意識する → 自分の手が届く範囲で正しい挑戦できる

当たり前の事もたくさんあると思いますが、自分の中では意識してやって良かったと思っています。
そしてこれからも試行錯誤を繰り返しながら色々と実践し続けていく予定です。

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