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「水・空気・WHILL!」26年目のセカンドキャリアで描く、やさしい世界とは?


まえがき written by WHILL HR
入社時に行った全社ミーティングで、『“水・空気・WHILL”を実現させる!』と熱い決意を語り、社員の心を鷲掴みにした倉持さん。25年間勤務した会社を退職し、家族に大反対されてもWHILLで叶えたいこととは−?

【プロフィール】
倉持 昌彦 明治大学卒。新卒で株式会社もしもしホットライン(現りらいあコミュニケーションズ株式会社)に入社。SV、センターマネージャー、統括マネージャー、内部監査部門など幅広い業務を経験し、2021年8月WHILLへ入社。カスタマーサポート部にて、コンタクトデスクの構築に従事。

現場へのこだわりと、お客様への想い

ー大学卒業後、1社の会社で25年間勤め上げられたんですね!ファーストキャリアでコンタクトセンターのお仕事を選んだ理由はなんですか?

当時は今ほどコンタクトセンターの仕事は脚光を浴びていない時期でしたし、最初から興味があったわけではありません。
ただ、高度経済成長でモノは作れば作るほど売れる時代だったところから、バブルが崩壊してお客様側のニーズに合わせた商品作りをしていかないと時代遅れになると言われるようになっていきまして。
コンタクトセンターは「世の中の企業とお客様の橋渡し役になるんだ」と知って、こんな仕事なら社会の役に立てるのでは?と思い、入社しました。


入社後はセンターの管理者であるSVから始まって、数拠点のマネジメントやコンタクトセンターの立ち上げに従事しました。まさに「ヒト・モノ・カネ」3つのマネジメントと歩んできた25年でしたね。

ーどうしてこのタイミングで転職しようと思ったんですか?


会社のミッションとして管理部門を強化することになって、内部監査部門へ異動になったのがきっかけでした。現場にいた人間が内部監査を行うのは非常に意味のあることでしたし、非常に勉強になりました。

ただ、現場中心の生活にすごくやりがいを感じていたので、やっぱり最後は現場で働きたいなと。
自分たちのやったことが結果として表れて、クライアントやエンドユーザーに喜んでいただけることも、時にはお客様に怒られて学ぶことも、世の中をいい方向に進めていくものだと考えていたので、人一倍現場への想いやこだわりも強いのかもしれません。


また、これがきっかけで自分の人生について考えた時に、社会人として働ける期間はもう残り少ないなと考えるようになりまして…
限られた時間の中でもっと社会に貢献できる仕事につきたい、自分にできることをやり遂げたいと強く思い、転職に至りました。

家族に反対されても、変わらなかった意思

ー25年勤めた会社を辞めてスタートアップに転職。ご家族の反対はなかったですか?


正直、ありましたね(笑)子供たちもまだ進学を控えていますし、ここまでやってきてわざわざ今辞めなくても…と、特に妻は心配していました。


ただ、転職活動を通してWHILLに出会い、面接の前に代理店でWHILLに試乗した瞬間に、感動したんです。「この製品は、やさしさでできている」そう感じました。
いろんな技術がつまっていて、走行性も滑らかで機能性も高い…でもそれ以上にWHILLのデザインに魅力を感じています。


体が不自由な方にとって車椅子は、身体的・精神的両方にハードルがあるものだと思っています。周囲からの見られ方を気にして外に出るのが嫌という方もいる中で、WHILLは見た目のかっこよさを追求していて、ひとつのモビリティとして乗りたくなるものだと思いました。そこにやさしさが詰まっているなと。
だからこそ、WHILLに入社したいというより、WHILLをもっと世に広めていきたい、広めていかなければならないという思いに駆られました。


その後、無事に内定をいただいたので「妻を説得する材料はないか?」と社員の皆さんに相談しました。CEOの杉江さんを含め皆さんすごく親身になってくれて、特に日本事業部の池田さんは「WHILLに乗ればご家族もきっと良さがわかっていただけます。いつでもご自宅にお持ちしますよ!」と!

こういった会話を通してWHILLメンバーの“世の中を変えよう”という本気度がひしひし伝わりました。私も妻に熱い気持ちを伝えて、最後は納得してもらえましたし、今では家族みんなが私を応援してくれています。


WHILLが当たり前に利用されるやさしい世界へ

ー無事入社されて、現在のお気持ちはいかがですか?
入社前と変わらないどころか、現場を目の当たりにしたことで日に日に想いが増していますね。
今後ますます高齢化が進む中で、免許の返納や体の不自由を理由に高齢者の方が外へ出かけられないなんて世の中であってはいけないと思いました。

なので、自動車が当たり前のように走っているのと同じように、WHILLも当たり前のように街を走り回っていてほしいです。


当たり前にあるものってなんだろう?と考えた時に空気と水が浮かびました。空気と水と同じようにWHILLが世界中に標準装備されて、みんなが当たり前に利用している世の中にできたらいいですね。まさに「空気・水・WHILL」です!


今はまだ、街中でWHILLを見かけると「あ!WHILLだ!」と思って嬉しくなるのですが、それを見ても感動しないくらい普及していれば、多くの方の生き方に貢献できていると思うので、そんな世の中を目指していきたいと思います。

ー入社1ヶ月で感じる課題や、現在取り組んでいることはありますか?
現状、部署のメンバーは体系だったマニュアルもなく、十分なトークスクリプトもない状態で半年以上がんばっていました。なので、これまでのコンタクトセンター立ち上げの経験を生かして、まずはメンバーがきちんとお客様に対応できる仕組みやルールを整備していきたいです。


また、今後WHILLが世の中に浸透していくためには「お客様の声」がとても重要になります。今はどの企業でもカスタマーサクセスやカスタマーサポートに力を入れているのですが、WHILLはまだ伸び代があると思っています。お客様から寄せられる意見や要望が最初に届くのは我々が担当するコンタクトデスクなので、その声を社内に共有して製品開発やサービスのさらなる改良に繋げていきたいですね。

ー今後の展望について教えてください!
スタートアップのスピード感にまだまだついていくのが精一杯で、大変だなあと思う面もあるのですが、全て前向きな苦労と感じていてすごく楽しいです。今この課題を解決したらもっと広がる世界がある!と毎日感じているので、この状況を楽しみながら、自分が目指す世界や、会社としてのミッションを遂行していく一員になれたらなと思います。

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