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【私が働く理由】業務委託で「集職」して1年、「複業」を継続中(営業・記者 大畑明仁さん)

 大阪市内に移転してから、自宅に毎月無料で宅配される「週刊大阪日日新聞」をいつしか楽しみにしていました。自社で求人広告代理店を長くやっているので求人記事にも注目していました。「このメディアは絶対使える!」と感じていました。理由は「まだアクションを起こしていない眠れる潜在層」を叩き起こす力があるからです。検索という行動をまだ起こしていない層、そもそもネット検索する習慣がない膨大な層に、家の敷居を越えて直接アプローチ出来る仕組みだからです。

 私は昨年夏に載った「業務委託スタッフ募集」に応募し、日日新聞のスタッフになりました。「事業をやっていますが大丈夫ですか?」と尋ねると、「履歴書をご持参ください」ということで、半世紀ぶりに履歴書を作ってみました。これがなかなか楽しくて、自分史の棚卸しのような気付きの多い充実した時間でした。
 そうして週刊大阪日日新聞に、「業務委託社員」として「就職」ではなく「集職」しました。そして「副業」という中途半端なものではなく「複業」として本気で取り組んでいます。少年時代から新聞記者志望だったので毎日が楽しくて仕方ありません。歓迎会では学生インターンに混じってシニア代表のような立場でしたが、「最近の若者は会社の飲み会には行かないって誰が言うてんねん!」というぐらい盛り上がりました♪

 この職場は誰もが「さん付け」で呼び合い、役職名で呼ぶ人は誰もいません。また月給制社員と業務委託社員の壁もまったくなく、みんなフラットな感じで上下関係のない理想的な組織だと思います。
 私は求人業界40年以上のキャリがあってそれなりに自信があったのですが、同じ広告営業でも宣伝広告は勝手が違っていて最初は結構苦戦しました。半年ぐらい経って気付いた事は、求人はバッティングで、宣伝はピッチングだという事。前者は対応力、後者は戦略力が重要です。65 歳の今でも毎日が発見の連続ですね。



 最近、会社から社の求人広告作成を任されて、2025新卒を業務委託で募集してみました。「就活2025大阪日日新聞」で検索してみてください。第二新卒・中退も可です。
「新卒から業務委託」…今は珍しいかもしれませんが、5 年後には普通になって、月給をもらうような時代はもう終わりつつあるのかもしれません。そうなると、現代で必要なのは「稼ぐ力」。業務委託という働き方はその力が身に付きます。学生起業家もブームになっていますが、先に業務委託でニチニチのような場所へ就職して、社会人スキルと人脈を作るというのも手です。
 そもそも「新卒」「中途」のようなくくりで採用を行っておらず、通年募集で年齢・経験・学歴・国籍オール不問。子どもが新卒の就職先を親に相談すると「あれっ!私もここで働けるやん♪」「 ワシも役に立てるかな♪」と思いつく、なんてことも。親子で新しい職場で一緒に活躍できるって素敵だと思いませんか?

 ちなみに、<B面の仕事>として、レコード専門のDJをしています。「昭和のレコードパーティー」を主催(2024年11月現在101回開催)、現在は、大阪市大正区の「タグボート大正」で毎月2回毎月第3金曜日のイベントを担当しています。そちらのお声がけもお待ちしています!(笑)

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